メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |「仕事」というものを考える・・・ tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

「仕事」というものを考える・・・



 これは店主の実家であります。新築・・・には見えなくとも、ちょっと整って見えないかなあ・・・。

 ある意味年増の厚化粧なんではありますが、熟女好きの店主としては、これもまた一興なのであります。

 再塗装なんてことを当狸サイクルでもやったおりますが、色が変わるだけでも、何か新車一台購入したような気分になる・・・、いわんや乗り慣れていて愛着のある一台が生まれ変わるとしたら、新車以上の価値を感じられるという方もおられるようで再塗装というものの魔力を自分で起こしながら感じるわけであります。

 それが実家丸ごと再塗装をしていただいたんであります。三月から始まって、約一月半、時に足場も組んでの平成の大普請なのでありました。

 ご依頼したのが、当店のお客さんでもあります富新さん。最初は見積もりだけでも、ということでお願いしたんでありましたが、イヤー、まあなんと言いますが、ドンピシャ!だったようでありますね。

 自転車もそうですが、再塗装する際には、下地をどのように整えるか?とい事ができの善し悪しに相当決定的に関わってきます、もちろん家の塗装も同じかと思いますが、家の場合、特に実家は何年かほったらかし、まさに雨ざらし・・・。そして悪いことに前段の塗り屋さんの腕もセンスもあまりよくなかったらしく、瓦からトヨから、もうアチコチ荒れ放題、古いクーラーの取り外しあともまあひどいこと、本来ならそれらは各々別の職人さんがやるはずなんでありますが・・・。

 一般建築も請け負っていただける富新さんの場合、その辺含めて一切、下地処理をするかのごとくに一つ一つを丁寧に修復していく。もちろん状態の記録を取って、依頼主に報告してから、施工方法の説明を詳細にしてからですがね。

 うちは塗装屋なんで、塗るだけですわ・・・などと言われたら、年老いた両親は、また別の大工さん呼ばないと行けないの?とアタフタするでありましょう。

 塗るときに足場をかける、その際についでに直せるところを直してしまう、再塗装というのは色の塗り替えという見た目の変化よりも、むしろ新たな塗膜つくることによって、家を守る、家を長持ちさせる、ということが本質的な目的なので、こうした普請作業と同時でないと、実は単なる色塗りに終わってしまう・・・ということなんであります。

 それでは仕事の本質の半分以下の内容になってしまう。そういうところは気をつけないと行けませんね。

20150414_091459_852_convert_20150415111410.jpg

 本来付けるべきところになかったトヨまで、新設していただきまして・・・。

 20150414_091600_229_convert_20150415111400.jpg

 内側に入りすぎたトヨの普請。

 20150414_091614_425_convert_20150415111454.jpg

 銅線で止めていますね。ここも雨量の多い場合を想定して、無理矢理一本合流にせずに二本流しにする・・・、ある意味塗装屋さんを越えている・・・。

 重要なことは本業を越えること・・・なのかもしれませんな。

 もちろん一人で越えられなかったら、隣接分野と協働して越えること。

 分業に固執して、縦割りをよしとして放っておくと、必ず分業と分業の間に悪い隙間ができる。隙間に起きたことに関しては、責任のたらい回しが起きる。

 この話と少々でかくすれば、今この国はその悪しき隙間に原発産業を「粛々」と置こうとしているようでありますな。次回も重要事故が起きても、誰一人逮捕者も出さず、またのうのうと推進をのたまえる制度が確立しているようであります。

 そうではなく、総合的な観点から、横断的な見地から、見直すこと、とらえ直すことで、新たな良い意味での隙間を探すことなんじゃないか?と思うわけであります。そこには新たな産業が待っているはず・・・。

 本業と本業を越えた知見を持つこと。

 本業の方も見てみましょう。

20150414_091402_657_convert_20150415111421.jpg

 焦げ茶だった柵が深い緑に。

 20150414_091336_720_convert_20150415111541.jpg

 写真ではわかりにくいですが、対する壁全体の色が、薄いわさびのムースのような色。柵の色とバランスがとれています。

 20150414_091348_435_convert_20150415111530.jpg

 場所によっては、コテのあとがついています、塗装を越えた左官の技。

 途中何度か仕事を見せていただきましたが、柵などの込み入ったところに、軽々と刷毛をおどらせている、あれだけ踊らせても、ペンキに泡がでない塗料の調整があるんだなあ・・・。

 そして真骨頂の一つが扉。

20150414_091505_389_convert_20150415111336.jpg

 木目塗装であります。

20150414_091543_237_convert_20150415111506.jpg

 最近ご紹介した、木製自転車、あれは実は木製柄のフィルムを貼り付けたものなんでありますが、これは刷毛で作られた、木目塗装であります。腕の見せ場ですな。

 20150414_091521_205_convert_20150415111519.jpg

 そして下に当てられたステンレス板には、木目とはことなるシックなトタン目塗装というハイセンス・・・。
20150414_091628_874_convert_20150415111442.jpg
他に、こうした塗り分けなど、実に繊細であります。店主も、フォークをタイヤ目の上下で塗り分けたりもしたことはありますが、自転車などは対象が小さいので、繊細にならざるを得ませんが、家のような大柄なものに対しても、このように行き届かせるというのは、塗り師としての根本的持久力を感じますわ。

 その他、一月半の長きにわたって、年寄りだけの家に通ってこられる。信頼関係が無いとできることではありません。日によっては富新さんを残して、全員で花見に行ってしまったことも・・・。

 家の普請にまで踏み込んだ総合的塗装作業、色合いや配置などによるセンス、そして根本的な信頼関係の確立などもう言うことなしの、内容であったと、店主の両親絶賛物語でありました!

 仕事そのものの内容に関しても、本業を越える、という側面があると同時に、真に仕事を捉えて実践されている方々には、仕事そのものを越えた何かをお持ちのように感じられますな。

 000+11074873_10152961130518089_255989589411551134_n_convert_20150413210305.jpg

 奇跡のパン屋ゼルコバさんのお仕事も。登山に行かれる方々が大量に購入して入山なさるとか・・・。

 その他、当店有縁の皆さまの仕事のありように、本業開いて日本銀行券を集める・・・という「重要な」仕事の他に、仕事を通じてそれを越えた何かを目指しているような迫力を感じます。

 学ぶところだらけであります・・・。

 20150414_092011_801_convert_20150415111431.jpg

 今とは違う、移転先が決まりましたら、両手の縄をふりほどいて、店主らも見習いつつ、邁進です!そして、その前に回復を祈らねば・・・。

 ※富新さんの連絡先! tomishin720@gmail.com 080-7955-0720 ご相談、見積もりだけでも、まずは!
スポンサーサイト

この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/2482-2091f167
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて十年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp
  tohke@pdx.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター