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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

警視庁自転車機動隊・・・設立!を願って・・・



 これだけでも全く問題のない、ディスクロード。ジャイアントなんですわな。

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 おきまりのヘッドチューブが太い。高速で下っているときのガッツンブレーキをここで支えるためなのか?前回りが堅いということだそうですね。

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 そして当然時に体重以上の力のかかるBB周りも極太にできてますなあ。この辺はあまたあるカーボンフレームの定番といってもいいかもしれませんね。そして・・・

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 その分なのかどうかはわかりませんが、シートステーがやたらと華奢というのもよく見られますね。車体によっては大丈夫なの?と思われるくらい、細いのがありますね。たぶん相当下側の強度が高いんでしょうね、だから形だけ・・・に近いのかもしれません、本当に細いものは細いですからねえ。

 とまあ、何の落ち度もない、この車体なんでありますが、再塗装のご依頼と来た。

 今回は塗装・・・というよりは、再デザイン化・・・といった方がいいかもしれないなあ。二色塗り・・・なんだが、グラデーションで二丁拳銃方式、つまりスプレーガン二本で吹き分けるというのと訳が違う。

 しっかりマスキングして塗り分けるという、これはまあ手間が倍以上かかるやつであります。

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 こういう感じで白黒の塗り分けなんですね。ラインで分けるというね、そういうやつです。

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 フォークまでご丁寧に白黒との塗り分けね。

 で、ご依頼のコンセプトというとそれはズバリ!

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 これです!つまり、パトカーをイメージしているんですね。

 曰く、警察官が是非とも公務で乗ってみたいなあ、と思えるような、そういう自転車にしてほしい、というご依頼だったわけであります。

 警察官と自転車というと、あれですねえ、店主らの頭に最初に浮かぶのが、カトちゃんががに股で、ピンカラ兄弟歌いながら出てくる、お巡りさんと白自転車。荷台に四角い缶載せている例のやつですわ。

 あれはお巡りさんの歩行の延長としての自転車であって、彼らとて決して車両としての自転車という意識はない。その証拠に、平気で歩道走っていますもんね。

本来なら、道交法違反でしょう?だって自転車は基本車道なんですから。でも、ある意味無理もないというのが、日本における自転車の地位というか、成り立ちとの関係かと思うんですね。

 通常、ハイハイから、二足歩行に移り、三輪車などの遊具、そして補助あり自転車、最近ではストライダかな?そして二輪の自転車という流れをほとんどの子たちが赤ん坊から踏襲していくわけであります。

 この流れから自転車は歩行の延長、という意識が根付きます。歩行の延長だから、歩道を走るのは当たり前。車道に出ようもんなら、危ないから歩道走りなさい!というのが当然の意識なんであります。

 一方で、サイクリストといわれる方々は、自転車=車両という意識から来ますんで、車道は当たり前と言うことになる。

 意識としては、歩行の延長としての自転車と、車両としての自転車は断絶していると考えていいかと思います。そして道交法は後者に基づいて作られているんじゃないか?とね。

 ただ問題なのが、意識としては断絶しているものであっても、ものとして両者を区別するのは大変難しい、スポーツ車と一般自転車でよくない?なんてことはザッといえるとしても厳密な区別は、結論先にいうと不可能といえるでしょうな。

 だから自転車問題は難しい。車両と歩行延長・・・、どこで区別するか?ということになるとその境界線あたりで吟味しても、結論は出ないんでありましょう。

 こういうときは、境界ではなく、両極から考えてみるのはどうなんでしょうね?

 つまり、補助輪取れたてのヨロヨロ自転車という歩行の延長が一方の極であるとすれば、もう片方は下り100キロ越えもあり得るようなスポーツ自転車ね。

 この極端の白と黒の間の、幅広いグレーゾーンというものがありまして、自分は一体どちら側のどの辺に属するか?この時、自転車の車種だけでなく、ご本人の自転車運転の技術も含めての考察になると思いますな。

 年齢的には中学生くらいから、車両としての自転車というところに意識転換していくのが順当ではないか?と思いますがね。

 そうすると、次にそうした指導の根拠になる体制も作っていかないといけません。

 歩道を平気で走るお巡りさんがいくら「中学生になったら自転車は車道走ってね」といっても説得力ないわ。

 そうした時に登場するのが、車両として自転車にまたがる、警視庁自転車機動隊なんであります。車体としては、今回まさに取り扱ったこの手のものであります。

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 それなりの格好とヘルメット着用、機敏に車道を走る、車両としての自転車を象徴するような車体に、車両としての走りを体現させる、こうした体制作りも重要なんじゃないか?

 駐在さんがスクーター乗るのと、白バイ隊って全く違うでしょ?ある意味白バイ隊の自転車版を作ることなんじゃないか?と店主も思います。

 そうすれば、箱根駅伝の先導も自転車機動隊がやる、これはいいアピールになるぞ。選手に排気ガスを吸わせない、選手を先導しながらも息が上がらないスーパー自転車機動隊先鋭部隊を編成するなんて、夢のある話だわな。

 警視庁に先んじて、神奈川県警でやってしまえば、箱根五区で注目されるぞ!

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 なんてことなど夢想しつつ、ご要望にどこまで応えられたかな?なんて思う。

 最近は子供のうちから自転車ヘルメットを着用するなんてことが起き始めている。照れもなく、かぶるのが当たり前になってくれば、それは幼少の頃からの自転車=車両意識の芽生えにつながるんじゃないか?と思う。

 下流からはそうしたこともできなくはないが、上流?からは是非とも自転車機動隊構想なんかでかっこよくセンスよくやってみたらどうか?なんて思うぜ。

 大体公務員さんたちよ、特別公務員は白紙領収書でもよかったり、平気で国権の最高機関でうそつてもよかったり、一般公務員も国の財産を売るなんて大事業に、記録を一年未満で廃棄していいとか、これだけ騒がれている大問題に捜査機関である検察が何やっているのかも見えてこない・・・。道徳の教科書の検定する役所が率先して違法な天下りの斡旋をしている?

 ちなみに、人民は白紙でない領収書を集めてそれを日付ごとにノートに貼って、青色申告の場合、記録は七年の保管義務があるだって?


 上流での仕事は影響力が半端ないはずなのに、その本人たちに自覚があるようには見えない、全く示しが付かない。

 末端および各所でまじめに働いている公務員の皆さんにとっては、さぞや忸怩たる感情を持っていることだろうな。

 ちゃんとやろうぜ!ちゃんとよー!

 と自戒も含めてそう思う。

 この発注も実はある地方公務員の方の発想なんだな、それを形にしただけなのだ、ただ、そういうちゃんと考える公務員もまだまだいるぞ、ということが、救いになるよう、人民もしっかり動かないとな。

 締まっていこうぜ、締まって!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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