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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

再生の有り様 名付けて「桐箪笥」としましょうか?



 もし念願叶って、より広きところへ移転することができましたら、その地では今まで以上に自転車の再生に、力を注いでいきたいと思っているんですが・・・。

 そして、その再生と一言でいっても、そのやり方は色々あると思います。ほぼ完全再生、基本タイヤやチェーンといった、前面に出た消耗品のみは新しいものを使い、それ以外は基本元々のものを使う、といったやり方、縛りを設けてやる・・・なんていうのもありかと思うんですね。

 そうした再生のやり方をこれから「桐箪笥」と呼ぶことにいたします。

 というのは、店主個人的な体験からなんでありますが。

 祖母が持っていた、茶色に焼けた桐箪笥があったんですね。それが小学生の時のある日、家の改築と合わせたんでしょうか?
突然新品となって、戻ってきたんです。

 イヤー、まさか明治の物持ちのいい祖母が、新品を購入するはずがないとも思いつつ、聞いてみると、なんとあの真っ茶っ茶だったきり箪笥を削り出して、他ちょっと金物を打ち直しただけだ、ということなんですね。

 あまりの変わりように、にわかには信じられませんでしたが、確かに内側などにはかんなは入っておらず、前のまま・・・。かんなとちょっとした塗料などで、これほどまでに生まれ変わるのか?といい意味でショッキングな出来事だったわけであります。

 そのインパクトを受けて、基本現物のまま自転車再生する形式をこれより「桐箪笥」と呼ぶことにします。

 世の中いろんな性癖の人がいて、こういうのが好きな方って一定以上必ず、いるものなのであります。錆を落として、磨くことに快楽を見いだす人・・・。いるでしょ?まわりに。

 そういう方にとっては、これ大丈夫かよ?という状態の自転車であればあるほどに、燃えるんじゃないか?と思うんですね。

 すべてバラバラにして、パーツを一つ一つを丁寧に錆を落とし、ほこり、汚れおとしをしながら、きれいにしては、また再組み付けしていく・・・。何ヶ月かかるかは知りませんが、そうやって見違えるような自転車にして喜ぶ・・・、いるでしょうそういう方?

 まあ、今より広い店舗に仮に移転できたとしたら、そうした再生プロジェクト「桐箪笥」なんていうのをやってみたいですね。行き所のない地味なお父さんが、日曜日店の隅でコソッと先週を続きをしては、「今日はここまで・・・」と帰って行く。何週間かして、「タイヤだけは新しいのお願いします・・・」なんてポソッといっては、その数週間後。

 「できました」と小声で一言、再生桐箪笥号に乗って、颯爽とではなく、チョロチョロ帰って行く、その後ろ姿には、じわーっと自己満足の相が出ていて、幸せそう・・・、なんてね。

 今回そういう一台を先取りするような、内容となっています。

 上のコイツを、最低の消耗品をのみを変えて、きれいにして、整備して、戻して欲しい・・・という要望。土台の自転車がいいとこういうことも可能になります。相当この自転車を気に入っておられるようであります。

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 ほとんどフレーム状態にして、汚れを拭いて、手入れをしていきます。

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 ネ?これだけでも、ちょっとオオ!って思いません?

 通常、店主としてはメンテ重視から外したいチェーンカバーなんですが。
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 一度外して、手入れをしてやります。
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前輪も色々とやりがい在りそうですね。

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 同じリムを使っての組み直しとタイヤ交換です。

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 ブレーキシューも新しくなっていますね。普段なら外したい泥よけですが、こいつも裏から叩いて、修正したりとか・・・。

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 この辺のバンドブレーキなんかは、チョイト交換だな、今回は。

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 後輪も組み直ししていますよ。

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 後輪のタイヤも入れ替えなどします。

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 ちょっと手を入れるだけでも、ピキピキするんですね、自転車は。

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 通常ならカゴだって、取り替えるんですが、こんかいは・・・、

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 叩き直しで、取り替えずに、取り付けます。こういう仕事が増えると、木型なんていうものも色々と必要になりそうで、怖いですねえ・・・。

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 はい、その辺の安もん新品など寄せ付けない、再生桐箪笥号の誕生!となります。

 果たして、そうして再生された自転車が商品となって、商売になるか?などということは、チョイト考えないことにしましょう。ただ、作業としては、好きな人ははまります!大いにはまると思います。

 そして、知識と技術が上がるごとに、よりむずかしい難題自転車に取りかかりたくなるでありましょう・・・。そういう変わり者さんが、入れ替わりつつもいつも当店の隅にいる・・・、存在感は薄く、大変地味ながら・・・、確実な仕事をしていく人。

 再生自転車構想の一つとしての「桐箪笥」。すでに、これをお読みになっている方で、「それオレだよ・・・」という方も数名いらっしゃると思います、店主も幾人か顔が浮かびます・・・。そういう方の居場所にもなるような、自転車屋でありたいですね・・・。

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※再生のあり方としての、磨き・・・なんて奥深いよー・・・。
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狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて十年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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