小物にも手は抜きません！！！招き猫再生計画！

　横から見ると、随分とアグレッシブでやる気のある招き猫ですこと。

　ジャガーという自転車の突先に付いているそうであります。

　ちゃんとした鉄の鋳物で、手抜きなしです。プラスチックにメッキ調の塗装だったらがっかりですが、意外と重いし、いい質感しているんですねえ。流石に招き猫だけのことはある・・・、こういう小物にも手抜きがないなんて、すごいですねえ。


　でこれがどうしたか？というと、付いている土台になっているものがプラスチックの泥よけ・・・、これが割れてしまった・・・ということなんですねえ。

　

　このように、穴の空くほどの割れが入っています。ですので、新しい土台が必要になります。

　隣がその新しい土台になるものですが、デカすぎますねえ・・・。コイツの方も加工が必要かな？

　

　まずは引っぱがします。ウーン、重々しい、手抜きなーし！小さくてもなかなか立派な招き猫君であります。

　

　でも正面から見ると、トカゲ・・・だね。

　別に移植しなくても、泥よけ変えれば良いじゃない・・・なんて言ってはいけません。どうもネコ科がお好きな方のようであります。

　町ネコ救済のような団体に所属しておられるようですね。近所にもネコのマザー・テレサと呼ばれている方もいますが、活動を聞いていると、頭が下がります。

　先日も、この団体の方が背中にネコを乗っけて、訪ねていただきましたが、「これは福島の被爆ネコです・・・」とのことでした。

　人も被災しましたが、動物たちも被災したんだ、イヤ、このネコの場合は人災による被災といえるでしょう。

　大きな災害が起きると人も動物も被災します。避難所に動物たちは連れて行かれるのでしょうか？動物を連れ込める避難所なんていうものもあるんでしょうね。

　多くのボランティアの皆さんが、動物たちのために動いた、または今でも動いているなどという話を聞きますと、店主の主な関心の外とはいえ、頭が下がる思いです。

　「福島のカラスは元気ですよ」と都知事選で嘯いたバカがいた。爪の垢でも煎じて飲みやがれ・・・。

　そういう団体のメンバーさんだから、ネコ科のこの鋳物は捨て置けないんでありましょう。なれば、移植作戦へ！



　まずはダウンサイジングだね、デカすぎる新しい土台泥よけを、切ります。確か元付いていたい自転車が小径車なので、26インチ用の泥よけではデカすぎますね。

　

　ほんでもって、角を落として、線対称にします。よーし！



　穴開けて・・・。

　

　移植完了！

　

　やっぱり正面から見るとトカゲ君だね。

　ちっこいパーツにも五分の魂、ネコ系のボランティアお疲れ様でございます！何かお互い活動の接点がありましたら、何なりと！


※今日の物件探し　近所にシャッターのかかったストアーがあります。こういうところを全面で借りられたら・・・なんて思うだけで楽しくなりますな！


※ネコカゴなんて重ねれば何台乗るだろうな？働くボランティア号としても使えます！