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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

自転車そのものもさることながら・・・



 メンテの依頼が来たんであります。小径車・・・しかも・・・

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 折りたたみなんですね。小径で折りたたみというと、店主の嗜好からいうと逆にあるような車体でありますが、そんなことはどうでも良い、これをちゃんと走れるようにして欲しいということと、折りたたみ機構が硬くきついのでそれを使いやすいように、折りたたみやすいように、ということなんであります。

 あまりにハッキリしたご要望なので、用途や使用目的なんかを聞いてみたりしました。

 定年後、これに乗りつつ、江戸の古い地図片手に、各所確認しながら乗りたいということらしいんですね。

 イヤー、面白そう!自転車は単に乗るだけでも面白いが、そこに用途というかテーマが付くとこれまた一段と輝くものであります。

 かつて、ツーリングクラブHG、どうも会長さんは一人で走るのに忙しく、とても若い子らの面倒見ていられる状態ではなかったり、有力メンバーの一人が自転車よりもバンドの方へ行ってしまったりと、色々あって活動はソロになっているんでありますが・・・。

 折角文学部卒業の会長がツーリングを主催するなら、単にコースを走るだけでなく、そこにそこに歴史的なテーマなり何なりを設けたらいいよね、なんて話が出ていたんであります。

 単に日本一周ではなくて、芭蕉の奥の細道のあとを辿っていく・・・とかね。

 古い地図や、浮世絵を頼りに自転車で現代の東海道をうろつくなんて、なんとまあ、酔狂かつある意味ロマンチックなポダリングなわけであります。

 そうなったら、自転車など小径であろうと、折りたたみであろうと、安全かつ快適に乗れればいいわけで、ではそのようにいたしましょう!ということになった。

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 ハンドルも倒せるようになっている。これはある意味小径の常識的形式のようですが、この辺ステアリングに影響のある所が可動式であることに、違和感はありますな、もし緩んだりした場合走りながらハンドルが倒れたら・・・とか変なことを考えてしまう。

 ブロンプトンもいい小径車だと思うが、ハンドルに折りたたみ機構があるので、ぐらつくんでありますが、あれどうにかならないか?なんてイツモ思うんであります。

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 洗浄と交換をメインに、メンテをしていきます。

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 チェーンも交換、BBの内部もグリス入れて点検。

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 タイヤ交換したり、リアメカ、ボスフリーなどを洗浄注油。

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 普通に動くようになるんだから、また面白い。ダメなら交換してもいいグレードではありますが。
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 ワイヤー類の交換。ことにシフト点検は・・・しつこくね。
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 動きは劇的に良くなります。ワイヤー内部が錆びたりしていたら、それは力の伝達はできませんね。ことにグリップ式のシフトはある意味曖昧なんで、特にシフトダウンについては、納車時にコツというか、癖を伝授しないといけませんね。

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 ブレーキのシュー交換と、ブレーキアーチ自体には手間をかけてやるべきポイントが多い。それでかなり良くなりますからね。

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 ここになぜかサスペンションがつている。ダウンヒルをやるはずもない車体になんで?下からのショック吸収?

 まあ、理由は分かりませんし、特にないのかも知れませんが、このサスは走っている際、車体を上下に揺らすという、気持ちの良いものではないんですね、踏む力が吸収されているわけですから・・・。

 とその時にひらめいたんであります!もしかしたら、この手のサスあり自転車には大変な効能があるんじゃないか?とね。

 つまり、このサスがあるにもかかわらず、車体が上下運動しないのだとすれば、それは踏むペダルではなく、回すペダルに徹底されているとも取れるからであります。

 うまくきれいに回せるペダリングができる人は、このサスがあろうが無かろうが、そんなこととは無縁に車体をまっすぐ前に出すことができるというわけ。

 ある意味三本ローラーでのモガキにもちょいと似ているかも知れないが、縦踏みのペダリングで踏んだら、三本ローローからはじかれてしまいます。

 はじかれないように、車体の上下運動を起こさないように、どうしたらペダリングできるか?それを高速に持って行けるか?ということを常に考えて、足の入力の位置や具合を調整して、あれこれやりながら、一番安定する所へ持って行く、これが三本ローラーの本質的な練習課題なんじゃないか?と思っているんですが。

 それと同じようなものかも知れませんね、車体の真ん中付近にあるサスは、回転練習のいい練習機になるかも知れません。そうなると・・・、今後はサス入りフレームを大事にしないといけませんね。

 そうしたフレームを基軸にレーサー組んで、貸しだして、「どうです?踏む癖克服できましたか?それとも相変わらず、上下にグニャングニャンなんですか?」なんていう、気づきの自転車として世に問えないかな?なんて考えたりもしてね。

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 折りたたみも簡単に、比較的楽にできるようになりました。これをこれ独自の袋に入れて、電車内に持ち込み・・・、その袋をどうするか?問題といえば、問題なんだが・・・。そういえば当店には業容ミシンが三台ある・・・、これ使ってまた自転車関連の縫製工業なんかも起こしたりしてね。

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 とりあえず、これでどうでしょ?まあ、自転車はこんなもんで、あとはじっくり江戸文献との検証ポダリングをやってください。

 自転車も面白いながら、それを何のために、どう使うか?なんていうのも実に面白いものであります。そのおもしろさは、時に自転車自身のおもしろさを凌駕するくらいのものだって、当然あるわけであります。

 現代の風景と広重とのポイントがピタッと合ったら・・・、なんて考えるだけでもゾクゾクするね。

 自転車だけでなく、それをどう使っていくか?、その背後に、やはり人間というのが面白いんであります、何よりも面白いんであります。何度も言いましょう、人間が面白いから、自転車が面白いんです、その逆ではどうもない、これは言えそうだわ。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて十年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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