メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |カーボンからカーボンへ ・・・仕方ねえかぁ・・・・ tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

カーボンからカーボンへ ・・・仕方ねえかぁ・・・・



 トライゴンというちょいと仰々しいカーボンフレームです。足を見ると、DT585という、当店一推しホイールが付いています。

 モロカーボンになんで?どうせならカーボンの80ミリハイトのディープリムなんていうのでもいいんじゃないか?とも思いますが、こんな車体が当店に来ているところが、いかにも当店らしい。

 明大学生トライアスリートのエリートだな、なんとフルマラソン三時間切るというポテンシャルの持ち主だから、これからどういう競技生活を送るかによりますが、期待は持てなくはない。

 そんな彼の一台なので、足回りは当店のお仕着せものが付いている。せめて足回りくらいは丈夫に・・・という。

 20150304_120726_340_convert_20150308174942.jpg

 エリートでありながら、パーツ類は詐欺的同学年のいかさまトライアスリートに売りつけられた、ということ。2世代前のクランク。

 20150304_120733_726_convert_20150308174931.jpg

 リアディレーラーも1世代前・・・、まあ自転車が走るんじゃない、足と心肺機能が走るので、学生ならこれでもよいか・・・とも思うが、これはまずかった。

 20150304_120752_780_convert_20150308174919.jpg

 シートステーに、軽い傷のようなものが入っているのに気づいた。ペイントの割れだったらよかったが、どうもチューブにまで及んでいるようで、リアからイヤな音がするという・・・。

 特に落車などしていないのに・・・ということ。まあ、コレだからカーボンは・・・というよりも、学生にカーボンは・・・というべきか。

 走る鉄にしておけばよかったものの・・・、まあ、もう仕方が無い、ということで、フレームはおじゃんにして、別フレームにパーツの引っ越しということになった。

 20150305_165341_581_convert_20150308174814.jpg

 新車はルックカーボン。またカーボンかよ!懲りないのかお前!!!とも思うのだが、彼の実力からすれば、これから出るレースはすべてエリートで、その辺を主戦場にする・・・というのであれば、これもまた仕方ないのかな?とも思うわけで・・・。

 なかなか複雑なんだがなあ。学生向け、マジ向けの鉄フレーム・・・企画ができれば、してみたいねえ、ヘッドチューブをテーパーヘッドにして、様々な形状のパイプで組んだ最強クラスの鉄フレーム・・・、もう少し先だろうなあ。

 で、このルックなのだが、最新版・・・に近いものってこんなのなの?というくらい、何とも言えない車体なのでありました。

 20150305_165315_605_convert_20150308174846.jpg

 特徴のゴッツイのがこいつ。オリジナルクランクなんですね。外してみると、BMXのように一体型・・・。これルックがこのフレームのスタイルに合わせて特注したのでしょうか?それほどまでして、装着させたかった動機って何だったんでしょう?

 あとこれと同じ規格のクランク5年後にあるのか?など心配事が増える。

 20150305_165321_840_convert_20150308174836.jpg

 面白かったのはこれ。多分大した量を作れないためか、クランク長という面倒な基準を入れると採算がとれない、と踏んだのかどうだかわかりませんが、この黒いおにぎり型のアダプターを使って165、170、175とクランク長を選べるセッティングになっている。剛性とうについてはどう出るかは、わからないまでも、これは良いアイデアかもしれない。

 20150305_165950_545_convert_20150308174733.jpg

 これがまたわからないんだよねえ。このステム。どうも特殊ものらしく、仮に10ミリ引っ込めたいや、その逆なんかの時には、これルックに問い合わせなければいけないの?

 まあ、プロ中のプロはポジョションが決まっているから、とはいえ、素人となると、これはどうか?な?

 またプロだって、怪我をしたり、季節によって、トレーニングによっては多少ポジションいじりたい時だってあるだろうとおもうんだが、ルックフレームを提供されているチームなどにはそうした代替物は豊富にあるのかしら?まああるだろうなあ・・・。

 でも、アマチュアということになると、この手のシステムを必要とするフレームにはあまり近寄らない方が良いんじゃないか?とおもいますな。

 一定の年齢の方のたまにある傾向で、そこそこの収入があって、ゴルフとかやっていないから、という乗りで、つい高額フレームに手が伸びる方がいるようですが、この辺は要注意・・・だと思いますよ。

 所有欲を満たしたいだけなら、それでも良いかもしれませんが、乗ることを念頭に置いたら、ポジション調整はすぐに数千円内でできる方が良い、と思いますよ絶対に。

 ステム変更等に一々代理店に連絡して・・・なんてやっていたら、シーズン変わっちゃうからね。

 ということで、このルック車はどうしても供給側の手厚いバックアップシステム付き、と見て良いかもしれませんね。それが無いところで、使い続けるのは、特にポジションが出てない方などは、大いに考えた方が良いですね。

 まあ、このエリート君はすでにポジション等は出ていて、今回も変更なしなんで、こういう場合はいいとして・・・。

 20150305_165331_680_convert_20150308174825.jpg

 この辺に電動バッテリーなんかを内蔵するんでしょうね。イヤー、新しい・・・。

20150305_165349_241_convert_20150308174802.jpg

 組付けの際に、どうしても右のSTIの調子がおかしい。きっと前に使っていた奴が、ガムか何かを中に仕込むような嫌がらせをしたんだろう、という結論にいたり、右だけ交換・・・ということにしたんであります。シマノさんが在庫を持っていてよかったなあ。
 
 20150305_165310_425_convert_20150308174748.jpg

 でけた・・・。

 アルミのホイールが、学生らしいね。まあこの足周りなら、調整レースなんかは、もってこいだよ。多少の落車ぐらいではびくともしないからねえ。

 20150305_165152_523_convert_20150308174857.jpg

 まだ中学生のようなあどけなさが残っていますが、来年度より三年生、明大トライアスロン部のエリート君であります。あと二年は、しっかり走れよカーボン車!

DSC_1085_convert_20130406134353_20150308195232617.jpg
※何ならこいつでトライアスロンに出てもいいんだが・・・。
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/2444-4ab6c903
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター