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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

ケミカルなモード

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 あの、後数枚ですが、サイクルモードのチケットありますので、残る8日一日分ですね、当店を通過して行かれる予定のある方は、お寄りください。

 という事で、今年もノコノコと、モードへ行って参りました。

 まあ、ことさら細かくいうことはないですね。まあ、ここ最近の状況として、あまり変化が無いという事、出し物も、コチラの感慨も含めての感想となりますか。

 行けば分かりますが、建物の前半の方、などはほぼ素通りですね。現役選手の展示車などはポジション含めて、見たりしますが、それ以外には大して興味なし。

 でも、人気のあるブースでは、人が大勢並んでいるところもありましてね、自転車ファンというのもいくつか分類できるんだろうなあ、という事を再度実感したわけです。

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 こんな車体を見ますとはやりホッとしますな。しっかりスレッドに戻っていますので、かつてのようなスレッド化もしなくて良くなりました。

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 クロームだそうです。ちょっと今年はデローザ、鉄は中心外した展示ですがそれなりのラインナップがあって良かったと思います。

 ただ・・・、デローザのカーボン車なんて見ると、何か???なのが多いですね。あの美意識どうしちゃったの?デダにでも作らせておけば良いのに、というのすらあったなあ。ブッテー・・・

 まあ、カーボン車体全体に言えるんですが、よほどでない限り、目は引きませんね、みんな同じように見えます・・・。

 鉄だってそうだろう!みんな細いパイプで同じじゃんか!とカーボンファンから言われそうですが、まあ、確かにカーボン車体に対して、見る目、かけるべき視点を持っていない、というのが最大の原因で、コチラの問題なんでしょうね。

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 京都から出展していた、こんなのは面白かったなあ。

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 チタンの削り出しに溶接痕をそのままにしたちょいとワイルド路線。

 京都のこちらの方が作っているようで、実際にオーダーする際には、数ヶ月はかかるということという事でした。この辺の展開が増えると、面白い・・・ですね。

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 こういう塗装というか、絵ですね。こんなのもちょいと渋かったなあ。

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 近くで凝視。

 走る妖気を放つフレーム、と店主がいくつか思っている鉄フレームの中の雄、マキノさんのものです。この方の作るピストはすごかったなあ・・・。俺をバンクに連れて行け!と騒いでうるさかった・・・。

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 あとは、昨年もありました、働く自転車展。サイクルデザインの学生君たちが作っているものであります。これはなんでしょう?

 たわし回してなにするの?

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 靴磨きのための自転車だそうだ。前トランクに道具一式入れて、スタンドで自転車浮かして、たわし回して、磨きをかけるという仕組みらしい。もっと色んな展開があるそうだが、今回の展示ではこれ以上はできなかったようですね。

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 こんなのもあった。水を運ぶ専用自転車だそうだ。
 
 せいぜいガンバッてポリタンク四つかよ・・・。店主が指導者だったら、構想の段階で却下だな。

 例えば、今はどうか知らんが、かつての中国の自転車の使い方はすごかった。白菜の季節になると、一体何個積んでるの?と通常の実用車に、縄でもって、人をゆうに超える量の白菜の山をくくりつけていたのを見たことがある。普通の実用車にだぜ。

 他にも色々あるよね、2メートル以上の出前を肩に担いで、自転車乗っているなんていう写真も、「ゆでたろう」水道橋店に飾ってあった。

 通常の自転車だって、体力と技術と工夫次第でそれだけのことができるというのに、設計からして、火入れしながらフレーム組めるやつが、たった四つのポリタンク運んで喜んでんじゃねーよ!!!!ってな、指導になりそうだなあ。

 それにポリタンク専用というのがいけない。そもそもが荷物車だろう?通常の自転車では運びきれない量のものを運ぶための運送車だろう?だったら、ポリタンクも運べます、という形式にしないとダメなんだ。

 この自転車の発想は、多くの途上国では水を運ぶのが大変だから・・・というのが、その元らしいんだが、なればこそ、水だけじゃあない、応用次第によっては、「そんなものまで、その量載せられるのか?」というところまで踏み込んでいって欲しいもんだよね。

 やっぱり若い技術屋達には、タンザニア・・・だな。まあ、他でもいいんだが、通常の想定を越えるような発想、もちろん中には危険なものもあるやもしれんが、ものや手段が限られているところで、人間ここまで工夫してできるんだ・・・という事をとことん身にしみる体験というのは重要だと思うぞ。

 モンゴルの解体屋はあのプリウスだって直すという・・・、あれが無ければダメ、これが無ければダメ、というところを越えたところで身につくもの、そういうワイルドな思考、野生の思考とでも言い換えようか?そういう側面だって、新しい物を作っていく上で、非常に大切だと思うんだが、どうだろうか?

 何熱くなってんだ?店主は・・・。

 数年前から、出入りしていた学生君が、今年卒業だという・・・、良い道作れよ。

 あとは・・・。

 今回面白かったのが、ケミカルなんであります。

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 サンプルいただきました。これ試してみてー・・・。思われている以上に、ケミカルは大切よ、というのが、ちょっと持論。

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 先日もメーカーさんとの中で話が出たんですが、精度の良いボールベアリング、中にはセラミック・・・なんていうのもさることながら、千回転にも満たない自転車パーツに、そんなに精度のいいものを使う必要があるのか?なんて話になりましてね。

 なもんよりも、むしろケミカルだろう?という事に落ち着いたんであります。それはベアリングにしろ、チェーンにしろね。ある意味、もう奇跡的なくらいのケミカルってありますもんね、高度数千メートルを以上を飛ぶ戦闘機にも使えるような・・・・とかね。

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 ガラスコーティング・・・。

 当店発の、大森研魔磨きフレームにこんなものをかけたら?なんてことにも思いが行きまして、早速手配を、ということに。

 考えてみれば、後半はケミカルブースに入り浸り。それが面白かった。サイクルモード全体の印象は薄いまでも、まだまだ、関心開いて、目を見開いて周りを見れば、世界は答えてくれますね。

 という事で、前半ガックリ、後半ガッツリのサイクルモード探検でありました。

 ※ちなみに催しの方が盛り上がっているということらしいですが、そちらの方は全く無縁のため、コメントすらできません。もしかして、その辺で盛り上がっているのかもしれませんね。

 チケット数枚ありますよ!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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