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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

音がする!もっともといっていいほどの難しい診断・・・なのだ



 今やクロモリフレームはレースの主流からは完全に外れていますね。レギュレーションでがっちり守られている競輪以外で、もう鉄で勝負しいてる選手はほぼいない・・・、といってもいいかな?

 ちなみにですが、店主の記憶にある中では、2000年のシドニー五輪の際、当時ラバネロに所属していた飯島誠は、日本代表としてポイントレースに出た際、クロモリで勝負していたんであります。スペアバイクにアルミを持って行ったが、ポジションが出しができていない、という理由で、クロモリで出場して完走していたんですね。

 アマチュアレースなどでは、今でも酔狂のレベルでクロモリはいるかと思いますが、オリンピックという大舞台でというのは、もしかしてこれが最後だったかもしれませんね。

 ただ、勝負レーサーとしての一線は退いたとしても、やはりロードレーサーの典型というのはクロモリにあり!とかたくなに信じる店主としては、これらが滅びることは絶対にない!とほぼ断言いたします。というわけで、残るには残るんでありますが、手軽に入手できる状況であるか?といえば、そうとは言い切れない・・・、クロモリの完成車として売られている量は、やはり少ない。

 そういう中で、ラレーの鉄車体をわざわざ探して購入して、乗り続ける、という中に何らかの意志や美意識があるんじゃないか?となんかどうしても勘ぐりたくなるんであります。

 一緒に走る仲間が、車体を持ち上げるたびに「重い!」っていうんです・・・、でも私これ気に入っていて・・・。

 ある意味どうしたらもっと軽くできるか?なんて疑問もお持ちのようなんですね、例えばフォークをカーボンにするなんていうのは?と提案してみると、

 このクロモリメッキのフォークの見た目も雰囲気も好きで・・・とのこと。
 
 これは筋金入りだわ・・・。となると、ホイールかな・・・?でも、今リムの選択肢があまりないので、劇的に軽くするには、やはりカーボンリムのロープロのやつで・・・でもまあ、却下だろうなあ・・・。

 確かに軽さというのは、自転車に本気で乗り始めると、すぐにヒットする項目であることは間違いないでしょう。かくいう店主も、値段だけでなく、各パーツの重さの総量を知るために何度も電卓を使用した経験ありです。

 自転車には各分野ごとにマニアという方々がいて、日々その変態度を競っておられるようでありますが、中でも小径マニアと軽量マニアというのは、群を抜いて変態度が高いといってもいいかもしれませんね。

 あまり軽量を推し進めると、パーツの強度場不足するので、責任とる気のさらさらないヘタレ編集の作る雑誌などには、あまり載らなくなったんじゃないかな?と思いますが、かつてはヒルクライムの特集には、これでもか!の変態系軽量マニアの小特集なんかがあった気がしますね・・・。

 そこまでするか?!というオンパレード、そんなことしている暇があったら、足鍛えろ!なんていう正論は吹っ飛びます、もう勝手にやってろ!というレベル。中には一グラムの軽量につき数千円・・・なんていうコスト計算している人もいたなあ・・・。

 で何が言いたいか?というと軽量自転車に魅力があるのはわかりますが、重さの軽量と走りの軽量とはちょいと違うという印象が強くなってきた頃から、店主はあまり軽量には拘らなくなってきたという経緯があるんですね。

 キッカケはやはり自分の脚質にあったクロモリフレームを踏んだとき、何じゃこりゃ!!!!というあの前にグーンと伸びる感じ・・・これが走りの軽量化・・・というか、これなんだな!と思った次第なんです。

 何度も書いてますが、ラバネロ、ネオコット、マキノこの三本が店主にとって、神棚に上げたくなるような鉄フレームなんですが・・・、これらの重さは鉄だけにカーボンその他から比べるとそれはそれは重いんです、でも・・・。

 もちろん、確かにカーボンでも神がかったものがあるのは認めます。店主の経験ではやはりタイムだな・・・、あれは衝撃的だったわ・・・、それにFUJIのSSTなんかも、後ろから押されている・・・と勘違いするほどの進みなんですがね・・・。

 でも、カーボン・アルミの怖さは、足が振り切れたとき・・・に突然とやってくる、もうストライキかよ!!!と思うくらいのあの意地悪なほどの減速感というか・・・、あれ?と思うくらい前に出ない・・・、「しょうがねえだろう?お前さんに俺を踏むだけの力がないんだから・・・」というあの突如の冷遇が到来すること・・・。

 比べて鉄は、疲れたときにこそ、その真意を発揮するという、「大丈夫大丈夫!親方、俺らがあんたをゴールまで連れて行ってやるよ!!!」というサポートが、クロモリは頼もしい。

 そんな瞬間、多少の重みがなんだ!最後まで裏切らないこの一体感こそが鉄なんだぜ!!!とこれがまさにクロモリマニアになる瞬間でもあるんですね。

 まあ、そういうことも鉄フレームには十分ありますので、多少重たくともクロモリを選択する「あなた」応援しますよ!となります。この車体をわざわざ選んで、「重い!重い!」の合唱をはねのけてなお乗り続ける姿勢には、また軽さとは別の価値観でもって乗り続けることの粋な理由を一緒に考えて行きたいと思いますな。

 で、長くなりましたが、今回の依頼はなんと車体のどこからか、異音がするというところ・・・。

 来たー!!!というやつです。ウワッと怯みたくなるような依頼ともいえます。しかも、最初に来られたときに、とても困った顔して「さっきまで音がしていたんですが、店が近づくと消えました・・・どうしましょ?」と。

 よくあるんですね、調子の悪い自転車が、ショップ近くに持ち直す・・・ってこと。この異音というのは、つきあったら、本当大変なんですわ。

 まず、音の原因を突き止めなくてはならないのね。もちろん走っているときでないと異音はしないので、走らせるわけです。それも踏む人の癖なんかもあるので、その人は異音を出しても、他の人では異音がしないなんて場合もあります。

 また異音を確認した場合、一体それがどこから発してるのか?これを突き止めなくてはならないんですが、これも大抵は走りながら突き止めなくてはならない、これも大変です。

 固定ローラーに乗せて、もう一人に確認させるという手もなくはありませんが、実走するのとローラーではやはり微妙に体重のかかり方などが違うので、たいていはダメですね。

 それから、大方の場所が突き止められたとしても、それを絞り切ることができなかったり、またフレームは一体で音は伝達するので、そこから聞こえるようで、実は別の箇所ということもよくあります。

 ということで、異音の克服というのは、実は大変なんだよ!

 今回は踏むたびに音がするということだったんで、クランク周りを中心に調べるということに。ある意味やることといったら、いったんパーツを外して、しっかり組み直す・・・ということぐらいしかない。

 その中で、原因が特定できる場合もあるし、できないでも異音が止まることもある・・・まあ、なんとも難しいんです。

 「雨上がりの夜空」の中で、何やっても動かないバイクに向かって「キゲン直してくれよ!」と叫ぶ歌詞がありますが、まさにあの心境に近い・・・。

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 まあ今回は結論から言うと、BB周りに緩みが一つ・・・と。

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 ペダルにもちょっとしたガタがあったとことが判明・・・、とりあえず乗ってみて音は消えた・・・ということでね。あとは、持ち主の方の踏み方に合わせて、音なりの有無をチェックして完成・・・となりましょう。

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 さて・・・、このレーサーの今後なんですが、軽量化への方向性とは別の、スタイリッシュかつ走りの軽さへ向けて、行くことになりましょう。もしかしたら、チューブラー・・・なんて選択肢もあるかもしれませんね。

 そんなに車歴のない女性が、チューブラでクロモリフレームに乗っていたら・・・、さぞや鉄親父たちは後ろに黒幕がいるのか?またはその方自身の素性って何だろう?と興味津々になるには違いありません。

 最新の軽量パーツに乗っていても、情報収集力と金の使い方と・・・まあ、その辺のことで説明つくでしょうから、アッソ・・・で終わりますが、なんでチューブラーなの?となると、まあ併走してインタビューが始まるよ、うっとうしい?でもそういうところに目の行く自転車乗りというのが結構根強い・・・というか執念深いというか・・・、道を作っていく奴らなんだと思います。

 メーカー主導の作られた道から外れて、旧道掘り返したり、別の新しい意味を持った道を作る・・・そういう奴らなんじゃないか?なんて思うのね。だからちょっと我慢して、つきあってやってくださいな!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて十年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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