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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

定着したドロップ化



 FUJIのパレットというのだそうです、あの業界を震撼させたパステル爆弾のアブソリュートと地続きの自転車らしいですねえ。

 そういえば、ダホンは出ておりましたが、FUJIは今年のサイクルモードには出ていなかったような気がします。同系列のコルナゴも・・・かつてはデカい広場を使って、大々的にやっておったんですが、今回はなかったようですね・・・。まあ、あまりその辺詳しく見ていないので、店主の見落としかもしれませんが・・・。

 いずれにしろ、FUJIの骨格を作っていた、生きのいい子たちがいなくなったからなのか?時代の流れ・・・とは別に、当店だけが殊に完車がでなくなったせいなのか?はわかりませんが、かつては蜜月でありました、FUJIさんとも、だいぶ疎遠になってしまいましたね・・・。

 そろそろ完車に関して、かんがえないとなあ・・・。なんて・・・。

 もうとっくに考えてあります!完車が出なくなったら、完車をやめて、改造オンリーに・・・など行きません。見せ方変えてもまた完車が出なかったら、そのときはやめますが・・・、でもその後にはまたハーレーが控えておって・・・、波状攻撃の準備は常に出来ております・・・。

 まあ、すべてが五年から十年先過ぎるんですがねえ・・・、でもまあ何とか破産もせず、続いております、皆さまのおかげでございます!

 で、この初めてじっくり見たパレットですが、こいつをドロップ化してほしいということなのであります。何とも、特徴をいいたくとも、ほぼ何も引っかかりのない、無難というか、つるっとした、いわゆるその辺の自転車・・・としか言いようがない。

 もう少し角を立てるとか・・・なんか無いのかな?そもそもマスプロダクトってーのは・・・。

 イヤ待てよ、かつての生きのいい子たちがいたときは、やっぱり角立ててたよなあ。そのすべてが受けた訳じゃあなくても、その中から、数年続く典型のようなものを作っていたような気がします・・・というか、作っていました、と断言しましょう。

 実際ストラトスなんかは当店経由で一体何台この世にお出ししたかわからない・・・。当店とは接点はなかったものの、アブソリュートは、その後続く自転車のパステル色に大影響を与えたと思いますよ・・・。

 その後慌てて、巨人ともあろうものが似たような色を出しているのを見て、アーアと思った思い出もあるなあ。

 そんなこんなのパレットって、君なーに?んじゃ、サッサと変えちゃいましょうか?

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 ハイ、無難なフラットバーを・・・。

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 ドロップに変更!前三枚後九枚、現行のソラ仕様なのでありますよ。この手のソラや、その下のクラリスなどはもう少し安定供給状態にしてくれるとありがたいんですが・・・、シマノさんよろしく!この先一度も9000系デュラをいじらなくとも、クラリスをいじらないなんて、何とも当店らしくないんで・・・、よろしく!

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 クラリスが手に入らないので、8速を9速にしてしまえ!ということで決定!

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 クロスレシオでかっこいいよね。

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 リアディレーラーはそのまま使用します。よくあるのが、同じようなクロスで、ここがスラムだったりする場合、STIとの互換性はありません。巨人系に多いかしら?丸ごとフロントリアごと、交換になるケースが多いですね。

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 この手のフラットバーシフト用のフロントディレーラーも大体が交換・・・ですね。

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 今回は、下引きだったので、前回のような、ワイヤー取り回しのパズルはしないで済みました。

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 ブレーキも、最初からショートリーチなので、これも交換の必要はありませんでした。

 そういう意味で、あまりごねられなかったドロップ化でありましたね。前回が異常だったかな?

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 これでできあがった、ドロップパレット君なのであります。

 こうした改造しやすさというのは、もしかして、前の生きのいい世代の置き土産かもしれないなあ、なんて感じたりしますね。

 製品として、完璧なものを作ると、利用者はそれをそのまま使わざるを得ない。反対車線から、同じ車体とすれ違った・・・ということにもなります。

 かつてFUJIにいた子たちは、そこに、わざと隙を作って、利用者が自ら働きかけて、自分でショップと何とか出来ないか?というカスタムの余地を残した自転車の作り方をしていた・・・と少なくとも店主には感じられましたね。

 ある意味、その隙に乗じて、FUJIからの自転車を右から左へと、そのまま動かした形跡は確かありませんぜ、店主らのやったことは、ほとんど必ずと言っていいほど、完成車に手を加えていました。

 前がシングルなのに、なんでダウンチューブに二つもアウター受けがあるの?なんて質問に、ウィンクで答えてきた彼ら、そここそご自由に!というある意味での業者とショップの連携であったんだと思います。

 だから、面白かった!カスタムの余地のある自転車だからこそ、利用者も自転車との距離を詰めて、より自分に近い自転車に仕上げていこうとする、そんじょそこらのブランドとかには引っかからない、成熟した自転車乗りの基盤を作っていくような活動だったかと思います。

 まあ、昨今の自転車事情のオーソドックスからいうと、珍しい展開だったと、彼らには非常に感謝しておるわけなんであります。随分と年甲斐もなく、図に乗らせてもらいました。

 当店が、なんでFUJIの自転車に固執したか?という背景には、そんな彼らの仕事に関する考え方への共感があったんだと思うんですね。自転車を見て、それを設計した人の意図がジワジワ伝わってきて、そのイキに答えるように、こちらもメカニックとして、どれだけそこに輪に輪をかけていくか?なんてゾクゾクするような自転車、そう簡単にあるものじゃあない。

 理想的な仕事の展開なんであります。

 まあ、最近店主は、それに類するものを別のカテゴリーから探し出そうとしているわけですが・・・、そういう展開があるからこそ、やっていけるわけで・・・、どんなに高級と言われても、扱えるだけでありがたいと思え!といわれるようなブランドを扱っていたとしても、ノルマと規約と契約内容でがんじがらめになっていては、少なくとも、店主自身のあるとすればの才覚なるものを活かせることはないだろう、と確信しておるんであります。

 まあ、そんなこんなで、自転車屋を専業として成り立たせてくれた、FUJIには、人車一体で、感謝なのでありました、という話でした。

 なんでしたっけ?そうドロップ化ですね。どう見ても不自然な操作で、輪転機ばかりを回し、円を弱くし、株価ばかりをつり上げて成功しているようなそぶりをしているにもかかわらず、解散で真を問うだって?成功しているというのであれば、そんな必要ないのにね。

 いずれにせよ、経済はいい展開にはいってないようでありますが、先だって公言したように、スポーツ自転車減税!スポーツ自転車購入に補助金を!などという、車屋のような露骨なおねだり政策などいりませんので、もう少し働く人が、のびのびと働ける環境を作り、今の経済状態にあった身の丈の円の状態に戻してくれればいい。

 後はこちらが、商売人として、仕掛けていくんで、売れないのを君らのせいにはしないから、一つよろしく!

 不景気なら、不景気なりの自転車の楽しみ方考えて、提案する。それがこちらの仕事なんだから・・・。

 ドロップ化もそういう意味では、潔い選択だと思います!まあ、どんな車体持ち込まれても・・・、出来る方向で、できる限り努力はしますので、色々ご検討ください!


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※こういう仕事にFUJIの次の展開が生きているんですねえ・・・。電動アルテを載せたロックバイクス!実にロックな展開なんだよね!クリテリウムに出てみなよ、ぶっちぎるよ、多分!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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