メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |これも因縁の車体かもなあ BD1メンテ tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

これも因縁の車体かもなあ BD1メンテ



 こういう仕事をしていると、因縁を感じてしまう車体というのがありまして、マークローザとか、レイダックとか・・・、また来たな・・・、という奴らなんでありますが、こいつもまた多少の因縁を感じてしまう車体であります。

 フォークまわりをイタズラしたことがありましてね、BD2と言って本気の悪ふざけをしてしまった車体です。

 この改造の前が確か事故後の車体をどう活かすか?というお題が付いていたような記憶があります。

そんな思い出のある、BD1なのであります。

 今回は、こんな形で持ち込みされました。

 アッチャコッチャがギッシギシ、折りたたみ機構はどうしても活かしたい、あとは安全に乗れるようにということ。メンテというよりも、再生に近いですね。

 20151029_155834_766_convert_20151031021724.jpg

 BB交換しました。

 20151029_155757_492_convert_20151031021735.jpg

 ブレーキメンテにシュー交換。

 20151029_155805_541_convert_20151031021843.jpg

 ひっくり返ってついているフロントブレーキもね。

 20151029_155828_224_convert_20151031021803.jpg

 ヘッドパーツもひっくり返っていますが、しっかりグリスを入れ直し、よく回るようにします。

 20151029_155819_137_convert_20151031021818.jpg

 ワイヤー類の交換は基本!タダシ、折りたたみ自転車のワイヤーはむずかしい。

 折りたたむことによる、ワイヤーの引っ張りまで勘定に入れないと、ワイヤーの短さが原因で、折りたためなくなってしまうこともあります。折りたたみ自転車を利用している人の6割以上の人は多分折りたたみ機構を使っていないんじゃないか?と勝手に思っていますが、折りたたみします!と宣言されたなら、折りたたみを前提にワイヤーを組まないといけませんね。

 かつて、タンデム用の二倍近い長さのあるワイヤーを折りたたみ自転車のために使ったことがあったことを思いだしたなあ。

 20151029_155751_805_convert_20151031021856.jpg

 サビサビチェーンも当然交換。

 20151029_155810_584_convert_20151031021832.jpg

 ハブのグリスアップも入念に。

 20151029_155727_815_convert_20151031021925.jpg

 リアもね。そしてスプロケは9速に変更。

 パーツ類も全て外して、洗浄、交換してから、フレームも関節含め分解して、グリスなどの充填をしてから、なんとか安全走行、そして折りたためるようになったとさ。

 20151029_161319_795_convert_20151031022555.jpg

 で、本体を広げてみると・・・。

 20151029_155718_442_convert_20151031021752.jpg

 生き返ったBD1。メンテというのは、生きている自転車の調整を意味するとすれば、再生というのは止まっている自転車を再度動かすことに近い感覚ですね。という意味で、こいつは再生系だな。

 今回はイタズラせずに、そのまんま、おとなしい再生です。たまにはそれも良いね・・・。
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/2685-dc774081
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター