メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |レトロ 郷愁 懐かしや・・・東京たてもの園 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

レトロ 郷愁 懐かしや・・・東京たてもの園



 今週末土曜日の22日、新生狸サイクルのこけら落としに向けて、今奮闘中・・・のはずなんでありますが、暑いですねえ。

 なんとか、プロのペースに押されつつも、なんとか・・・という状況です。

 そんな中の日曜日、午前中限定ということで、お出かけ・・・したんでありますが・・・結局は夕方戻りとなってしまった。

 新店舗から自転車で何分ぐらいだろう、30分もかからないね、小金井公園というのがあって、これが良い。

 バカみたいに走っていた頃の店主は、真夏はこの公園のコースを3時間くらい、走ってました。ちょっとした軽井沢って感じでね、涼しいんであります。

 その中に、江戸東京たてもの園というのがありまして、以前から寄りたかったんですが、今回初めてはいっていったんであります。ここはいいですぞー・・・、おすすめなんであります。

 20150816_141012_134_convert_20150817100816.jpg

 基本古い建物が、移築されて、ちょっとした街並みを作っていると考えていいとこです。しかも外から家を見るだけでなく、中まで入れるというところがいい。

 そして各建物には、車いすの方々も入れるような配慮もありまして、さすが!の一言です。

20150816_141023_618_convert_20150817100804.jpg

 乾物屋の店先。手前は昆布、そして奥の一見下駄箱に見えるようなものが鰹節のディスプレイ。料理の中核である、出汁を司る物を売る、という確固たる誇りが感じられたのは、店主だけだったか?

 20150816_141509_267_convert_20150817100709.jpg

 古い旅籠の中から通路を見たところ。

 徒然草ではないが、日本の家屋は夏に向けて作るべし、というのを忠実に守っているかのような、涼しさの演出が各所に散見できるようでね。

 何だろう、この安堵感というかね。

 20150816_143442_355_convert_20150817100653.jpg

 子供の頃まだこうした風景は各所にあった・・・その郷愁なんだろうか?

 20150816_143433_282_convert_20150817100720.jpg

 こうした風情はもう感極まりますね・・・。こうした木造の家が、大空襲で多くが焼き出された・・・のだろう、とも思う、8月という時節がら。

 レトロ趣味・・・よりも、より深い根が入っている・・・様にも思う。

 「懐かしい」。これは個人の思い出にまつわる言葉のように使われるが・・・、ある意味そうした各個人の思いで、体験、経験などを越えたところにも届きうる、情緒のようにも思えてまいります。

 江戸時代など、体験や経験の外のはずなのに、その建物が持っている風情になぜ郷愁を感じるのか?もっといえば、日本に拘らなくてもいいかもしれませんね。

 はじめて訪れた海外の風景などに、なぜ郷愁や懐かしさを感じるのでありましょうか?前世とかその辺のフィクションは横置いても、実に不思議なんであります。

 20150816_140615_711_convert_20150817100846.jpg

 そうした風景の中にも、コソッと自転車が置いてありました。

 20150816_140627_476_convert_20150817100836.jpg

 建物の保全に関しては、それなりのプロがいると思いますが、こうした小物類に関してはどの程度管理されているんでしょうか?少なくとも、自転車の管理については、×!であります。

 ちゃんと空気入れようね。通常使いしなくても、あたかもされているかのように、手入れしておきましょうよ。

 この園の自転車の管理屋として、ボランティア申し出ようかしら?

20150816_141132_264_convert_20150817100752.jpg

 このリアカーの引き手を見ると、自転車専用に作られたのかな?珍しいカーブだよね。ただやっぱり外したら、通常人が中に入って引けるようにしておいた方が良いような。逆に言うと、専用品として確固たる位置を確保していたんだろう、軽トラなんか無かった時代だったんだからな、とも思いますがね。

 20150816_141521_238_convert_20150817100742.jpg

 旅籠の一角に置かれている自転車。絵になっている・・・。

 旅籠は和風、自転車は西洋のもの・・・などという分類など越えている。

 使いこなし、乗りこなし、馴染む・・・ということ。時代や文化を越えて通底しているように思える「懐かしさ」・・・。黙考すべき事、すでに多し・・・と感じる。

20150816_141540_150_convert_20150817100730.jpg

 フト見ると、リアのブレーキがバンドではなくて、キャリパーがついていた・・・、先取りしてやがる・・・。

 だからいわんこっちゃない、「この形式は当店がいち早く先取りして・・・云々」「世界初の・・・云々」。

 所詮、人間の考える事などどこかで通底していないともかぎらない、時に意図的にも、時に無自覚にも密輸入など常に起こりうるということ・・・なんだろうな。

 もっといろんなものを見ないとねえ・・・、と店主自身が大反省。時間を作っても、見ないといけません。

 そして、もっと考えないといけません。もの作りの基礎、礎石となるような概念について、もっとしっかり考えないといけません。

 そして、もっともっと手を動かして、作らないと、これまたいけませんね。

 新店舗の近く・・・、これは通う場所ができたわ・・・。今度は大工の友人とも行きたいものであります。
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/2606-01a2e6db
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター