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ウクレレ考 間にあるもの・・・ |
![]() 実は当店二階の響き床、前回は本格ジャズライブなんかもやっていますが、基本貸スペースなんで、他にもいろんなことをやるんでありますが、ちょいと名物になりそうなのが、ウクレレ教室なんであります。 詳しくは響き床のブログに公開されていますので、 そちらでご確認ください。 まあ、講師の方の奥行きが深いこと。あとわざわざ遠方より来ていただいている生徒さんもいますね。 そんな展開ですので、こうしてちょいとウクレレのセッティングなんかもやってみようか?なんて思うわけであります。 ![]() ナットやサドルを削って、弦高の調整というのが、その主なもの。こういうのいじってわかるのが、売ってある状態のものは、ある意味自転車と同じで、それそのものとしては、まだまさダメですね。弾きにくい、乗りにくいの連続なんであります。 それらをどうセッティングして、フィッティイングしていくか?ということが重要ですな。自転車にせよ、楽器にせよ・・・。 ![]() 例えば、こうして弦の枕になる部分、ナットを少しずつ削っていく。一フレットにちょっと触れるだけで、押すのではなくて、触れるだけでフレットで音程が変わる様に、といっても削りすぎるとハイポジションで、ブレが生じるんで、削っては音出して確かめてを繰り返す。 まあそんなことなんでありますがね。 それより何より、実はこのウクレレというものから学ぶところが多いんであります。 まずこのウクレレというのはどういう位置にあるツールなのか?ということね。これは人々の意識に関しても、またウクレレそのものに関しても、大抵当てはまるものだと思うんですが・・・。 一言で言い当てるとすると、ウクレレとは、楽器でありながらもその半分はオモチャ的な軽さがある、とでもいえるかと思うんです。 これが一気にギターになんかになってしまうと、完全な楽器!!!!というカテゴリーに落とし込まれます。そうなると、まずは人々は構えてしまうんです。そこから、あえて踏み込んで決断して入門するか・・・、イヤ難しそうだし、音楽のセンスなさそうだし・・・オレには無縁そうだわな、たぶん・・・といって諦めるか?という二つの選択を迫ってくる様な、ちゃんとした楽器なんでありますな。 ところがウクレレというのは、半分オモチャなんであります。意識としてもそうでしょ?例えば子供のオモチャのギターって、ウクレレみたいなもんだよね。そして、値段的にも、安いものが多い。 つまり何が言いたいかというと、ウクレレは意識的にも、ものとしても、接近するのに敷居が低いんであります。この敷居の低さというのがウクレレのある意味最大の強みなんであります。 誰でも、3コードをなんとか、押さえるところをおぼえると、簡単な歌の伴奏なんかができる様になる。そしてできたとしても、ちょっとうれしいくらいかな?何だ、ちょっと練習したら弾けちゃったよ、イヒヒヒ。っていう感じね。プレッシャーがあまりない、その分弾ける様になっても、さして感慨深いこともない・・・。 そういう意味で、次から次へと覚えていってしまう・・・ということ。敷居の低さ、半分はオモチャという気軽さを武器に、ウクレレはギターなどよりもより浸透していく力を持っているという訳なんですね。 で、重要なのが、このウクレレ的展開というのは各分野で応用効きますよ!ということなんです。専門的に大上段に構えられると、大抵の人が萎縮してしまうものであっても、半分遊びの要素を取り入れると、敷居がグンと低くなる・・・。多くの人が気軽に入りやすくなる・・・というね。 自転車でいうと、一般の人にロードレーサー乗りませんか?なんていきなりいったら、それこそパイプオルガン弾かない?とか、パコ・デ・ルシア的フラメンコ弾かない?といっている様なものでありましょう。 言われた方としては目を飛び出して、「無理!無理!無理!もう絶対に無理!」と完全に萎縮してしまいますわな。 そこで、ウクレレと取り出すかのごとくに、改造ママチャリ系とホイと見せる、乗せる・・・となると。 ![]() 何?ちょっと乗ってみようか?ってことになる。そして乗ってみると、今までの自転車よりずっと前に出る、風を切る感じを実感できるとなると・・・、まずはこれだ!と感じるんでありましょうな。 そういう意味で、例えばロードレーサーやスポーツ自転車にとって、ウクレレとなるのはある種こうした改造系の自転車だったりもするんであります。 これを皆さん各所、各業界の中で、このウクレレに当たるものって何だろう?という考察はかなり有効だと思いますよ・・・。 と同時に、いつまで半分おもちゃで遊んでいるんだよ?というそのまた次の段階なんかも用意しておかないとね、というのが次の話となります。 半分オモチャだったり、半分ママチャリだったりで入ったはいいが、それがずーっと続くとなると、より深いものへ、よりニッチなものへ・・・と行くのが多くの方々の傾向と言えるんじゃないでしょうか? その奥行きへの、誘いは深ければ深いほどよい、わけであります。各業界の持っている奥行きの深さを予感させつつ、ズルズルと引きずり込んでいく・・・という様なね。 自転車でいうと、レーサーはレーサーの奥深さ、それもロードもしかり、ピストもしかりなんでありますな。マウンテンも、ツーリング車もそれぞれ独自の奥深さ、面白さを持っているんであります。 ウクレレの方にもね、それなりのものがあるはずなんでありますよ。殊当店のウクレレ教室は特別なんですぜ! なんせ、講師のハッカイ先生が実に音楽的に奥深い人なので、扉を開けると向こうが霞んで見えなくなる様な深さをお持ちなんです。 例えば、まずは半分オモチャのウクレレで10曲できるようになったとしたら。次はどこへ行く?最近楽器いじりにはまりつつある店主が下にいる、響き床ウクレレ教室ですよ・・・。 例えば、ギター改造して、バスウクレレなんて作っちゃいますよ!こうなるともうオモチャじゃなくて、立派な楽器です!これが弾けたら、感動ひとしおでしょ?だって立派な楽器弾きなったんだもん、オモチャじゃないからね。 そこから、可能的に二手に分かれるでしょうな。一方はこのバスウクレレをジェイク・島袋を目指して極めていきたいと思う人。もう一方は、素直にギターやってみよう・・・という人。 ウンウン、実にいい展開だ!ウクレレ教室からギター教室へと言う流れができたというわけですよ。 で、そこで終わると思うでしょ?イエイエ、ハッカイ先生の深さは半端じゃない。その先に中東の楽器のウードというのがあるんですね。ハッカイ先生の本業の一つが、このウード奏者というもの。 ウクレレから、ギターに行った生徒がいるとする。そこであのフレットレスギターを渡してみる・・・。 ![]() これでしたね。 ![]() 多少ギターになれた時、これをウードチューニングして、ウードの曲なんかを練習するとなると、今度はギターからウードへの道が開かれる、ということになるわけであります。 先生が深くて、それに合わせたある種、中途半端な要素を持つ面白いツールがあれば、人をどんどん奥に引きずり込んでいく展開も可能になる、ということなんですね。 奥の深いハッカイ先生の教えるウクレレ教室、その下には楽器いじりの悪戯好きの店主が控えているんであります。面白くないわけがない!変な展開が待っている、ウクレレ教室。まあ、ちょっとやそっとではないですよ・・・・。 ということで、オット!店主の本業である自転車の方も頑張らないとね! また、各分野、各業界でのウクレレ的展開と、いうのをこれをヒントに探求してみてくださいな。そうした各発展に関して、楽しみにしていますよ!楽しくウキウキワクワクしながら、頭をグルグル回すこと、これだよね!これ!これしかないんだよ! スポンサーサイト
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Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
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