メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |閉店・廃業 受け継ぐもの 中継地点 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

閉店・廃業 受け継ぐもの 中継地点



 社会の高齢化のためか、新規開業というより、閉店・廃業の話の方が身近にありますね。

 今年の初めには、柳沢駅の老舗自転車店の亀田輪業さんが廃業いたしました。

 DSC_0082_convert_20161129200645.jpg

 その際の、行き場のない工具類、ほぼすべて引き取らしていただきました。なるほど・・・というものから、使い方のわからないものまで、色々ありますね。もちろんまだまだ使い切ってはいません。

 で、この工具類は一体誰のもの・・・?という問いは本質的なんであります。それは誰のものでもない、ただいま店主が預かっているだけ、所有者でなく管理者・・・ということなんであります。

 このいかにも仏教者的心境、偽りなき心境であります。

 DSC_0084_convert_20161129200633.jpg

 自分の使いやすいように、仕事や場合に合わせた、治具的工具類。工夫した人のものであって、その真意がわかるまで時間が必要かもしれませんし、ついに一生その意味については不明のまま終わるかもしれません。正確には不明のまま、また別の管理者の元へ行くかもしれませんね。

 DSC_0089_convert_20161129200605.jpg

 電気工事屋だったんだけど、オメーんとこ使わねーか?って持ってきてくれました。他社のそれと区別するために、色を塗ったんでしょうか?そういえば田んぼの師匠も自分の道具類には、必ず赤いビニールテープを巻いていましたね。それがまた野良仕事の際、草に紛れてもすぐに見つかるんですね。

 受け継いだもの、これからは自転車関連のボルトを締めることになるが、よろしく頼むぜ!

 DSC_0091_convert_20161129200552.jpg

 これもどこかの街工場で何十年も使われて来た、工作機械でしょう。何を加工してきたんでしょうか?これからはフレームのパイプを削っていくのが主な仕事になるよ。

 冒頭のガラスケース、大森研魔の社長の舞台のようなものですが、これはまた田無の創業90年、大正14年から続いたげた屋さんが閉店されるということでいただいたものであります。

 その他、数え切れないもの、小物も含めていただいています。受け継ぐもの・・・であります。

 始める時はねえ、勢いみたいなものでできたけど、今度閉じるとなると・・・色々大変よね。

 結婚みたいなもんですか?勢いで結婚はできるが、離婚となると疲弊する・・・。

 本当そうです・・・。お疲れ気味の奥様。

  閉店が決まる前からおつきあいがあればまだしも、閉店と聞いて、まるで追いはぎのごとくに、いろいろなものをいただきに上がる、あちらは使える人に渡っていくことをありがたがっていただいていますが、コチラとしては、大変ありがたいながらも複雑な心境であります。

 フト、数十年後日に当店が閉店する日を思い浮かべました。

 お前さん自転車屋やるのかい?そうか、ならこの工具な・・・。とそのいきさつを延々話すうるさいじいさんになっているんだろうなあ、話はいいからさっさとよこせよ!と思っている若者を尻目に、これらの工具にはそうした物語がすべて付いているんだ・・・、だからもろとも持って行くんだよ!と、延々と話す意地悪なじいさん。

 たぶんそのときの店主も、そうした工具類を棺桶に一緒に入れるようなことなど考えもせず、誰に託したら、有意義に使い続けてくれるかな?とそんなことばかり考えて、引き取り手、次の管理者を探すんじゃないか?

 すべては借り物、だから所属に戻す、それでいいと思えるじいさんになれるよう、精進しないとなあ。

 店の閉店というのは確かに寂しいものでありますが、たとえ誰かが継いだとしても、癖の強い店主がいなくなるとしたら、ある意味その店は閉店したのと同じかもしれないなあ・・・などと、ちょいと感慨深げになる晩秋なのでありました。
スポンサーサイト

この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/3101-5371b26b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて十年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp
  tohke@pdx.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター