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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

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 今年の初めから始まった、鉄の箱作り。

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 窓が付いてきたりしながらも、ようやっと完成というところまでやって参りました!

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 工房の入り口なんですが、なんと一見民家風であります。創作とリサイクルの合わせ技、いかにも当店らしい展開であります。

 そこにですねえ、ちょっとした仲間が加わりました。

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 コイツなんであります・・・。しかしてその実体は?

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 鉄の机・・・イエイエ、精度の良い物を作る際、絶対に必要な定盤なんであります。

 これが、仲間入り。なんとなしにヒョイと置いてありますが・・・。ここまで運び入れるのが、どれほど大変であったことか?

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 この土台付きの定盤ですが、一体何キロあったのか?正確には分かりません。200キロではきかなかったと思います。体感的には300を越えていたような気もします。

 コイツを同級生の青山君から借りた軽トラで、はるばる神奈川から運んできた。軽トラに乗せたのは、フォークリフトという文明の利器なので、ここまでは問題は無い。

 問題は、当店に到着したところから・・・ということになる。軽トラに載せられたゲキ重定盤。まずはバックで新居の近くまで持ってはきたが、さてどう下ろすか?が大問題。

 あおりを開いても、土台付き定盤は60センチほどの高さの軽トラの荷台にあるわけで、まずここから下ろさない限り、車すら返せない・・・という状態なんであります。

 まずは土台下に、ツーバイ材を縦にして神輿の横棒のように通して担いでみたが・・・、材が重さでミシミシいってしまい、全く役に立たない。

 それより何より、二人で持ってみようと思って、ビクともしない、一ミリも持ち上がらない、そちらの方がショックだったなあ。

 適当な長さの単管パイプはないか?それが適当な長さのものがない・・・、なれば、使わずに横にしてある、c型鋼はどうだろうか?でもそもそも、そいつ自身がやたらと重いのでは?でも、定盤の重さから比べれば大したことは無い・・・ということで、色々やってみるのだが、何とも動かない。

 その内三名ほどの援軍がやって来た。

 四人で持ち上げて、一人が軽トラを前に出す・・・という案も出た。ただ、浮かんだ定盤をゆっくり腰を下げならがら下まで下ろす体力は無いだろうと却下・・・。

 軽トラと同じ高さの馬があれば、少しずつ軽トラからずらすことはできるだろう、そうすれば少なくとも軽トラを青山君の所に戻すことはできるようになる、でも、今度はどうその馬から下ろすか?なんてことが問題に。

 なれば、一回り小さい馬を用意して、少しずつ下ろしていく・・・。一回りの、そのまた一回り小さい馬を用意して・・・これを繰り返せば・・・、想定からすれば、それで可能なはず、でも、そんな馬をその時用意することはできない、実現不可・・・そういうのは、クレーンがあれば下ろせるねという仮定形と同じ・・・。

 じゃあ、今からドイトでブロックかなにか買ってくる?

 イヤイヤあるものでどうにかしないと・・・、つまり狸サイクルにあるものプラス五人の男達の力だけでできることをしないとね。

 実際設置ができたということなんで、めでたしめでたしだったんだが、終わったあと一人もケガもせず、よくできたよねえ・・・ということになりました。一々書くとすごい分量になるので、省きます・・・。

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 これが定盤の肌。まあ、なんとか限られたものでよくできたよなあ、と感慨ひとしおなんであります。ここからこの上で、一体どんなフレーム達が誕生してくることやら、であります。

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 この窓から、通行人が中をのぞき込んでは「お兄ちゃん、何作ってんの?・・・ヘエ、自転車のフレームかい?ホホー、それは大したもんだ・・・」なんて会話も、すぐにやりとりされることでありましょう。作業を見るのが好きな人達の常連さんができたりしてね。

 窓枠に肘ついては、たばこを吸いながら、「昔はねえ・・・・」なんて与太話まで・・・ね。

 そんな常連さんの中から、「俺も一本組んでもらおうかなあ・・・」なんてことが起きないとも限らない、ここがまたなんかの拠点になるんでありましょうな・・・イヤ、なってくれなきゃ困るよ、重かったんだからなあ・・・。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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