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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

姿見救出作戦その1 大工と自転車屋の沽券にかけて・・・



 今月でお返しすることになる、狸サイクルの現店舗の最上階、別名響き床といいまして、各種イベントなどがここで営まれたわけでありますが、この響き床は誠に幸運なことに西東京市の新店舗にもパートⅡとして再登場いたします。

 まだまだ、施工の必要がありますが・・・。

 で、この響き床の象徴でもありました三枚のデカい姿見、これをどうしようか?ということになりました。

 響き床パートⅡができなかったなら、廃棄・・・もあったかもしれませんが、次の場所が確保できた中で、廃棄はないだろう・・・という発想に当然なりますわな。

 次のところでも使い続けられたら、理想的な展開・・・なのでありますが・・・。

 コイツに関しては、一つプロからのご指摘がありましてね・・・、これを外すときは壊すときです・・・といわれたんであります。

 鏡設置のプロにであります。

 確かにこのプロはプロでありました・・・。映像のゆがみを非常に気にしながら、デリケートに慎重に設置していきましたんで、その道のプロであるには違いなかったと今でも思っています。

 ただ、外して移動すること・・・、それによって彼らには納得のいかない映像になるかもしれませんが、・・・、それすらできずに壊すしかないのか?

 そんなことをうつらうつら考えながら、いろんな施工業の方々にご意見を伺うなどしていたんでありますが・・・。

 壊すしかない・・・ということが納得できたら、壊しましょう。それが確定するまでは、どうやって外して、どうしたら移動できるか?についてとことん考え、試みることにする・・・と決めたんであります。

 最悪壊すとして、廃品系の方々にガラスの引き取りを頼む・・・、その前に、大胆にも裏のボードごと切り出す・・・なんて案も出てきたりして・・・、大工系に相談すると、鏡の間のノコギリが入れば可能かも・・・などというアドバイスもいただきまして。

 その前に、この姿見一体どうやってここに設置されたのか?ということが、問題となります。

 非常に残念なことに、店主はこの設置の際に逐次施工内容を確認していなかったんであります。ボンドによって付けている・・・ということは覚えていましたが、どんなボンドであったか・・・覚えていない。

 この姿見結露すると、市松模様がうきでてきたんであります、その跡の裏に多分ボンドが点在しているんだ、ということはわかっていましたが、どんな種類のボンドだったか・・・。

 外すときは壊すとき・・・と明言していた設置屋さん・・・ということは、コンクリボンド系を使っているのかも・・・。

 だとすれば裏のボードごと切り出すしかない・・・。しかし、シリコン系のボンドであれば・・・もう少し何とかなるかもしれません。

 長い鉄串で、脇かららしき場所をつついてみる・・・、するとスルッと串が入る感覚・・・。ということは、コンクリボンドではない・・・、とすれば、ボードごと切り離す必要もなくなる。

 ボードごとの切り外しとなると、その跡の処理が大変です。垂木をまた設置して、その上にボードを貼らないといけないからね。

 できれば、姿見だけ外せれば・・・。でも、設置のプロは外すときは壊すときといった・・・。

 本当か?
  
 ヨーシ、ここで大工と自転車屋の沽券にかけて、コイツを無事外してやろうじゃないの!そして、それを木枠か何かを当てて、無事に新店舗二階の響き床パートⅡに移植してやろうじゃないか!

 大工と自転車屋の沽券にかけて・・・。

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 まずは鏡の枠、鏡の間に流し込まれたコーキング材をカッターやガム剥がしで取り除きます。

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 外した際に鏡を移動しやすくするための吸盤の取っ手を付けておきます。

 で、一体何で剥がすか?

 20150723_153646_278_convert_20150723211808.jpg

 大工と自転車屋が沽券をかけて外す際の道具になるのが、コイツ。

 ピアノ線・・・一巻き200円以下・・・。

 コイツを一枚の鏡裏にかけて、両脇に木を噛まして、木挽きよろしく、ヨイショ、ヨイショ!と呼吸を合わせて引いていく・・・。

 非常に地道な作業を繰り返します、途中二階ほどピアノ線が切れたりしましたが、なんとか・・・、こんな事に。

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 ボルダリングの会場みたいな壁が二年ぶりに再登場したんであります。

 で当の外した姿見は、

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 別室にたてて布で養生・・・。

 あと二枚あります、そして今度は無事に取り出せたとして、こいつらにそれぞれの木枠をはめて、今度はそれを車に乗せて、安全に西東京まで運んで、下ろして、響き床パートⅡに設置するまでやらないといけませんね。

 この建物引き渡しまで約一週間・・・、がんばらないとね。

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 ピアノ線で切られた断面の接着剤。まだ柔らかい・・・。

 しかし、このあと三枚外したとして、この市松模様の接着剤あとに補修をして、再塗装しなければなりませんが、それは当店の背後に控えている、富岡さん中村さんという名塗装士がおられますので、安心して託すことができる、こちらはどうにかして、響き床パートⅡまで設置する。

 鏡屋さんには外すときは壊すときと言われた鏡、大工と自転車屋の沽券にかけて、際設置していきたいと思います!

 つづく
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
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携帯070-5083-6962
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