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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

ポジションだし・・・どうしましょ?



 翼を付けたら飛んでいきそうな、エアロなTTバイクでありますな。

 付いているコンポがまたすごい。

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 スラムレッドの電動です。ワイヤレスなんで取り付けるだけ。

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 リアディレーラーですが、後ろの出っ張りが電池のようですね。ロボコップ・・・のような音がします・・・って、あくまでイメージですが。

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 フォースと書かれいてますのでレッドのクランクではないんですね。どうなんだろう?

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 DHバーのスイッチです。もう完全にスイッチですね・・・。

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 ブルホーンバーの脇にもスイッチが付いています。ある意味押すだけで何も考えずに、レースに集中できるというやつです。

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 フォークの裏に、Vブレーキとほぼ同じようなものが付いています。

 駆動、制動ともに問題ない、すごいTTバイクなんでしょうね。

 ところが、これをトライアスロン、しかもロングトライアスロンバイクとして利用するというんですね。ロングといえば、自力で踏むので、こうしたエアロ系の自転車という選択肢自身は間違いではないと思います。

 ただ、ロードのタイムトライアルバイクそのものをそのまま使うとなったら、これはちょっと・・・どうなの?という展開になると思うんですね。

 なぜロードのタイムトライアルと、トライアスロンのを一緒にしてはならないか?それは単純にいうと距離の違い、といえるかな。

 プロのロードのタイムトライアルは、せいぜい五十キロ前後でしょ?競技時間にして、一時間以内です。このくらいの距離と時間であれば、無理してでもスピードのためにエアロなポジションを取るべきかと思います。

 ところが、ロングトライアスロンですと、120から180キロ・・・。しかも、そのあとフルマラソンなんてものが控えている。距離も状況も違うんであります。同じ空力を考えるにしても、我慢してまでエアロで走るべきタイムトライアルと、そうでないトライアスロンとが同じポジションでいいはずがない・・・と思うんですね。

 そこで、こいつをロングトライアスロン向きに作り替えるとなると・・・ハンドル回りを中心に見ていく必要がありそうです。

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 このヘッド回りなんですが、ステムに当たるこの部分、選択的またはオプションパーツとして、より上向きの角度のものが用意されいてるか?ということがまず問題になります。

 より短く高いものに交換できるとポジションニングはやりやすくなるんじゃないか?というのも、ロングトライアスロンでの自転車は、高速は維持しながらも、休めるところは休んでおかないと、次のフルマラソンに耐えられなくなるんじゃないか?という考えです。

 エアロポジションはエアロでいいんですが、一時間以内で決着が付くロードタイムトライアルとは別に、楽な姿勢、寝そべって本を読んでいられるような・・・リラックス姿勢でありながら、空力とスピードを維持できるポイントはどこか?というところにかかっていると思うんですがね。

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 あとは、肘おきの位置であります。ステムをより高く持って行けるなら、これでもいいですが、もし万が一、オプションステムがなくて、ハンドル位置がこれ以上上になることはないとすれば、今度はこのDHバー自体を高い位置に持って行けないか?というところがポイントになってきます。

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 ということは、この肘おきの下を支えている、だるま落とし的な駒がありますね、こいつを極端な話、倍くらい取り寄せることはできないか?ということが問題になってくるでしょう。

 今、持ち主の方に、その点についてメーカー側に問い合わせてもらっているところであります。ステムの方はわかりませんが、このだるま落としについては、何か感触があるようです。

 これらが届いてからの、ポジション出しになると思いますが、来年五月ぐらいの大会に向けて、冬と春など目標設定した中で、じっくりと作っていく、ということになりそうです。練習しては様子を見て、調整レースに出てみてはまた微調整して、ということの繰り返しかと思います。

 駒を変えるというのは、アナログ的な調整ではないので、この辺の癖あり自転車も、もう少し、多角的に調整できるポイントを増やせばいいのに・・・と思いますが・・・。

 中々難しいのかな?

 あと一つ要求があるとすれば、オプションパーツなどを駆使すれば、通常のロードレーサーにも簡単にできるよ、としてあれば、ベストなんですがね。ドラフティングのできるトライアスロン競技では、逆にDHバーの使用が禁止になっているものもあるんじゃないかな?そういう際には、簡単なハンドル交換だけで両レギュレーションでも使用できるようにしてくれれば、持ち主としては最高なんじゃないかな?と思うんですがね。

 ワイヤーレスなんで、あとはブレーキワイヤーの問題だけだとすると、できないことないんじゃないかな?なんて思うんですが・・・ね。

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 しかし・・・、子供の自転車が来たと思えば、今度は戦闘機のような自転車も来る・・・、ありがたいよね・・・本当に。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
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