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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

ガラスがけ・・・だけではない ガラスコーティング



 来たねーカーボン。トレックだって。

 これにガラスコーティングをかけるというご依頼。なんとご依頼主は、昨年の新人王からです。

 ほう、クロストレーニングなのかな?膝に優しい自転車は他の競技選手にとっても利用価値は大いにあると思いますな。是非是非、新人王から率先して、トレーニング機器としての自転車、という門が開くよう、お願いいたしまーす!

 そんでもってのがラスコーティングだ。色々やり方はあると思いますが、フレーム全体にコーティングするということで、理想をいえば、フレーム単体にすること・・・なんだが、そうなると解体と再組み付けという、これまた大いなる手間が発生する・・・。

 でも、折角コーティングするなら・・・・ねえ。

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 まあ、こんな程度に外します、ワイヤーはそのまんまで、コーティングの際には片手でパーツを持ち上げたり、ひっかけたりして、避けながらやるので、この辺が妥協点かな?なんて思いますな。

 もちろんこの前に、中性洗剤による徹底洗浄を行いまして、それが乾いてから、アルコールにて完全脱脂をて、いざコーティング!となります。

 徐々にその内容が手に付いてきたようにも思います。コーティング剤は実によく伸びる・・・。厚くではなく、薄くのばしてフレーム各所の津々浦々まで。
 
 手早さは必要だが、焦る必要は無し。そして伸ばしたあとは水を含んだ目の細かい布で押さえるように・・・けっしてゴシゴシいたしません。今使用しているものは水との化学反応を利用しているみたいであります。他のものではこの工程のないものもあるようですね、調べてみると車の世界ではガラスコーティングはもう当たりまえ、星の数ほど薬剤があるといっても良いかもしれませんね。

 それからから拭きして、二十四時間おくようにしています。

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 今のフレーム太いところは太いね。

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 もっと照明当てたりすると、コーティング感が伝わるかも知れませんが・・・、相変わらず、写真下手であります。

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 おっとなんじゃこの番号は?もしかして・・・背番号?この背番号で新人王っていったら、持ち主さんがすぐに分かってしまうかも・・・ね。

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 バーテープが汚れていたんで、これは交換しよう・・・かな?

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 バーテープは、自転車を縦から見た際の顔に当たる部分なんで、意外と印象保つには大事なところですよ。

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 そうそう、パーツを外すというのは、ある意味車体の点検になりますんで、一つ気づいたこと。

 これどこにでもあるボトルケージなんでありますが、ボルト自身がプラなんですね。

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 生シラスかよ?白魚かよ?クリオネかよ?・・・っていうボルトが出てきた。実はこれ外すの大変だったのよ。溝ギリギリまで頭があったので、工具が入っていかない・・・。なので

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 なので、この二本を抜くためだけに、工具の一個を犠牲にして、その角を落とした・・・ということなのね。

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 これでようやく外せたということなんですが、こんなボルトにまで本気になる当店、工具一個を犠牲にして・・・、ってほどではない、別に以後使えなくなるわけでないし、今までにペダルの調整とかでも、結構この手の加工はしてますんでね。

 で、今回コーティングの際、邪魔なんで外したんだが、以後これ使いますか?ということなのね。軽いからいい・・・だから使ったんじゃないか?と思うんだが・・・。

 あのー、競技車両が6.8キロに決まってもう10年以上経っているんじゃない?その間にフレーム・ホイールがドンドン軽くなって、確か十年近く前も6.8キロを守るために、フレームにわざわざ分銅を載せていたシモーニなんていう選手もいたはず。

 そんだけ軽量オンパレードなんだから、こんなボルト一本に軽量をかけるようなことする必要は無いと思いますね。むしろ走行中こいつが緩んだ際、どうするの?っていうのが心配になります。まあ、締める工具を携帯するくらいなら、軽量化の観点からアルミのボルトをおすすめいたします、六角レンチで着脱できるヤツね。

 それに折れてねじ穴に残ったりしたら、また面倒・・・になるんじゃないかな?このボルトが特殊プラスチックで、一度締めたら緩まない折れない、高級ボルトでなければ、このまま使用し続けることはおすすめいたしません。ちっちゃいことだけどね。

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 ということで、ぶら下げたパーツ達をまた元に戻しつつ・・・ということは、当然調整が入ります・・・。それも半端じゃないよ!ブレーキなんて握った瞬間分かってくれたら、うれしいなあ。あとそう!ブレーキを完璧に近く調整するためには、実はホイールがちゃんとしていないとダメなんですね。

 ということで、前後のホイールの振れ取りなんかもしておきました。良い状態に仕上がっていますよ!

 まあ、点検ふくめてのガラスコーティング・・・というのもありかも知れませんね。

 それと再塗装の際とか、パーツ載せ替えの際とかのついでにもガラスコーティングは有効ですね、何せついでなんで安くできますしね。
 
 ということで、今後のガラスの経年なんかも見つつ、やって参ります!
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狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
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