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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

基本がなっちゃねーな・・・と大反省の巻



 よい子の皆さん、ドリルの刃物はこうして保管してはいけませんぞ。まあ、これは保管ではないなあ・・・単なるブチ込みだよね。

 イヤー、今年は引っ越しだなんだで・・・なんていう理由は通りません。全く通らないんですね、刃物に対する態度であります。

 たまにですが念入りに店主も、包丁などを研ぐことがあります。

 そうして刃のついた包丁は、例えば使って洗って水を切ったあとは、すぐに、すぐに、すぐに、包丁入れにさして保管しますね。

 それを水切りに刃を下にして無造作に置いたり、いわんや、橋立てに縦に刺したりしたら、激怒もんなんですわ。だってそうでしょ!わざわざ時間と神経使って刃を付けたんですよ、それをフォークやスプーンと同じように扱われたら!なんだと思ってんだ!と当然怒りますわね。

 たまに・・・というか多く居るのが、包丁の背ではなく、背ではなくですよ、刃の方でまな板上の水をさらう人いますな、あんなのを見ると、この方自分で包丁研いだことないな?と勝手に思ってしまうんですがね・・・。

 と包丁や大工道具の刃物には、多少うるさいつもりの店主が、ドリルの刃には結構というか・・・かなり鈍感で無神経であったという事・・・なんですね、基本がなっちゃないわな。

 といっても、先端の刃については、かなり神経は使っていたつもりなんですよね・・・弁解がましいですが・・・。

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 例えば、極端な話、ここまでへし折れてしまったドリルの刃があるとします。大抵はここまでは行きませんがね。でも使っている内に、先が丸くなって、刃も立たなくなってくる、なんていうのは通常よくあることなんですね。

 そういうときどうするか?というとやはり研ぐしかないんですがね。かつては、一か八かで、グラインダーに回しながらかけたりしたんですが、まあ、当たり外れの多いこと・・・、そこでこんな治具に入れるんですね。

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 そんでもって、角度をそいつに任せながら回転式のダイヤモンドカットに当てて、自転するように回してやると、徐々に、徐々に刃が回復するという代物がありましてね、ドリルシャープナーとかいいます。

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 ほらね、平らだったドリルの先が鈍角ながらドリルの刃の回復が見られるでしょう?

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 へし折れたドリルなんでやたら短いですが、こうして完全回復するんですね。

 もちろん、包丁でいう本焼きという、まるまる一本が鋼、ハイス鋼、コバルト何たら・・・という固い材質でないとこれは実現しませんよ・・・、よくあるでしょ、たった一本なのに二千円以上するようなやつ・・・、横見ると十数本入って千円チョットのがあるのに、なんでよー?と最初を思うんだが・・・。

 使っている内に分かります、安いドリルは使用の仕方によりますが、まあ金捨てるようなもんだ・・・。研ぐ価値もないようなものがほとんどでしょうな。

 まあ、メンテして使い続けるなら、刃物もそれなりの材質のものでないと、ダメでありますな。

 そんなこんなで、所有しているドリルの刃の径を全て計測して、分類して、数数えて、その中から現役で使えそうなものを選んでは、シャープナーにかけて、刃を付けて・・・、そしてもっと行儀の良い保管の仕方をいたしましたよ。

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 まあ、こうやって整理してみると、思い当たること色々ありで面白かった・・・。

 なんと言っても、八ミリのドリルが十五本あったのには驚いた・・・。確かに八ミリは自転車ではよく使いますが、ここまでため込んでいたとは・・・。

 あと何と十一ミリが五本もあった・・・。

 思い出すに、一つ前の仮店舗のC型鋼を加工して、吹き抜け四層組んだ時、ボルトナット止めために、この十一ミリドリルを使っていたんでありました。

 デカイ穴の開け方なんかも、その時再度学びましたなあ。よくあるのが、小さいドリルから徐々に径を太くしていきながら、場合によっては四回くらいに分けて、最後に本丸の十一ミリを使う・・・なんてこともしてましたが・・・。

 一瞬で、九ミリ幅の穴に、十一ミリの刃がとられて、ダメになる・・・。

 思い切って三千円近くの島忠では最高級の刃を購入してやっては見たが・・・同じようにダメ。

 さすがに、詳しそうな店員さん尋ねたところ。

 気長に、油を差しながら、最初からデカイドリルを低回転高トルクで回してごらんよ・・・といわれて、早速帰ってやってみてから、時間はかかるが、以後一本もドリルに損傷がなくなった・・・、なんてことありましたね。

 イヤー、勉強、勉強・・・。なるほど勉強ですわ。

 そんなこと思い出しながら、一体何本のドリルの刃を再生したことやら・・・。

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 自作の棚に収めると、なんかいいじゃない・・・、バラバラに置いてあるドリルをノギスで計りながら、欲しい径を探すなんて手間が完全に省けるようになったというわけです。まあ、いつも使う径のものは一瞥して把握してましたがねえ。

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 エキストラクターを使って、折れネジを掘る時に時々使うような、細めのものも集めて、保管。

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 ついでに、チャック閉めもいくつか種類があるので、こうして立てて保管・・・。もっと早くやれよ・・・ってね。

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 見た目も良いし、確実に作業効率も上がるわな。

 アー・・・今まで一体何やっていたことやら・・・、大反省だよね。

 これというのも、もう暫くここから動かずに、ここで踏ん張ってやっていこう!という決意のなせる技、でもありましょう。こうした基本中の基本を整えたり、今までなら、まあこれで我慢もできなくはない、といったちょっと神経に触れるような妥協を完全に排するとしたら・・・、という視点から考えるようになると、多少は締まって、来るということなんでありましょうな。

 イヤー、本当この地にて、もっと発展していかないといけません。がんばれ!新店舗!新生狸サイクル!なんだよ。

 手直しや、作りかえ、そのための様々経費などを考えると、ちょっとマジで引き締めてやっていかないとなあ・・・と思いますわね。

 好条件で貸していただいている大家さんのためにも、ここで一丁踏ん張って、地元の方々にも、何か賑やかになったようだし、かゆいところに手が届きそうだし、あいつらが来て良かったな、と思ってもらえるような動きをしていかないといけませんね。

 外回り、屋根かけ、塗装ブース・・・とまだまだやることだらけですが・・・、今年中をめどに、集中していきます!

 自転車のことで何かありましたら、是非とも当店をよろしく、お願いします!なんてようやく当たり前のことが言えるようになりつつある、という事なんです、ちゃんとやっていきます!ハイ!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
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アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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