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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

打ち首・・・一般名詞化をめざして・・・



 イヤー頭でっかちな自転車。「安全性」のみを考慮して、官民一体で作成した三人乗り自転車というのが、こういうヤツなんでしょうね。

 前に子供、後ろに子供、間にお母さん・・・はいいが、荷物はどうすんだ?カゴがないだろう?そんなことすら考えなかったのか?という付け焼き刃な車体なんでしょうね。

 何年か前、二人までの子のせを禁止しようとした際、大反対にあった、当たり前だ。そこで振り上げた拳をどこに持って行こうか?と、ご丁寧にも三人乗り推奨車だかなんだかをメーカーと開発してできた内の一台がこれ・・・なんだそうだ。

 ステアリングの真上に子供を載せるから、安全?あとは強度のあるパイプでしっかり組むとか?でも何度も繰り返すが、荷物はどうすんの?お母さんにリュックで行けと?

 中には後子のせのヘリに、荷物をブラブラぶら下げている車体も多いね。一体何やってんだか?

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 このデッカチ君、子供を載せているのならまだいざ知らず、成長して後子のせに移っても、このままの状態で今度はカゴとして使われる・・・、しかしカゴだけの用途としたら、重すぎやしないか?

 それ用のアダプターカゴもあるようだがね。

 でも、こんな極端なハンドルを維持し続けなければいけない必然性なんてどこにもないはず、なればこの頭でっかちをたたき落としてしまえ!というので、この手の改造を「打ち首」と名付けたわけなんであります。

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 その前に、とっくにシフトワイヤーがいかれています・・・。つまり、変速出来ない・・・、機能低下も著しい。

 さらに

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 ブレーキワイヤーも切れていた。というより、ブレーキワイヤーが切れたんで、仕方なくもって来たのが今回で、もう少し頻繁に見てやる必要がありますね。

 でも日々、仕事や家事育児で追われているお母さん方、もう忙しくて忙しくて、その合間にある自転車のことなどかまっていられない、とにかくなんとか走ってなんとか止まってくれたらいい・・・くらいにしか考えていない。

 いやいや、すさまじい車体に乗っている人種第一が高校生のニーちゃん達とすれば、第二はお母さん達・・・といってもいいと思うよ。

 すさまじいのが、前後に子供を乗せて、懐に乳飲み子を抱えながら、横向きでおしゃべりしながら走っているお母さん達のタイヤには空気がほとんど入っていない・・・なんて、よくある光景でしょ?メカに関するお母さん達の一般的な無頓着さには、心配を通り越して、アッパレ!と言いたくなるほどの徹底ぶりなんであります。

 その辺から攻めていく・・・というのもありかな?

 で、トリャ!

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 大きめの普通のカゴだ!こちらの方が自重は軽くて容量もはいるぞよ!

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 スッキリと、普通のハンドルトステム、そこにシフトのできるシフターと、しっかり止まるブレーキを付けた。当たり前のことだが、それまでの惨状と比べると、天国のようになったに違いない。

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 打ち首にしてくれたわ!

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 ネ、生まれ変わったような、ファニーバイクに変身だ。来年は後の子のせが取れるので、そこにカゴをつけて、野菜収穫号に変身させてもいい。

 自転車は変わるし、変わるべき時には変わってよろしい、何も一々買い換える必要は無いのだ!

 そこで、保育園、幼稚園に通っているお母さん達のなかで、この「打ち首」というのが、一つの一般名詞として定着しないかな?なんて思ったりしてね。

 「ああ、来年になれば全員小学校以上になるから、この自転車も早く打ち首にしたいわね!」とか。

「なんだ、二人子供乗せて、カゴもつけられるのかしら?ならわたしも打ち首して欲しいかも・・・」なんてね。

 とりあえず、自転車って、あんなことも出来る、こんなことも出来るっていう施工例をしっかり示して、選択肢を増やしておくことかと思いますな。利口な利用者さんが増えれば、無駄なものを作る必要もなくなります、工夫して、大事に自転車を乗り続けること、まだまだ、知ってもらわなければならない方々がいますな、仕事のし甲斐があるってもんです!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
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