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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

レレレ 再塗装のはずが・・・



 一年前に今の新店舗に来て、すぐにいろんなご依頼をいただいたこの一台。手元変速化したりメンテしたりといろいろやってきたんだが、この度、再塗装する段階がやってきたんであります。

 四人の子持ちのお父さん、新車購入しようかなあ・・・とか、いろいろ考えたあげく・・・、やはりこいつを再塗装しようと意を決して持ってきた。

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 まあ、随分と乗っているらしい跡がアチコチに見えます。元々は人から譲り受けたものだということで、自分よりその前の歴史も背負っているという。

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 まあ、この様子では、全剥離して、パテなどで修正しないと駄目な深めの傷もありそうだなあ・・・。

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 まあ、満身創痍といっても過言ではない。色も金色に決まりました。その金という色だって、一律ではない、五円玉の黄銅的な金から山吹色かと思うくらいの黄金まで・・・いろいろありますが。

 かなり渋めの金・・・、シャンパンゴールド・・・よりもちょい渋めの金色ということで、今回は行くことに。

 さて、フレーム一本にします。

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 よし、次は剥離をしてから、足付け・・・プラサフ・・・という段取りになるはずだったんだが・・・。

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 裏を返すと、トップチューブにこのような剥離傷があるではないか?

 ほかも点検すると・・・、

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 なんとヘッドチューブからほぼ等距離にあるダウンチューブにも同じ傷を発見。

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 つまりこういうことね、トップチューブとダウンチューブにこうした剥離傷があるんです、ということは?

 これはどうも事故車、正面衝突系の事故を過去経験したフレームということがいえそうなんですね。塗装がパックリ剥がれている、一瞬に大きな力がかかったんでありましょう。

 ホイールとフォークが思いの外頑丈だと、こうして一気にフレームに衝撃がいってしまう。さて、これは乗り続けるべきか?

 ご本人をお呼びして、患部を見せて、基本中止の方向で・・・と話を持って行ったんであります。なんせ四人の子供のお父さんですからねえ・・・。

 外したホイールやパーツ類はすべて使えるので、別フレームに移植するのもよし、また全く別の選択肢もありなんで、今回の再塗装はキッパリあきらめましょう!ということで。

 本フレームが使えなくなることにはがっかりしていましたが、また別の選択肢が浮上してきたこと自体にはどこか喜んでいる風も・・・、あとは奥さんをどのように説得するか?というところにかかりそうであります。

 小さい子供を前後に乗せて、仕事に子育てに精を出すお父さん、無類の自転車好きらしい、同時にバスケもやっているとか。これから夜勤でーす!と元気に出勤していく後ろ姿はいつもすがすがしい。まあ、焦らず、奥さんに嫌われないくらいいい距離を自転車と保ってくださいな・・・、サポートさせてもらいます、とことんね!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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