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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

稲刈り2014年 頼もしい助っ人達



 今年の狸田んぼなのであります。これでも見る人が見ると、アチャー・・・という状態です。

 薄ーくヒエが生えているのが分かる方いるでしょうね。

 稲刈りの直前にこんな状態ではダメなんですねえ・・・、草取りが圧倒的に少なかった・・・、大反省なんであります。

 借りている師匠にも申し訳ない・・・。東京もんに貸して、無農薬だかなんだか知らんが、結局はヒエだらけ・・・。

 もう惰性で続けるにはダメですね、対策考えないと。

 そんな中でも光明が。

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 今回非常に頼もしい助っ人が現れました!

 金曜という平日であったためか、悉く人が集まらず、まあどうしましょう?というときに来てくれた、なんと高校生なんだよね。

 あの高専の子達と同じ高校、しかも同時に自転車に関する部活を立ち上げた子でもあるんですね。どうやら、お互い合流するそうであります。そうした詳細・近況については、また別の機会でご紹介、と行きましょう。

 この二人が、まあよく動いてくれて、非常に!!!!助かった!次第でした。

 イヤー、よかった、すばらしい働き!

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 あとは、ポキさんやカカなどの内輪も加勢して、そうそう塩沢のお姉様もいたか・・・、セーノ!ってな具合に、一気に刈り入れ始めましたよ。

 一部下が柔らかくて、バインダーという機械が入りにくい箇所がありましたが、なんとか・・・、できました。

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 師匠は、畦で藁なわ作りと頭脳労働のご支持をいただき、子狸も畦で、適当な応援団でありました。

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 やったぜ!日が落ちる前に完了です。

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 左に見えるのが、バインダー君。これはイネを集めて刈り取ってから、麻ひもで縛って、横に投げてくれるというありがたい機械。今のコンバインが主流になる前には、花形だったやつですが、今は地味ですねえ。

 それでも、手刈りから比べるとだいぶ楽なのであります。

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 ゴッソリと、ハザにかけていきます。

 と、ここで一応終了なんですが・・・例年では・・・。今年は色々ありまして、耕作地が増えたので、それはまた翌日にということで、まずは一日が終了、お疲れ様でした。

 イヤー、高校生はよく食うわ、気持ちいいくらいね。そして夜寝る前に、英語の勉強をしていました、感心、感心。

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 二日目。今年増えた分の田んぼを刈ります。

 ここでも最強クラスの助っ人が、参戦してくれます。

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 なんと地元のトシオさんと、そして、ポキさんのご両親であります。ポキさんのご両親は田麦山のすぐ近くに、お住いで、昨年まではお米を作っていたそうですが、色々あって、やめたということです。

 昔取った杵柄・・・どころじゃない、ほとんど現役、いや、それ以上の働きをしていただいたんですねえ。

 もう、ほとんどサイボーグ・・・ですね。七十を超えてはいるとはいえ、高校生が驚くような動きでありました。

 老若男女合わせて、最強クラスの尖鋭助っ人の皆さんのおかげで、こちらも昼過ぎに完了!

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 それを師匠の自宅まで運んで、ハザに架けます。

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 オオ!やった!毎年この光景を見るためにやっているような・・・ものかしら?

 通常なら、今年の米作業はこれにて終了・・・なのですが、今年はもう少しこの後の作業、脱穀から籾割りなど、食えるようになるまでの、お手伝いしなければ、というような状況です。新米まで、もう少しかな?

 しかし・・・。色々考えさせられます。

 今まで、田んぼ遊びができたのは、師匠達のお陰なんであります。

 しかし、その師匠達も、寄る年波には勝てない。ということは、これまでのような師匠頼りの田遊びは、そろそろ終わりにしないといけない時期に来たか?という状況です。

 では、キッパリやめるか?または形を変えて続けていくか?いずれかになると思います。

 そういうときに、キラ星のように現れた、高校生達。

 彼らの休みは8月の上旬から、10月の上旬まで・・・。さすがに後半はだれるという事を言ってました。ということは、この高校生には多少長すぎる休みを、どう活用していくか?ということが試されている。

 彼らはいずれ、自転車部というような形で統一されるでしょう。

 自転車を使って、どれだけこの二ヶ月を豊かにしていくか?ということも大いなる課題になるかと思います。

 長期ツーリング、長距離ツーリングもしかり、自転車の大改造も又しかり、自転車をつかってのボランティアなどの企画実行も又しかりなんでありますが、ここに米作り・・・なんて事を絡めたりするのってどうなんだろうか?なんて考えるわけなんであります。

 農業と自転車を絡めたあり方、別の言い方すれば、食と自転車といっても良い。

 エエ?なんで理系の彼らに?機械系の彼らに?なんて言うアホな疑問は湧きようがありませんな。

 何やら、国立大学から文系が消えるとかいう話が、現政権下で、加速しつつあるとかききましたが、学問のなんたるかを分かろうとしないアホンダラに権力を渡すとこういう発想になるから困ったもんであります。

 知的好奇心に文系も理系もないんだよ。そして、理念なき技術がいかに暴走して収拾つかなくなるのか?フクシマ見てわからんのか?まあ、だから再稼働とか言えるんだね。まあ、そんな次元なのであります。

 農を扱うものを百姓といいますが、百の姓を持つということなんだよね。植物、土壌、細菌、化学、気候、建築、土木、機械、流通・・・あらゆるところに長けていなければなりません。百姓はバカでも、りこうでもできない、名言です。農学部出たからといって、すぐできることじゃあない・・・という意味。

 そして、もう一つ。農の中には、実は自治へのカギがあるんです。もしそれで食えていく、文字通り食えていくとなると、あとの経済活動には、カッコがつきます。このカッコ付き「経済活動」というのは、いわゆる死活問題から外れてくるんですねえ、だって食えているんだから。

 このことの持っている、可能性は決して低くはありません。死活問題から外れた「経済活動」が一体どういう風に化けていくのか?これはまあ、ワクワクしてくるわけなのであります。とんでもないものができてくる、土壌ができうる・・・、ということなんであります。

 そういう意味で、農は軸になり得ます。

 そういう可能性のある農という活動に、高校生の時から立ち入ることができるとしたら・・・。まあ、悪くないでしょうな。

 と、一人の親父がヤケになっても仕方ない、こういう話は隠しておいて、まあ新米食わして、来年自分たちでやらないか?自分たちで作った米がいかにうまいか、体験してみないか?!でいいんじゃないか、とも思うんだが・・・。

 とにかく、今年の田遊びの大山は越えました!稲刈りだけでなく、お手伝いいただきました、皆様には、心より御礼申し上げます!

 来年は・・・、ちょっとどうなるかは分かりませんが、できれば形式を変えても、継続・・・と行ければ、と思う次第なんでありますので、お知恵なども、お借りできれば、なんて思います。

 お疲れ様でした!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
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