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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

母から子へ  じゃなくて子から母へだった・・・



 いろんな子供自転車がありますが、どうもこのルイガノは最強のようだ。フレームに手抜きがない。エンド幅もエンド金具も、各所溶接もほぼ完璧な強度を持っているんじゃないか?と思うくらい、まず頑丈にできています。

 そしてこの太いパイプに、小さい三角でしょ?自転車の中でも最強の部類なんじゃない?とすら思える。力士用の自転車なんて、これを体に合わせて組めば、いいかも・・・なんてね。

 なので、全国の親御さんの皆さん!どうせ購入するなら、この頑丈な子供車をおすすめしますよ!

 でも子供用の自転車なんて・・・、すぐに子供は大きくなるし、そんな頑丈な車体なんて必要ないんじゃない?

 もちろん、子供自転車を子供用としてのみ使うなら・・・ね、でもこうした頑丈な自転車は、子供の後がまた楽しいのであります。

 通常、伝えられるものって親から子へ・・・でしょ?それがものであれ、知であれ、伝統であれね。

 ところが、これは逆なんでありますよ、子供から母へ・・・という順序。

 娘が大きくなった・・・、お母さんの身長をだいぶ抜いてしまった。そして、お母さんは縮みこそすれ、デカくなることはない・・・。

 ちなみに成長というのは、当然お母さんもしますよ!ただ身体的成長がないと言っているだけね。成長真っ盛りの長身の娘から、その身体的成長のないお母さんへ、自転車が渡っていく・・・、子から母へなんであります。

 ちょっと関係ない話、先日子狸が保育園を卒園したんでありますね。途中引っ越しもあったので、今世話になっている保育園は一年ちょっとのつきあいなんだが、その前の杉並時代はこども園。二年通ったよね。その三年前の入園の光景も実によく覚えているんだが・・・。

 卒園式では、我が子の成長に感涙にむせぶ親御さんたちもいた・・・。確かに子狸はデカくなったし、成長もした。でもそんなことに感動している暇は店主にはなかった。全くなかったと言っていい。そんなことより、この三年、店主という人間がどのくらい成長したんだろうか?ということを真剣に考えていた。子狸なんて放っておいたって成長するんです、それは本人・・・というか、脳やその他の内的要因によってね、いやも応もなくあいつらは成長している・・・。

 この数年で1カ国語覚えているんだから、それはもう脳細胞の発達は、まさにモーターが仕込まれているかのごとき、早さで回転しているんだろう?

 一方で五十を超えている店主ときたら、モーターの精度はかなり落ちている。ほかに身体的性能もかなり落ちた。あちこちもうダメダメなんでありますが・・・。

 だとしたら、この三年子狸は成長し、店主はただ後退していたのか?とは思いたくはない。日々何かしているわけで、その何かが何かに添加されて、なんかにはなっているんじゃないか?と思うんだが・・・。大体石の上にも三年といって、三年しゃかりきにやったら、どうにかなることもあるだろう?

 そういう展開がこの三年間、この店主にあったかな?なんて真剣に考えていたら、卒園式は終わっていた・・・。

 未だに、成長した子狸に対して、成長した店主・・・ってなんかあるか?と真剣に思いつつも落ち込み寸前・・・なnだよなあ・・・。

 てことは横おいて、話を戻そうか?

 娘は伸びて母を追い越し、追い越された母はもうそれ以上身体的にデカくなることはない。そして目の前に、パイプの丈夫な、当分壊れそうもない娘の乗り残した自転車がある。・・・どうする?乗るか・・・となるでしょう?当然!

 なので、体の大きくないご両親が子供に自転車を買ってやるとしたら、一も二もなくルイガノでしょ!数年後には、こちらがいただこう!っていう下心で、十分なんだと思います。

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 お母さんが使うなら、カゴは必需品。でも前がサスペンション。道によって上下してしまうので、カゴ付けは難しい。そこでフロントキャリアをつけてそこにカゴを載せることになる。

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 こんな感じで下のメッキの部分がキャリアというわけで、そこにカゴを挟み置く。

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 見た目としては、ヘッドチューブ側と下からがっちり止めていないということで、ごそっと落ちるんじゃないか?と思えなくもない。まあ、それは大丈夫でありましょうが、あまり重いものを恒常的に載せるのは、それは正規のカゴの付け方のものとは区別して使ってね・・・ということになりますね。

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 それとギアの意味にいまいち明るくない多くのお母さんたちのために、フロントメカは取り去ってしまった。リア七枚だけ。

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 フロントのシフターもなし、取り去ってすっきりです。

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 この下後ろギアのスプロケ周り、チェーンなどは新しく、やりやすく調整。こういうのって、意外と大事かな?と思います。

 たぶん後ろ七枚すらも使いこなすのが難しい方々に、プラス前三枚なんていうのは、もう頭こんがらがりギアっていうことで、たぶんあってもいじりはしないでしょう、なら外してしまった方がいいんじゃないか?

 本当につらかったら、フロントメカの代わりに指でチェーンを変えてやればいいんですよ。

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 いくらお母さんが小さいと言っても、大人なんで、このくらい以上のピラーは確保しないとね。むしろ子供自転車という余裕から、適切なシートの位置なんていうのに気づいて、乗ってくれたら、これまた自転車に対する対応も変わる・・・ように思います。

 この自転車、体の小さいお母さんも前傾になるので、今までの自転車とは違うよ、きっとね。

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 そもそも自転車に大人用も子供用もない。一定の体の人がいて、それにあった自転車に乗るだけ、それが基本なんですね。

 そういう意味で「子供用」自転車だって、これから体の小さい方や、高齢者の方々にとって、より快適な自転車環境として役立ってもらうという潜在的可能性は決して低くはない、と思うのね。

 まあ、さっきの話ではないが、こんなことを考えながら、思いつきながら、それに伴った自転車を実際作っては乗ってもらい、よりよい自転車環境を整えていくこと・・・、こういうことがどこまでできるようになったか?ということが、店主にとっての一義的な成長なんだろうなあ・・・と思うことにしようかね?
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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