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あれから三年ですねえ・・・ |
![]() これが当店に来たのは、今を去る3年前の秋だったようです。詳しくはコチラにて、ご確認を! 当時は今より、よりFUJIに食い込んでいた時期でもあったと思いますが、この車体のFUJIは見たことがなかった。持ち主の方が大変気に入って、海外から当店に直に送ってこられたんですね。 ですから、日本の代理店の作るカタログには載っていなかったですね。その送られてきたやつを関税を立て替えてコチラが引き取り、それをいったんばらして再組み付けをする。 その際リアキャリアや前カゴ、ステムの取り替えなどをやってお出ししたわけです。 それから三年経って、どこに持って行っても、海外のだから・・・という理由なんですかね?すべて断られてしまい、杉並から離れた当店に再度持ってきていただいた、ということなんであります。使っているパーツに珍しい海外製のものなどないのにね・・・。不思議な自転車屋が多いもんだ。 異音がする・・・というのもその理由の一つでした。なれば、徹底的に、中を診ようではありませんかね。 ![]() 音なりの主犯格・・・らしきBBは交換することに。シールドで三年・・・、うん、そんなものなのかもしれませんね。手も足も出なく、シールドは交換なので、チト、面白くはありませんが・・・。 ![]() あと8速の遊星ギアの中を取りだして、オイルどぶ漬け洗浄。下に強力磁石などを置いて、細かい鉄粉の引き寄せ作戦なんかもね。 ![]() 他にチェーン・ワイヤーは当たり前、他各所グリスアップ、やれることはほぼやりましたかね。 ![]() 錆びてゆがんだカゴは取り替え、ステンレスの丈夫なやつにね。 ![]() 何が原因でどうだったか?なんてことの特定はできなくとも、まあ、手の入るところすべてに、やることやって戻してやったら、さあ、どうなりましたか? 試乗して戻ってこられた、持ち主さんの顔にすべて書いてありました。また次ぎ来る時、3年後かな?そのときまで、ちゃんと自転車屋やっていないとね、頑張らないとなこっちも。 こうやって、自分の自転車を探して、店に持ち込んで自分のイメージ通りに組み付けて、気に入って乗り続ける。数年して不具合が出た際、買い換えでなく、メンテと調整して、いたわりながら相棒の自転車と生きていく。 そういう人が一人でも増えてくれることを願うんであります。それが当店がこの世にある意義なんだと確信してます。 今日も、ある電話から、五千円で中古自転車を売ることの是非を考えたんであります。 五千円の値札を付けて、中古自転車を置いておく・・・。するとそのほとんどは、自転車なんか五千円でいいよ、という奴のところに渡っていくんですね。さすれば、半年から、1年後その自転車がどういうめを見るか?大方想像できますわね。 同じ五千円でも、なけなしの銭を出して、購入して乗る留学生とかはまったく違うんだよ!扱い方も、考え方もね。 なので、当店が理想とする自転車愛好者とは真逆の方に供給する自転車は、当店にはないなあ・・・。そういうこともあってか、誤解を生みやすい、値付けというのは店主は苦手だ。重要なのはわかっていても、苦手だ。 何でも鑑定?とかで、いきさつ色々ありながらも最後は、骨董に対して、一十百千と最後は値付けで「価値」を決めるようなやり方は、わかりやすいが、その他の情報がすべてそこでそぎ落とされてしまって、実に不快である。まあだからわかりやすいんだが・・・。 そのものにまつわる物語こそが大事なのにね。 物語のあるものに、物語のある人が関係するから面白く尊いはずなのにね・・・。 だから!物語を剥奪されたワンスケールの値段に、その値段にしか反応しない匿名のどなたかが出会い、「取引」を成立させるであろうネットでなど、自転車売る気にならないし、今後もやらないでしょう。 やったとしても、それは場として利用するだけで、最終的には手渡しできる方にのみ、という限定を付けるでしょう。 だから!激安!だけに反応し、それまでのいきさつも、それ以後のいきさつにも全く興味を持とうとしない人を呼び寄せる可能性の高い、、五千円自転車も当店はやらないから、そう思え! スポンサーサイト
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Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
店の所在
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