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フレーム以外も再塗装 ただし手間は自分持ち |
![]() オレンジというメーカーのオレンジ色のアンプを、彼のはいているズボンのようなターコイズカラーにして欲しい・・・。 現役プロミュージシャンにとって、イメージカラーというのは、思っている以上に大切なようでありますな。 もちろんいつもの塗料でよければ、やってもいいんだが、いつもは自転車のフレーム、それがまたこうした面を持つ、しかも木製のものとなると、いつも使っている道具類が即使えるとは限らなかったり、引き受けてみると意外と大変だった、ということもあります。 異種格闘技は確かに勉強になりますが、塗料の量などの違いで、いつもの塗装部屋のキャパオーバーなんてことも起きたりとか、まあいろいろであります。 実に丁寧に、機材の中身を抜き出して、木枠一つにしたんであります。 そこに、パテ等で修正して、デコボコをなくしてやる、塗装は下地だよ、下地が悪いといくら上から厚くかけようが何しようがダメなものはダメ。 といっても、こうした仕事にはきりが無い、やったことある人はおわかりと思いますが、どこかで自分から終止符を打たないと終わらないんであります。 気の下地ができたあと、こうしてプラサフをうってやる。これも厚めにかけてやる。こいつをまたしっかりと800番手くらいで入念にならしてやる。うまくいったところは、それこそ陶器の肌になります。 となると、そうなっていないところがまた気になる・・・でもそれはストイックに諦めよう。 ![]() いつもの想定より重量がある分、落とさないように慎重にターコイズをかけてやる。 通常なら一発がけのところ、今回は修正が入った・・・。でもまあ、ご希望の色が付いたのよ。 ![]() で終わりじゃないの、それもまた研ぎ出しをしていきます。あまり厚めに研ぐと、下地が出てしまう。塗膜も弱くなってしまう。この辺も妥協しながらコンパウンドの番手をあげていく。 これも猿にらっきょう持たせたら、大変・・・、適度のところで止める。 ![]() 枠ができたら今度は魂を入れていく。アンプの本体を入れてボルト類で固定します。 ![]() 真空管・・・。今でも?と思われるかもしれませんが、この業界ではどうも真空管が主流なのだそうであります。 小学生の時、ミグ二号戦闘機が北海道に亡命してきた大事件が起きたことがありました。世は冷戦真っ最中、そして検分の結果、ミグには真空管が使われていたという情報が流れてきて、トランジスタの世の中で、社会主義の国は、イヤー随分と物不足で大変なんだなあ・・・なんてことは無かったようでありました。 実は当時の技術では、一定以上の高度に行くとほとんどのトランジスタが機能しなくなっていた・・・とかいうだったかな?ということは、このミグは、信じられない高度まで到達していたんだ、とかいうオチがあったような・・・。 音の世界では真空管はまだ根強いみたいですねえ、オーディオではわかりますが、アチコチへ運ぶこうした機材にも、真空管・・・へえー、てなもんであります。 ![]() 光の具合で、ちょいとどす黒い異彩を放つターコイズ。これがステージの照明等にどう移っていくんでしょうか? ご興味のある方は、四月十二日、青山の「月ヲ見ル君想ウ」というところでライブが見られます。詳細はこちらより! まあ、たまには自転車以外のものに当ててみるのも勉強になるものだよね。 二丁式・・・とか色々考えられるもんなあ・・・。自転車以外の塗装でも、事前ご相談で検討してみます!ということで、事業拡大! スポンサーサイト
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Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
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