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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

都民大会参戦!いきなり優勝!

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都民大会に杉並代表として参戦してきました。
賞状を持っている選手が二名、なんと!優勝者まで出してしまいました。

詳細は後ほど・・・。

参加選手各位それぞれ課題をもったようで、それはそれは充実した大会参加ということに相成りました。引率兼監督役の沼野さんには感謝感謝!です。

では、それぞれの寸評といいますか・・・、店主は見た!です。

沼野監督と同姓の沼野Bさん。シングルフリーにての参加ということで、ギヤ比の選定が難しかったようです。後は16Tしか選択できませんので、あとは前ギヤのみ・・・。重くすれば、スタート時に集団について行けず、かといって軽くスタートを切ると、スピードが上がったとき足が回しきれない・・・。
次回はロードで参戦でしょうか?ね?

同じく写真右の川崎さん。シングルフリーでの参加でした。予選突破されて、決勝での400メートルで中盤のスピードは参加選手の中では一番でした。スタートでの遅れをバックあたりで取り返して、3コーナーから!というときに、位置取りで中段に跳ね上げられてしまい、惜しい!という展開でした。
これもスタート時に集団の半ばより前当たりに位置していたら・・・着に絡めたはずです、四位でしたっけ?

三十代の星、川崎さんの隣の向田さん。チネリのロードで参戦。スタート時のギアをみるとアウターロー付近。ということは、スタート時に軽めに出てスピードが上がってから、チェンジをして踏み込む、という戦略が見えました。

ところが一周目バックあたりでスピードが出ているにもかかわらず、足が回転負けの状態になってきました、ホームにかかる瞬間「ギア落として!」というかけ声に、なんとハンドルから手を離してエルゴパワーを操作。
しまった・・・、下ハン握る位置から親指だけかけてシフトができない位置にエルゴが付いているんだ・・・。

十分なギア操作ができずに、不完全燃焼で勝負を終えた向田さん。事前の乗り込みと同時に、十分な操作や調整が必要だということが分かった、勉強になる勝負だったと思います。

画面一番左の戸倉さん。
バンク勝負の際に内側を走りすぎてしまったこと、展開上どうしてもしょうがない以外はそこを走ってはいけないことをしらなかった・・・。と、元々パンフレットの競技区画と実際の呼び出しのズレなどもあったらしく、失格・・・。次の都民大会の予定を気にしていました・・・、それはそうでしょう、彼ほど踏める人が基本中の基本でコケたんですから・・・。来年のリベンジを期待します!

さて、お立ち会い!気になる賞状持ちの二人です。

まずは、十代代表のタイゾウ君。
自作のペンギン号で参戦。

自称ビビリのタイゾウ君、レース前日に当店で高校時代の級友に、卓球部時代のビビリ模様をさんざん暴露された彼、周囲の期待は勝利とはまったく別方向へと・・・。

大会朝、当然顔色最悪。口数少なく、すでに下痢か嘔吐を併発しているんじゃないかと、周囲の期待は高まります・・・、なんのこっちゃ。

プログラムを見ると、十台の参加選手はたったの三名・・・、今後の自転車競技人口に対する不安が店主にはよぎりました。当然選手数が少ないということは予選なくして、即決勝、ということが判明。その瞬間、ビビリのタイゾウ君の小躍りです。

予選通過しなければ頭を坊主にする、と勝手に豪語していたんですね。坊主の心配が無くなったわけですな。

それから結構、パンなどをパクパクと食し始め、あの不安感は結局は坊主になることの不安だったのねー、と周囲は納得。

彼の勝負する二人の相手が400メートルに出るということなので、まずは脚力のお手並み拝見、と偵察に。

その二人は強豪ラバネロの若手。こりゃもうダメだ!諦めモードで見てみると、一人の足は飛び抜けていた。もう一人はそれにほんの少し劣っている感じに見えましてね。

こうなると作戦は単純、一番強い子は切れ!二番目につけるだけ付いてチョイ刺しで!と作戦会議終了。

実際のレースの展開はまさにその通り、一人はもう明後日の方に逃げている、その後の彼にタイゾウ君は必死の形相で食い付いていく、まさに猛禽の鷹に岩跳びペンギンが食い付いてバタついているようなコミカルな絵。

観戦者の皆さんゲラゲラ笑いながら、ヤジ半分応援半分で楽しみました!

結果は3コーナーからの踏み出しと、ゴール直前でのチョイ刺しという、典型的なひっつき虫戦法でなんと二位になりました!

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レース後にへたるタイゾウ選手。

三人中の二位、立派な入賞です。初参戦にして、立派なマーク屋!

この劇的なレースを見て、興奮しきりの私ら周辺に当てられたのか、次の二十代決勝に残っていた後藤選手が、他の選手が整列しているなか、まだ客席で用意も忘れて話していると、「後藤選手!早く整列してください!」というアナウンスが。

みんな一気に凍り付く。「早く!」「すぐ行きまーす!」の大騒ぎ。

この一見で、多分心拍が一気にあがったのか、後藤選手のアップ終了。
と同時に、待っている選手にしてみれば「遅いぞ!武蔵!」とばかりの焦り。
期せずしての宮本武蔵作戦。

号砲とともに、まあ、大体いい位置に付くが、さすがに決勝に残っている選手達、一周目のバック付近から、前へ前へと上がり始め、後藤選手は最後位へ、でもまだ大丈夫、四コーナーを回ってから、後藤選手がソロソロッと前へ、数名付いてくるが、ホームのところで、一瞬お見合い状態に、その隙をついて、後藤さんが駆け始めた!「ちょっと早すぎ」と思ったものの、残り一周、こうなったら最後まで駆け抜けるしかない!「後ろを見るな!踏んで踏んで踏み倒せ!」グングン集団を置いていく後藤選手!五十メートルほど離れた辺りから集団も必死に追い始めるが、もう遅い!三コーナーあたりで勝利は確信、そのままぶっちぎりでゴール!

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ゴール直後の後藤選手。
彼の車体はミヤタの鉄フレーム。並みいるカーボンフレームをぶっちぎっての優勝は、自転車は車体だけでなくエンジンがいかに大切かということの証明ですな。

と、ここで宣伝。彼の前輪は当店の手組みホイール。
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DTのディープリムをグランコンペで激カタに組んだもの。
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一ねじりしています。耐久性は落ちるものの強度はソルダリングしたものより上かも・・・。

と、いうことで、レース参戦も色々と面白いです。
運動会のような楽しさと、悔しさの混ざったような大会。それぞれの目標も定まったようで、こういうイベントもいいですね。

当店の新たな方向が見られたような参戦となりました。

最後に、二人の表彰です。
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沼野監督を始め、参加選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。
また、雨の中を応援に来てくださいました、皆さんもありがとうございました。
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この記事に対するコメント

わー
すごーい。頑張りましたね!
雨の中お疲れ様でした。
見に行きたかったなあ。

たいぞーくん、後藤せんせおめでとう~。
【2008/05/12 15:48】 URL | katsura台所係 #- [ 編集]


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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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携帯070-5083-6962
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