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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

海の近くからやってきた



 確か去年の九月だったか?青春18切符の残りがあったので、不必要に遠回りして江ノ島近辺にまで行ってきた事があった。

 途中で雨にやられ、茅ヶ崎では食い物屋が見つからず、水族館は高いし・・・とある意味散々だったんだが。

 そこで印象に残っているのが、あの辺で見かけた自転車のサビ。まあ内陸ではよほどの温泉地とかいかないと、見ないなああのサビのすごさは・・・ね。

 海の近くの潮風というのは、すさまじいんだなあ・・・、あの辺で自転車屋やるとしたら・・・、その辺に秀でた加工しないとダメだなあ・・などと感じもした。

 この上の自転車は、海の近くで乗っていた人から譲り受けた・・・という事らしい。

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 小径車なのだが・・・。

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 よく見るとスポークがさびている・・・。ディスクのローターもねえ。

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 ニップルまでもサビがすごい。ステンレススポークではなかったんでしょうな。

 まあ、その他に関しては酷いサビが見当たらなかったので、これはスポーク交換・・・しないといけませんね。

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 ホイ!小径車の強い店などは250ミリ以下のスポークなんかを二ミリおきぐらいに在庫しているんでしょうか?問屋によっては、小径用のスポークを卸しているところも、あったような・・・。

 ただ、小径車の扱いや依頼が比較的少ない当店としては、これは長いスポークを切って、丸めて、ネジ立てて・・・、そう作るしかない。

 そんなわけで本数分作って、再組み付けしました。

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 もちろんステンレスですぞ!鉄スポークは、当店かけだしの頃、経費節減のために何度か組んでみて、やはり手に馴染まないのでやめたくらいで、縁が無い。

 ただ、海外からのステンレススポークの値上がりは、最近半端ないんだよなあ、スポークだけでなく、自転車のパーツが軒並み値上がりしている始末・・・。円安のせい?もう日本は輸出主流の国じゃないんだぜ、円安は一部にしか効果ないね、あの1ドル80円代時代が懐かしい。

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 もちろん後輪もね。

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 小径車はリム自体が小径なので、組み付けはさほど難しくない。700cから比べると、アレ?ってなもんで組めてしまうんだが、ソレはリム自体の精度がよければの話。でないものについて苦労は、小径も大径も関係ないですね。

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 折りたたみの割には、たわみも少ないドッペル君。足回りを整えての再出発。ステンレスに、内陸という事もあって、まあサビ問題はスポークには無縁になりそうですね。

 そんなわけで、ヤフオクなんかで海に近いところからの出品には、サビ問題は避けられませんので、その辺のご確認もお忘れ無く。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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携帯070-5083-6962
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