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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

親子で直そう!自己点検



 この一本スタンドに子のせを付けている自転車に両足スタンドその他、メンテをしてくださいとやってきた。

 まあ、お安いご用なんでありますが、それにプラスということで・・・。

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 子供の自転車も持ち込んで、ブレーキの調整をしてほしいということでありました。

 普通に乗っているお母さんの自転車と、アッチぶつかりコッチぶつかり、それにいたずらなども含めての子供車と一体どちらが壊れやすいか?

 子供の年齢によるんだろうなあ、小学校のまんなかあたりから、特に男の子の自転車は、よく壊れやすいんじゃないか?と思います。高校生のヤロウどものは今回はちょっと例外・・・。ややこしくなるんで・・・。

 店主自身がそうだった。パンクは当たり前、ロットブレーキの棒が折れた、ハンドル曲がった、チェーンカバーのねじが外れた、なんてことがまあ連続で起こっていたわけでありました。

 そのたびに小銭もらって、当時小沢輪業だったかな、そこへ行っては、おじさんにソフトに怒られながら、直しにいってもらっていたわけであrります。

 あまり続くと、当然親から「またこわしたの!?」という叱責が飛んでくるので、その辺壊れ方の程度によって、親への申し出を考えていた記憶があります。

 なんか後ろブレーキのナットをいじっていて、ブレーキが突然効かなくなったことがあったんですが・・・。これは故意な訳で、走っていて壊れたならまだ申し開きもできるんだが、自分でやって効かなくしたなどということは、これはまた怒られるだろうからと、秘密にしていたこともあったなあ。

 耳鼻科の帰り、効かないブレーキの自転車で下り坂でヒヤっとしたことがあった。もちろん靴で止まったいたんだが、そんな経験から思うことがある。

 今回の親子でのメンテというのは、ちょいと大事かもしれないね。たとえ何にもなくとも、「お母さん自転車直しに行くから、あんたも一緒に行って診てもらおう」と言ってくることね。

 そういうところで、故障が見つかることもある。

 自分で壊してしまった自転車については、場合によって子供はそれを隠すことがあるんです。だってそうでしょ?素のまま「壊しちゃった・・・」と告白してきた子になんて言います?というか大抵の親はどう反射してしまうか?

 まあほぼ怒るよね・・・。親も悪気なく怒るんだが、怒られる子供もたまらない。ものを壊す・・・これはたいていの子供にとって重要なこと、大切なことなんです!確かに買ったばかりの・・・作ってやったばかりのものを壊されたら、このヤロ!と思う気持ちもわかりますがね。

 それでも、それにもまして、壊すこと、分解することは本当に大事なことなんですよ。なので、子供が萎縮しない程度のところで、注意する・・・というその辺でとめることはできないか?

 まあ、これも難しい・・・、つい「またやったな!」となるのが、通常の親という生き物の性のようなもんだからな。

 なので、子供たちの自転車、特に男の子の自転車のブレーキ点検は、時々してやってくださいな、くらいは言ってもいいでしょう。

 両手でブレーキレバー握って、本当に止まるかどうかを確かめるだけでいい。それで止まりにくい、止まらなかったら、怒らず、自転車屋に持って行きなさい、乗るんじゃないよ!とデコピンすればいいんです。

 まあ、そうした中での、ソフトな対応として、親子でメンテに行こう!は結構健全でいいかと思いますよ。

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 ここに両足スタンドつける。ディレーラーがあるので、それを迂回するタイプのものを、だいぶ加工して取り付けました。自転車のエンドの形もそれぞれで、それに泥よけのステーなんかがまた多様な付き方してくれているんでね。

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 そして、この必要のなくなった一本足スタンドは切り取って終わり。

 その他シフター周りもいじったかな?フレームが頑丈で、とても気に入っているんで、今回しっかり直すということでね。しかし、なぜか撮ったはずの写真がない・・・どこへ行ったの?

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 そして、子供自転車は、まずはシューを交換した。ここが硬化していて、まず効かない第一原因だったかな。

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 それからワイヤーを交換する。ブレーキレバーで握られた力がワイヤーを通して、ブレーキを閉じる方向に働くんであります。この力を運ぶのがワイヤーということなんで、アウターとインナーの抵抗は制動力を弱める第二原因と言ってもいいんですね。なので、オイルを入れてワイヤー交換するだけでも、ブレーキは引きやすくなります。

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 このレバーも子供の手の大きさによって、調整できるようになっている。大人用の自転車にも、そういう機構の付いたものはありますよ。子供用、幼児用の自転車にたいてい付いています。今錆びたスプリング付きのボルトがそれにあたります。

 これで調整して、実際に子供が来た時に、握って感想を聞きながら、また再調整なんかする訳ね。

 今回は合格だったようだ。レバーとワイヤーとシューという三点をよくしたことで、しっかり効くようになった。

 両足スタンドが付いて、シフターが自由に動くようになった自転車でお母さんは上機嫌、子供もこれで怖くはないと、これから自転車に乗る機会がもっと増えるんじゃないか?

 雨の中でも二人で帰って行ったわ。

 親子でメンテ・・・いいかもね。語呂もいいよね。

 親子でメンテ・・・、親子でメンテ・・・ときたもんだ。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
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携帯070-5083-6962
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