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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

軒先貸して 母屋で学ぶ



 子供が率先して、自分の自転車の塗装をするという企画。もう何回やってんだろう?

 システムはこう、自転車を持ってくる、コチラが解体しておく、好きな色のペイントを持ち込む。足付けの仕方を教える。自分で足付けをして、塗装する。それをコチラがまた組み付ける、以上!

 簡単にいうと、こうなります。まあ、システム自体は簡単なんだが。それを親子でやる、子供が大きいと、大方自分でやることになりますが、逆に子供が小さいと、親が実質やることになる、というのが通例ですね。

 今回は・・・、実に親子が大変協力的にことが進んでいったんであります・・・、おみごと!というくらいにね。

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 ばらしたフレームを洗浄して、ステッカー等を剥がして、足付けをしていきます。結構寒い中での水仕事、娘さんですが、テキパキとやっています。

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 今回、この軒先企画で初めてだったのが、なんとスプレー缶ではなかったことかな?

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 刷毛塗りだったんですね・・・。自転車は工業製品、なのでどうしても均一的に塗装することになっている・・・んであります。冷静に考えれば、別にそうしなくてもいいのにね。均一的に塗装する場合には、刷毛では刷毛ムラができてしまうので、スプレー缶でやるというのが定番になってきていたんですが・・・。

 今回はあえて刷毛に。しかもちょっと変わったペイントを使用しています・・・、家具にいいんじゃないの?というような雰囲気なやつです。

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 刷毛を選んだ時点で、ムラの問題はなくなったも同然、そういう選択もありだなあ・・・。こういう自分では積極的にやらないことを目の前で見られるというのも、軒先貸しはやめられません。

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 今回はフレームだけでなく、泥よけ、チェーンカバーなどの小物にまで塗りが入っています。本物の籐のカゴ、これも入念にクリアをしみこませるようにとご指導。でないと、紫外線や雨などで劣化されやすくなって、すぐにカビや変形してしまいます。

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 塗っては乾かし、塗っては日向で乾かし、それを何度か続けます。

 作業二日目にて、終了。集中力とセンスの勝利だよね、本当よくやりました!!!

 組み上がった自転車です!

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 接写で撮れているかな?ちょっとゴワゴワした感じ、見えますか?温かみがあるよ・・・。

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 これはよく見えるよね。刷毛ムラをうまく利用している。

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 丁寧に塗り分けた、その色の組み合わせも大変いいですね。暖かく、どこか落ち着きます。

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 ライトにまで、細かい配慮塗り・・・、これ確かお父さんが頑張っていたなあ・・・。お母さんはお昼ご飯を持ってきたり、いい連携していましたね。

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 クリアコーティングをしたカゴもしっかり付いていますね。

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 いい自転車になったでしょ?思わず乗ってみたくなる・・・、欲しくなるような温かい自転車だよね。

 塗料が、アメリカの古い家具をイメージして作られているらしいので、それを利用したところでもうセンスの上で、勝負は決まっていたわけであります。

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 まさに家具のような落ち着きのある自転車ですね。なるほど・・・。

 今回も大いに学びますなあ・・・。実用自転車の分野にこういうテイストは大いにありです。いかにも手で塗ったような(今回は実際に塗っていますが)一台。

 自分が乗るか乗らないかは別として、一つの世界を暗示しているようなもの、ジャンルを確立する質量のあるものなどに、大いに反応すべきなんだと思います。

 イヤー、勉強になるわ・・・、本当に作りたいものを作る!という上では、採算を考えない素人が一番怖い・・・、今回はそれに子供というのが付いた・・・という意味で最強だよね。

 素人さんから、しかも子供さんから教えてもらうこと、この軒先企画はそのための出店のようなもんであります。だから、常に開いておく。ご希望の方は、いつでもどうぞ!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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携帯070-5083-6962
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