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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

いたずら仙人 現る・・・



 ドロップハンドルに、補助レバー付きブレーキレバー。こいつは復刻もしているので、こういうタイプの自転車が来てもおかしくは全くないのだが・・・。

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 フト見ると、電池が搭載してある・・・、ということは電動車?

 電動車にドロップハンドル?

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 な、なんだこりゃ・・・。

 まあ、こういう車体が搬入されてきても、おかしくはない当店ではありますがね、ついにやって来ましたか。

 持ってこられたのは、世田谷からのお客さん。お歳は・・・というと、モロ若くはない。かつて電機メーカーで開発をやっていた・・・と過去形でありますから、現在はリタイアしておられるのかもしれない、そうあってもおかしくはない白髪の「少年」なのであった。

 その少年という表現には、キラキラした好奇心旺盛、やりたがりの意欲旺盛といった性分という意味が込められている。

 白髪でどこかお茶目な仙人的な風情もあり。意欲はあれどマッドサイエンティストの持っているような、取り付かれたような貪欲さからは無縁でしょう。

 店主称して、いたずら仙人、などと生意気ながら呼ばせていただきたい気持ち。

 どこか、いじくりたおして、周囲をちょっとだけ、アッといわせたい、そのための発想、アイデア、知識と技術は十分にお持ちのようであります。

 こういうお方は、コチラが変な提案などするよりも、その経緯を見守っておく方が面白い。やるだけやって見せてください・・・、コチラの提示する見積もりタイしては、では自分で・・・とばかり、またそれへの工程や段取りなどをお話しし始める、あながち外れていないところがまた、期待が持てるところ、なんであります。

 どうも、前後のタイヤを700c化しますね、ご自分で。途中で詰まったり、分からなくなったら、また来ていただければ良いんで、お手並み拝見と行きたいところ。

 ある方曰く、一番怖いのが素人だ・・・。採算度外視で、それこそ少年のような好奇心を動力に突き進んでくる素人は、何かをやらかす起爆力がある・・・、確かにそんな気もします。

 そのいたずら仙人さん曰く、「開発やっているとね、まあ一年以内でなんとかしようなんていうアイデアは、結局は日曜大工レベルで終わってしまうのね、ところが二年、三年と時をくぐってくると製品化なんてことがちらほら見えてきてね、ムフフフフ」。

 このいたずら仙人さん相手に、「開発天国時代の日本」なんて題で、インタビュー形式の本など作ったら面白いだろうなあ。「あの時はポシャッタが、練り直せば、今だって使えるアイデアなどは、実はいっぱいあるんだよ・・・」なんて、言葉を事実とともに引っ張り出せたらワクワクするね。

 今回のこの電動とドロップというと、実は未完の計画が店主らにはあったのでありました。そんなところから、ちょっと驚いたんでもありますが、もう一つ、これもかつて店主が考えていたものと合致して、二重の驚きだったのね。

 子供を載せるお母さん達のためのサイクリングシューズを店主は考案していたんであります。それがこのいたずら仙人さんは、ものとして顕在化させている・・・、驚きもみの木なんでありますわ。

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 これなんであります。

 なんだ、上げ底靴か、単なるトレッキングシューズかと思うでしょ?

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 まあ、靴としてはあってもおかしくはない・・・このどれが画期的なの?ですね。

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 これペダル。当たり前ですね。

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 こうなるのであります!だから何?まだ分からない?

 ボックリのように全体が上げ底だと歩きにくいから、土踏まずの辺りを肉抜きするなんて、どこの靴でもあるでしょ?このどこが新しいの?

 確かにね、見た目はどこにでもある靴のように見えますが、その設計思想が半端じゃないのよ。

 つまり通常の靴で、自転車を踏むのに適切な位置にサドルを持って行くと、止まった瞬間、両足のつま先がようやく地面に着く程度で、安定感悪いでしょ?あれが怖いから、止まった時べた足つく位置にサドルを下げる、これが一般的な実用車のポジションとして、悲しくも定着してしまっている。それをまた電動アシストが定着のためのより強力な一役をかっているんだなあ。

 でも、べた足のつく状態は、踏む観点からするとサドル位置としては低すぎる。そんな低いサドルで長時間乗っていたら膝を痛めますし、まず長時間乗れない。

 では、適正サドル位置を確保しつつかつ、止まったときべた足がつけるにはどうするか?

 店主のアイデアでは、バナナシート形式か、この上げ底靴の二つが考えられたんですが、その内の後者をすでに具体化しているというのが驚きなんでありますよ。

 通常の靴に、クッション材を重ねて接着する、接着には靴専用の強力接着剤を調べてそれを使ったというから、この辺がすでに日曜大工を越えているんであります。

 そして肉抜きする際にも、ちゃんとペダルの中心軸が足裏の母指球に当たる位置を計測してやっている。最後は本当の靴底を貼って完成。

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 おまけに、ペダルについていた反射鏡まで埋め込むという、茶目っ気さ。いや、参りましたわ。

 店主の場合には、ボックリ形式の厚底靴の先端から約三分の一を削り取って、そこにペダルを合わせる形式を漠然とながら考えていたんであります。もちろん考えていただけ。

 いたずら仙人三のサイクリングシューズは、前後の壁でペダルを挟むので、押し足引き足もできるという点では、一歩も二歩も前を行っておられます。

 一事が万事ではありませんが、まずは解体してみる、そして作ってみる、失敗重ねて、形にしていく、そうした生きた形式という霞を食べて生きる仙人さん。

試作中のバッテリー二個を背負って、帰って行かれた。今度来られるときには、そこまでやりましたか?!っていうような700c化した電動車が来るのかな?

 また、その時は大いに膝叩かせてもらいます!イヤー、実に楽しみであります!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて十年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
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