メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |乗り続けるということ  tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

乗り続けるということ 



 トーエイというらしい。国産鉄フレームの老舗ということです。

 どこでどう手に入れたかは知りませんが、こうした自転車が持ち込まれると、店内だけでなく、出入りのお客さん達もどよめくのが面白い・・・。

 ある意味、魔力というのか?自転車好きの何かを揺さぶるものを持っているんじゃないか?なんて思うのね。てなもんで、当店もオリジナルなんて事始めたわけなんでありますわ。

 鉄フレームの持っている新旧の可能性、これを横軸と取るとすると、縦軸にはポップと渋さなんて入れても良いね、斜めの軸にどんなものを取り入れつつ、できれば平面のレーダーチャートから、マンセル色立体のような展開ができたらなあ、などと思うのであります。

 鉄フレームを引き出す、近い内に先日の軟派系華レーサーに次ぐ、硬派中の硬派をお見せいたしやんす!

 で、トーエイさんですが、今回は主に再塗装と中心としたメンテということになりましたよ。

 20150210_115314_327_convert_20150215201630.jpg

 元色がこれだったのを、渋めの赤・・・という店主系の色を選択、俄然燃えるのであります。

KIMG0005_convert_20150215201609.jpg

 実は外で撮ったはずのデータが壊れたのか?気づいたのが夜でしたので、室内写真でお茶を濁すことになりました。こういうことがあるんでデジタルは注意しないとなあ。

 20150210_115306_867_convert_20150215201653.jpg

 決して悪い色とは思わねど、赤が好きなら赤でヨシ。

KIMG0004_convert_20150215201446.jpg

 メタリックに赤を垂らして、アセロラ色を作って、そこに二重の赤をかける。

 20150210_115322_141_convert_20150215201642.jpg

 赤みを帯びた赤。当たり前のようですが、赤みお帯びていない赤というのが店主の基準にあります。これはコミニュケーション不能の自らの基準であります。

KIMG0006_convert_20150215201435.jpg

 そして、黒みを帯びた赤を上からかけて、深みを出していく。仕事しながら実験できる身分をありがたく思います。もちろん失敗したらやり直しですがね。

 IMG_20150215_193417_convert_20150215201409.jpg

 パーツも無意識に凝っていた。シマノデュラが付いている。もちろん分解掃除済み。

 IMG_20150215_193433_convert_20150215201544.jpg

 サンツアーのフロントディレーラー。ライバル同士だが、使える。ただいまは、コンポとしての一体感を大事にしていますが、ある意味この頃はフランケン状態の寄せ集め。メカニックとしては各パーツの癖を読んで、どうやって落としどころを見つけるか?なんて言うのは、腕の見せ所だったんじゃないか?なんて思うわけですわ。

 IMG_20150215_193442_convert_20150215201509.jpg

 こんなところに伊達なイタリア野郎がいた。こんな事ができるのも、当時ならではかもしれませんな。

 KIMG0008_convert_20150215201420.jpg

 分解掃除したブレーキに、クラシカルな風合いの現行のシューに入れ替え。効くようになります。

 KIMG0003_convert_20150215201619.jpg

 背景のうるさい写真で申し訳ありませんが、こんな感じで再塗装およびメンテの終了!ちょっとした新車のような、新鮮な再会だったようです。走ってみても、「水の上を走っているようだ」という形容。

 確かに、これはありだなあ、と鉄フレームの存在感を感じさせてくれますね。

 やっぱり再塗装って、再生の重要な要でありますな。こういう粋な車体が、もっと普通に街道を走れるように、尽力していきたいと思います、月並みながら・・・。

 000 IMG_20140131_150102_convert_20140131150636
 
 ※この春から、ロードをマジで始めたいと思う学生君!これにて過不足なし!
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/2423-ac3fef33
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター