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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

今年はどこへ行く?



 ウッ!どこかで見かけた少年たち・・・。

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 自転車を見ると・・・、ハンドルひっくり返しのよほどの変態君らしい・・・。

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 チェーンのサビサビ軽量号。

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んんん!!!これ見れば思い出すよね・・・、高専のママチャリ同好会?の面々だな。

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 なにやら、説明を聞いている・・・。説明しているのは・・・、オオ!

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 この画風といえば、当店のホームページの絵なんかも担当してくれる、福田画伯ではありませんか!

 ということは、何かしらの雑誌ページを担当し、且つ、高専の子達の取材を兼ねたミーティングか何かだな?

 福田画伯といえば、ピテカントロプス。ピテカントロプスといえばサッカーミニコミ。このサッカーで応援する際に振る旗のようなもの、こいつをどういう企画か知らないが、実用自転車で運んでいく、できるだけ遠くに・・・。

 その際、本当に実用自転車でどこまで運べるか?ということが問題になり、実際に実用車で長距離を走った経験のある人たちって知りません?という質問。

 なれば、昨年の晩夏にて、十数名で改造ママチャリで箱根を越した、高専小僧共がうってつけということで、集ってもらったというわけなのであります。

 説明を受けてから、公園に行って、撮影。

 やっぱりねえ、こうしたアホらしいことをマジでやっている若い子達というのはストーリーがある!ネタが尽きないのよね。んで持って、今年も何かやらかすんだろうなあ。今彼らは四年、二年生の自転車部的なものと合同して、今年一年生も大分勧誘して、学年お友達グループから、縦の関係も構築する部として成立していかないと、卒業と同時に終わってしまうよね。

 そういう継続と継承ということも大いに頭に入れながら、今年も大いにバカ丸出しで、いろんな冒険をやって欲しいものだよね。
 
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 撮影のあと、インタビューにて。

 さて、どんな紙面になるんでしょうか?何かこういう若い子のバカバカしさっていうのは、特に男子にとっては、自分の若い頃を反映していたり、できなかったことのリベンジを託したりと、まあ、何ともほほえましくとも、こちらの方がはしゃいでしまうわけであります。

 そこまでやるか?!・・・ったく、バカだな・・・・。

 だもんで、彼らの話をすると、編集系の人たちなどが一番反応して、どよめいてしまうのもわかる。だから奴らの動き次第で、とんでもない企画が飛び出してしまう可能性もありなのであります。

 高専のママチャリ同好会、継続していけば、どんどんバカバカしくなって、話題提供に事欠かなくなってくるような展開ができたら、すごいよねえ。

 いろんな意味で楽しみなのであります。

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 取材が終わると、なにやら団長が恭しくも、このようなものを手に持って、店主に贈呈と相成った。

 何これ?

 この前の大阪行きでの、お土産です・・・。

 ほう、で、何?

 天竜川で拾った石と、弁天島の砂で作りました・・・。

 ちゃんと石が固定されていて、ケースの中で転がったりしないところなんて、さすが高専の子達だ。

 しかし、いいセンスしておる!大いに気に入った!事前に、「中国で作られたような大阪土産なんていらねーよ」などという悪態をついておいたのが、きいたのか?これ以上無いようなお土産となりました、うれしいねえ・・・。

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 フと見ると、先日大阪へ行って帰ってきた団長の自伝車に変化が。おばあちゃん手作りのズックのパニアバッグ。味があるよね。

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 ホイールに巻き込まれないように、格子でカバーしてある。なるほど、こういうのを見ると旅慣れてきているなあ、と感心する。

 少しずつでも、成長しておる。

 一通りミーティング等が終わって、外に全員揃ったとき、店主からの解体部設立の提案演説が飛び出した。

 ものを作っていく過程の反対を、手を動かしながら体験する、それが解体だ!解体するものはなんでもよし!とにかくありとあらゆるものを解体していく部を作ってみなさい!と。解体こそ、創作の母なのだ!

 解体をしながら、タイムテーブルを逆にして構築の手順を知るというのもいい、解体をしながら、もの作りの熱を感じるのもいい。よくできているものは温かく、適当な作りのものはうすら冷たかったりする。そういうものが手と目を通じて体感できるようになる。

 解体しながら、今度は解体や分別のしやすさを織り込んだもの作りへ、将来この子達が導かれていかないだろうか?なんて考える。

 解体しながら、素材の分類をするのもいい。アルミ、鉄、ステンレス、銅・・・それらは買い取りしてくるしね。買い取ってもらった金は、活動費に使え。そう、ゴミの中から宝を探すことも解体の醍醐味だよ。店主はガキの頃、捨てられている大型テレビのスピーカー裏に設置されている強力磁石を外すのが大好きだった。あれは、少年には宝物だったよ。

 外したものがどういう価値のあるものか?を徹底して調べるのもいい。一つの仕事に結びつくかもしれないじゃないか?マックなんかにバイトしに行くよりも、拾ったもの、捨てられたものから宝を探して、そこから報酬に結びつける。決まった時給でサボることを覚えるよりも、がんばれば、勉強すれば、それが実利に結びつく、ということを学ぶ方が重要だと思うぞ。

 そういう仕事というものに目覚めたら、怖いもんなしだろう?なぜって、この世から「ゴミ」は絶対になくならないからだ、そして君らにはそれが「ゴミ」ではなくて、宝に見えているんだから。

 そうやって貯めた活動費をどう使うか?タンザニアに行って来い!!!!そう、取材元の福田画伯の後輩に、タンザニアで協力隊に行っていた若者がいて、その流れでタンザニアにいった福田画伯は、木下でやっていた自転車屋の話をした。

 タンザニアでは大きな木下で、やっていた自転車屋があった。もうバラバラにしたパーツをまとめてアチコチに置いてあって、その中から使えそうなやつを選んでは、もうフランケンも裸足で逃げ出すような、怪奇に満ちた自転車を組んでいたそうだ。ものが無いところから出てくる奇怪な自転車の数々とそれを支える奇抜な発想。折れたフレームを木で補強する・・・・????

 そういうものを目で見て、体験してこいよ!スゲー体験になるぞよ!

 行儀の良い研究や研修なんてものは、それこそ大学行けば、企業に就職すればいやでも受けなくてはならないはずだ。

 その前に、ものの無いところで、人間どれだけ大胆かつ自由なのだということをタンザニアの皆さんから学んでこい!

 そして最後に、物と人との関係について・・・などと、いらぬ事まで飛び出しましてね。でも解体部設立提案に関しては、彼らの反応はすこぶるよかったように思います、こんな与太話からもコマがでないとも限らない。何せいじった自転車で箱根まで行く奴らでありますから。

 こういう若い子達を見ると、決して卑下するものは店主にはない、むしろ、こいつらがのびのびと遊んでいける場、働いていける場をどうやって下支えしてやることができるか?などということを考える。

 国家という視点から考えて、今の日本は大丈夫か?狭量で臆病なもの達が報道を呼び出し、そしてそれにまたノコノコ従う報道陣。そしてそれを当然だというもの達が出たと思えば、無選挙で選ばれる地方議員ら・・・。日本国国民は自治というもの、民主主義というものを放棄したがっているのだろうか?

 こんな国家の上に、こういう若い奴らがいる。店主らにできること、せねばならないことは、まだまだあるはずだろう・・・と思う。

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※これで働くもよし!解体するものをドッサリ後ろに積んだりね・・・。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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