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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

板張り250メートルバンクを走るには・・・



 実にプロショップ的なお仕事をいただきました。

 伊豆の修善寺にある、日本で唯一の木製板張り250メートルバンクで、記録会かな?があるので、決戦用のワッパを組んで欲しいというご依頼がありました。

 ものはというと、競輪用の16Bゴールドという、ある意味プロ用のがちリムですね、それに、いまは無きNJSスズエのプロマックスハブの持ち込みで、もちろん八本取りで・・・組み付けた、というわけなのであります。

 まあ、精度がいいもんで、すぐにでも組み付けができるという代物なんですが、問題は、板張りということなんであります。

 通常日本のバンクでは、ラバーコーティングのようなもの、テニスコート場にも使われているらしいですが、そうしたコーティングが路面にされているので、タイヤはそこそこバンク用のものであれば、ほぼ問題なく走ることは可能なんですが。

 木の板張りとなると、事情はチョコッとというかだいぶ異なるようであります。

 車体も25キロ以下になると、滑るらしい。この滑るというのは、最高斜度が確か47度くらいなの?傾斜の厳しいバンクなので、車速が落ちると、ズリッと下に滑るようなんでありますな。

 滑るにはスピードだけでなく、タイヤも影響しているんじゃないか?と。

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 ビットリアで探してみると、このピスタエボcsが、板張り専用ということなのであります。ですから、通常のバンクよりも滑るといわれる板張りには、是非、こうした専用のものをオススメします、ということになります。

 ただ値段が、15500円くらい一本です。それを前後二本となると三万円強・・・となってしまいます。

 国産のソーヨーなんかも大体同じ、いや少し高額なくらい・・・これは木製バンクの出入りだけで大変なことになりますね。

 まあ、ゴルフからみれば・・・ということもなくはないのかな?パンクしないで、大事に手入れをしながら使うとなれば、外ではない分多少は長持ちするかな?などと色々考えてしまいます。

 まあ、そういうことで、お父さん達の趣味を支えつつ、自転車競技のすそのを広げていくためには、このタイヤの出荷に関しては、当店としては相当考慮する・・・ということだけ申し上げておきましょう。ある種利益度返しで・・・ということになりますかな?

 運も悪く、このビットリア、この10月1日をもって値上げされてしまい、まあ、これだけ円が安くなれば、それもまあ無理はないのかな?なんて、アベノ何たらを苦々しくも思いつつなのであります。

 あと、タイヤの貼り方ですねえ。まあ、基本しっかり貼りましょう。リムにヤスリを入れて足付けして、セメントを何重か塗っては床を作って、タイヤ側にもセメント。

 それをはめてから、少し空気を入れてセンターだし。まあ、いいタイヤは勝手にセンターが出てくれますんでね、その辺は簡単であります。

 センターを確認してから、高圧をかけて圧着をさせる。その際脇から飛び出たセメントをきれいにはがしていく。

 取りきれない残渣に関しては、溶剤で溶かし落としてほぼ完了。

 貼り付いたら、最後は空気を完全に抜いて、帯状になったタイヤにセメントの剥がれがないか?確認します。

 今から約10年前ですか?アテネのパラリンピックの練習機材を受け持ったことがありまして、毎週合宿前にチューブラータイヤを手入れしては、数ペアずつ出していたことがありましてね。

 選手に機材の破損から怪我があってはいけない、ということで、実に厳しいチェックを受けて、最初のうちは6割ほどが使えないと突き返されていましたね。

 大会が近づくに連れて、ほぼ100%使ってくれるようになり、最後にはホイールの振れも一切なくなる、なんて事もありました。

 店主から見るに、まだまだ使えるタイヤを外しては、セメントのチェックや補給、時にはすべて剥がしては、再度床作りからはじめて、数ペアすべてのタイヤを貼り終える頃には、もう朝近くになっていましたね。すると、早朝合宿へ行く選手が現れて、ホイールにまみれて寝ている店主は飛び起きて、搬入手伝ってから、また寝入る・・・。

 こんなことで、随分と鍛えられた思い出があります。まだ、そのころは、パラリンピックレースを支えるには、単独では不十分だったと当時のことを思い出します。

 それと、忘れてはならないのが、これ。

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 これではわかりにくいかしら?

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 バルブ脇に見える二枚の板。

 強力な両面テープで接着しているので、剥がれることはないと思いますが、車検があったら、もしかして引っかかるかしら?とも思いつつも、貼らずにいられなかった板なのであります。

 総計6.2グラムのホイールバランスを取るための、ウェイトであります。

 これがあるのとないのとでは、全く異なります。

 精度のいい物同士を組み合わせても、どうしても出てしまいます。最近のリムは相当その辺ことが考えられているようで、ことに完組みなどはホイールバランスは折り込み済みのようでもありますな。

 ただ、厳密にはタイヤとチューブ類も含まれるので、ホイール単体で例えバランスを取ったとしても、厳密にはタイヤ・チューブでそれが壊されることも大いにあり得ますんで、本当にホイールバランスを取りたいのであれば、走るタイヤ・チューブ類を装着の上で取らないといけないと思います。

 で、今回はこの走る状態でのバランス取りなんであります。6.2ミリ両面テープの重さもいれての調整になりました。

 手で回してみても、全くブレはありません。

 ただ、こうしたものも、例えばクランクが真円状のものから、バイオベースのような楕円が出てくるように、しかもそれが出ては引っ込み、出ては引っ込みを繰り返すような場合もありますんで、いずれはホイールのアンバランスを逆利用するなんていう時代も来るかも知れませんね・・・。そんな時代が来る前に、実験しようかしら?

 あとは、このホイールを信じて、しっかり踏んでもらえば、自ずと記録は出ると思います!

 いいねえ、これまた、モロプロショップのような仕事というのも!

 板張りで本気で走りたいという方は、タイヤにつきましては、ご相談に乗りますので、是非!



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※有り難いことに、あの最後のフジトラピストが売れましたので、逆にいうとピスト車がない・・・。早急に作らないとね。というわけで、それまではロードでどうだ?大森社長の磨きつきで、二つ以内だよ!
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狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて十年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
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