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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

ポジショニング 何も選手だけじゃあない むしろ高齢の皆さんこそ!



 当店のご近所のご高齢のご婦人。

 この自転車を引っ張ってこられまして、言われたのがこれ。

 「体が小さいから小径がいいと言われて買ったんですが、スピードが出なくて、後から他の自転車にどんどん抜かれるんです・・・」。

 抜かれること自体が悔しいとか言うのでは無いと思いますが、なんか鈍くさくて、重い感じが何ともイヤだ、とおっしゃるんですねえ、できれば買い換えたい・・・。イヤー、もったいない!

 ならば、もっと軽くというか、素早くできないかしら?というご相談。

 お年は七十代かも・・・しれません、不明です。体も大して大きくはありませんが、なんかガッツがあるんですねえ。

 小さいお孫さん連れてこられて、そのくらいの年の子に合う自転車って何でしょう?というようなことを実に熱心に聞いてこられる。ちょっとご普通の婦人には珍しいタイプかもしれませんね。

 あと、そこそこのスピードや自転車自体をまったく怖がっていない、というのも頼もしいんです。

 さーて、どうします?

 電動アシストつき自転車を文字通り軽くする、わけではないですね。でももっとスピードを・・・などというご希望にどのように応えていけば良いか?

 といっても、基本は同じだと思うんです、ギア比と試乗ポジション。できるだけ、全身を使って走れるようにする・・・ということなんじゃないか?

 ではギア比をデカくする・・・。

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 このデフォルトの小ギアをより小さいものにする。

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 外してみると18tもある。これを16tとか14tとかにして、チェーンを詰める。それだけでも、ギア比は相当デカくなるはず。

 元々電動アシストつきですし、電池の減りの問題を横に置ければ、多少デカくなるくらいは足の負担にはならないであろうという計算。

 できれば、変わった!と感じてもらえるようにするには極端の方が良い。14tに交換しました。

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 四枚分重くなるなんて、まあ固定ギア車では考えられない展開ですな。

 あとはポジション。狙うはハンドルの位置なんであります。多少の前傾ができるようにならないか?

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 元々ついていたのがこのハンドル。まあ、よくありがちですね。

 一番上の写真を見るとわかるように、サドルとハンドルの差が二十センチ以上ありますね。体を立てて、走るように考えられているんでしょう。

 これを下げる。

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 ステム自身はさして下がらないので、ハンドルそのものを変えてみました。フラット系のものです。

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 サドルとハンドルの高さが同じになりました。

 これで少しは上半身の力が動員できるんじゃないかな?なんて思うわけで、早速試乗していただきました。

 その前に、もちろん店主自身が試乗しておりますが、イヤーゴンゴン進む、アシストを強力にして踏むとスゴイ・・・。

 最初、ご婦人はフラットハンドルに慣れないようで、ちょっとふらつくような印象でありましたが、少し乗っている内に慣れたようですね。

 三段ギアの意味も了解していただいて、スピードなんかも出してもらいました。

 ハンドルに関しては一度にどっと来た感じで、まだ何とも言えないようでありましたが、ギア比から来る車体の印象は軽く速くなった、というお言葉をいただいたわけであります。

 これで乗っていただいて、少し様子を見ます。例えば、どうしてもフラットバーが合わないというのであれば、次の手をすでに用意しています。利用者さんと手探りで、落としどころを探していきます。

 体力が落ちてくれば、ポジションというものの重要性は、逆に増してくるんじゃないだろうか?なんて思うわけであります。

 若くて力があれば、変なポジションでも乗れてしまう。力に限りが出てきたとき、残っている力をどう効率よく使っていくか?ということが重要さを増す。

 高齢者には高齢者に合ったポジション、というよりは、最終的にその方に合ったポジションをどう探していくか?基本中の基本はここにある訳なんでしょう。

 ポジションに老若男女があるわけではない。あるのは、その方のポジションのみ。そういう視点から、再度ポジションというものを捉え直すという事は大切だろうと思うわけであります。

 反射神経などがどんどん鈍くなってくる高齢者さんだから、サドルを下げて、安全第一で・・・という紋切り型ではダメなんじゃないか?

 むしろ、固定式ローラー台に乗せた自転車に乗っていただいて、理想的なサドルの高さを体験していただく。こんな事経験された方はまだ少ないかと思いますよ、大体は、ある自転車にそのまま跨がるだけでそこに適正ポジションがあるなんてこと考えもしない、それがほとんどの自転車利用者の実態なんじゃないかな?

 スポーツ系の自転車だけでしょう、ポジションにうるさいのは。

 でも、そうしたスポーツ系のポジションのノウハウが基本、高齢の方々にも応用可能なんだと思います。

 その高齢者の方の理想的なサドルの高さはある。その高さで回せば、膝に負担はかからない。ただ、そこからだと急に止まったときなど、体が反応できず、自転車ごと横転しかねない、とする。

 となると、その理想的な高さから、一体どのくらいサドルを下げたら、膝の負担をギリギリかけずに且つ、とっさの停止時に両足が反応できる高さというのが見つかってくるんじゃないかと思う、それを利用者さんと探すのが、自転車屋の仕事なんでありましょう。その方のポジションを探すこと。

 今回のご依頼主の方は、今の当店の裏にお住まいの方で、こうしたポジション合わせをするにはチョコチョコ来やすくて、理想的な距離にあると思います。我慢せず、ちょっとした違和感などがありましたら、いつでも来ていただきたい。そこからいろんな情報をいただいて、次に生かすノウハウにする。

 その方のポジションは唯一その方のもの。そこに年齢の高低、男女差などは関係ない。そこをしっかり押さえつつも、すでに高齢社会に突入しているこの社会で、高齢者の方々のポジションあわせ、という隙間に、今後ともドンと挑んでいこうかと思います!!!

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※働く自転車じゃ!デフォでエクストラサイクルのフリーラジカルがついている。これで仕事を立ち上げよう!例えばどうだ?「御用聞き代行業」なんていうのは?三倍の荷物が積めるこの自転車で、地域を回って注文を取ってきて、それを配る。まさに高齢社会で「待ってました!」ってサービスだと思うがね。
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狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて十年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
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