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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

災害にはいいかもね!



 ジェリービーンズ?って思えるほどカラフルであります。

 こいつは、こうします。

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 板ガムみたいですね。これを穴に差し込んでいくと・・・。

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 こんな感じになりますね。お久しぶりです!パンクレスタイヤのタンナスであります。

 かつて、ツーリングクラブHGを主催する石井君に履かせて感想もらったこともありますね。物事の賛否が分かれるのは当たり前のことですが、マウンテンの径に履かせた太めのタンナスは、石井君にとっては走りが重かった・・・ということでした。

 でも、豪州の粗い舗装路、あちこちにトラックのタイヤの破裂、ワイヤービードの破片が落ちているようなところでの、パンクの心配がいらないというのはアドバンテージだよね。

 まあ、結局石井君は空気のタイヤを選んだわけでありますが、絶対にパンクが許されない状況でのアドバンテージは最強なんじゃないかな?

 それから小径に履かせて1週間で、腰に響くので空気タイヤに戻した方もいらっしゃいました。色々自転車を乗って、自転車を知り尽くしている方は、やはり乗り味の好みがハッキリしている傾向があるのか、パンクしないのはいいんだけどねえ・・・と大変惜しそうな顔をしながらも、空気に戻していましたね。

 他には子育て号の自転車にかはせたお母さん方からの評判は、ある意味皆無・・・。と言うことは、全く意識していなくて使っている、という意味でグー、ということでしょう。ある意味ノーパンクを履いていることすら忘れている可能性あり、そういえばパンクしないわねえ・・・という一般のお母さん特有の鈍感さの中では合格点なんでしょうな。

 ちなみに荷物号の前に履かしている店主。もう随分と減ってきていますが、まだ走れそうです。ゴツンという段差の感じは、違和感ありですが・・・荷物車だと思えば、これでも全くかまいません・・・。でもこれをレーサーに履かせるか?というとなると、遅刻したら即減給!とかいう会社への通勤自転車に使わない限り、履かせないでしょうね。

 まあ空気タイヤのレーサーの乗り心地を越えるような物を作ったら、それこそタンナスの社長さんは、ビルゲイツなみの億万長者になるかもね・・・。そのくらい難しい・・・といっていいでしょうな。

 さて、ピンを入れ込んでから・・・。

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 ホイールにハメ込むんだが、小径で、相対的に太いタンナスの野郎は抵抗しやがる!片側に仮ハメしておいて、地下足袋で、ホイールを掴んで、手前のタンナスをボートの選手のように全身を使って引っ張り、少しずつはめ込んでいくんだが・・・。

 こちらがはまると、アチラが外れ・・・を繰り返す。仮ハメを本ハメにしないと、このイタチごっこは永遠に続く・・・。

 ピン1本がパチンとはまると、これが本ハメ、そこを起点に両サイドからまたハメ始め・・・、車用のタイヤレバーなんかも使って、力尽くで、なんとか一ハメ完了・・・。この冬に大汗だよ・・・。

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 ここまででも結構力仕事なのよ。でも終わりではない・・・。

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 あとは、すべての板ガムをホイールの縁の下に埋め込む、手だけじゃ無理だね・・・。マイナスドライバーを厚めに削ったものを板ガムに添えて、上からハンマーで叩いて沈めて参ります・・・。

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 これが完成形・・・。一個でも板ガムが見えたら打ち込まないとね。中にはちょい奥を打ち込んでしまい、板ガムが変形・・・何枚か抜いては差し替えたりもしましたな。

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 これにて装着完成。
 ついでに走ってみたぜ!

 んんん?小径車なんてこんなで十分なんじゃない?そもそも小径のタイヤなんてさして種類もないし・・・、なーんて愛情の無いことはいわないで・・・、やはりゴツンといった感じはあるものの、これ乗り慣れたら、タンナスであるという事を意識しなくなるかも知れないね。

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 少しまわりを走って、当たりをつけると、一般のタイヤとの見た目の区別は付かなくなりますね。

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 そして、実はもう一台小径がありまして、そいつが折りたたみの名車、ブロンプトンであります。コイツのタイヤの径が16インチのWOなんですぜ。タンナスにラインナップがあるのか?と。

 小径のラインナップでは充実している方のタンナスですが、ドンピシャが無かったんですね。なんと、18インチのHEとの互換性ということで・・・。どうりでボート選手が大変だったわけだ・・・。店主の背筋が強化されたわけだ・・・。

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 このブロンプトンは前後車輪を一気にタンナス化。

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 で、どうよ?

 こんなもんだろ、小径車なんて・・・。

 イヤー、何ともねえ、違和感がないんで・・・、そもそも小径の走りに全く期待していない店主としては・・・、これで十分なんじゃないかな?と思います。小径に愛情ないなあ・・・・。相変わらずのゴツンはありますがね。

 慣れると、空気のタイヤであるか、ノーパンクタイヤであるかの意識が飛んでしまう。ある意味そこまで行ってくれたらタンナスとしては、してやったりなんだろうが・・・、逆に、積極的にいい!!!と評価してくれない、というのが何ともかわいそうなところ。

 でもパンクしないのっていいでしょ?!!!スッゲー、アドバンテージじゃない?

 確かにねえ、でも、パンクはパンクしたときにのみ、ケッ!と思うだけで、通常自転車は走って当たり前と思っている利用者からすると、そういえばパンクはしないねえ・・・というくらいの評価しか出てこないかも知れない。

 そういう意味で、ノーパンクタイヤはもっと概念に訴えないといけないのかも知れませんね。

 パンクしないんですよ、パンク!パンクが一度も発生しない!いいでしょ?パンクしないんですから・・・。これを繰り返すしかない。

 パンクをしないといい自転車・・・というよりか、絶対にパンクをしてはいけない自転車として出していく、というところかな?なんて思うんです。

 先の例でいうと、通勤自転車、通学自転車ね。遅刻厳禁な条件下で乗る自転車なんていいでしょう。郵便やメッセンジャーなんか、自転車を仕事で使う自転車にもいいかもしれませんね。

 あとは・・・。

 そろそろ、五年経ちますなあ。

 オイ!アチコチの原発が再稼働とかいってるぜ!五年前の、必死の対策がヘリからの水の投下・・・。すべて風であおられて、霧状になって、流されていた。必死の対策が蝉の小便と揶揄された。

 それを東京の旧店舗のパソコン画面で見たとき、「万策尽きている・・・」と、背筋が冷えた。

 そして追い打ち、乳児の水道水規制・・・。東京都より区を介しての、飲料水の配布・・・。水瓶がやられた?「もうダメじゃん・・・」。

 あれからたったの五年。で、今福島はどうなんだ?下着好きの大臣はアンダーコントロールと言ってるらしいな。

 老朽した原発もパス、再稼働?キチガイ政権だね。事故が起きたときのたらい回しの様子が見て取れるわ。全く学ばない国。どうもこの国には共生を意図しないものと共生が強制されているらしい、矯正しなければな。

 なんだっけ?そうか、このタンナス、災害時にはついよぞ、きっと!

 五寸釘踏んだって、パンクしない!瓦礫の中でもパンクしない!パンクの心配がいらない!

 確かこのブロンプトンも、その辺を意識しての改造依頼だったかと思う。のど元過ぎれば熱さを忘れる。国のことなど言ってられない、皆さん水確保していますか?保存食確保していますか?

 いえいえ、防災対策なんてしても無駄です、そんなのはブームなんですから。全くの無駄であります。そろそろ五年の消費期限の切れる防災食の処分の頃ではないですか?それが、そんなことしても無駄である証拠なんじゃないかな?

 では何をするか?祭りをすることです!イベントをすることです!それらを通じて、人と協力する態勢を習慣づけておくことなんです。

 そして、防災にも役立つかも知れないものを、イベント等を通じて、日常生活の中に織り込んでおくことであります。大切なことは日常生活に織り込むこと、なんであります。災害時と日常生活が乖離している人ほど、被害がデカク感じます。

 多分ホームレスの人たちは、何か大分揺れたな・・・、何かみんな困っているな・・・、大丈夫か?と災害時にも、「日常生活」をおくっておられることでしょう。

 もっと砕いていえば、日常生活にもっと不便を取り込んでおく、残しておくということかも知れませんね。

 タンナスの営業の肝はここだ!

 防災の備えを、常に日常の自転車に仕掛けておくこと!何があっても自転車だけは乗り続けられるという安心感をタンナスで体験してみませんか?これでどうだろうか?
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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携帯070-5083-6962
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