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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

Wレバーから一気にエルゴに転身!それもありかもね!



  ナナギサワのフレームのこの自転車ですが、先日この形で再生して、街道に戻っていったわけですが・・・、戻ってきたんですね。

 やはりWレバーでは少々きつい、手元変速にして欲しい、タイヤもチューブラーだと管理が大変なんでクリンチャーにできないだろうか?

 かなり大々的な手入れになるが、そうやることでいっそう乗りやすく、管理しやすくして、より快適にこいつに乗り続けていきたい・・・というご希望。

 当店がのらない手はない・・・。あとはコンセプト、クラシカルな雰囲気はそのまんまなのか?パーツによってはそうでなくてもよいか・・・。

 ご本人曰く、成り行き上そうならざるを得ないのであれば、それはそれでいいということ。別にクラシカルにはこだわらない、改造しているうちにそうなったのであれば、それでいいということ・・・です。

 では・・・まずはホイールなんですが。ここで問題が、この柳沢のフレームが120エンド。両サイドに開いてみてせいぜい126ミリ。それ以上はフレームが堅くて、開きようがないという。

 なればハブの方をいじるしかない・・・。

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 ハブに付いている、この金具を少し削って調整するしかない・・・な。

 DSC_0475_convert_20170518201710.jpg

 こいつとシャフトの方を均等に削って、短くする。四ミリのダウンサイズに成功。

DSC_0477_convert_20170518201718.jpg

 削った結果、思い通りのダウンサイズに成功。

 DSC_0478_convert_20170518201726.jpg

 ホイールのセンターを再度出して、装着してみると、ピッタリはいる。狙ってはいたがちょいと感動もの。ミケのハブを使いました。

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 こいつからミケのハブに交換してくみ上げたんで、十速が装着可能になりました。

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 その結果、このふるいディレーラー、しばしお休みに。

 その代わりに・・・、

DSC_0589_convert_20170518201844.jpg

 十速スプロケに、コーラスのディレーラーがつきました。

 DSC_0536_convert_20170518201757.jpg

 そしてこのギアではあまりのも重いということで、持ち込みクランクにBBごと替えました。

 DSC_0587_convert_20170518201829.jpg

 持ち込みのコーラスクランクにちょいと小さめのギアを付けています。

 DSC_0588_convert_20170518201836.jpg

 フロントメカも交換です。

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 このブレーキレバーだけだったのが・・・、

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 しっかりエルゴパワーに変わっています。

 DSC_0594_convert_20170518201910.jpg

 ステムは衰えたこともあって、二十ミリ短いものに交換です。

DSC_0535_convert_20170518201750.jpg

 こいつも、クリンチャーに交換ということになる。

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 より近代的(?)なミケのハブで組み付け完了です。

DSC_0585_convert_20170518201821.jpg

 まあ、前の状態でもしっかり走れたものの、やはりハンドルから手を離す瞬間にちょっとした恐怖感とまで行かなくとも、不安感がわき出るようであれば、手元変速にしてやった方がいいし、その際、自分の足に合ったギア比にどれだけ近づけるか?なんてことも一気にやってしまうのはいいことだと思います。

 どうでしょうね。これはこれで一つのスタイルになっている、やはり細い鉄フレームには、現行品ではカンパベローチェーのファイブアームが合うね。

 各メーカーさんが新商品を開発するのもいいが、そういう論理とは別に、それはそれで楽しめる、工芸的にも、機能的にも、相応的にも、楽しめるコンポというか形式を実現化させる余裕はもうメーカーさんにはないのかね?

 そうね、今や鉄フレームに合うコンポと言えば、やはりカンパベローチェ・・・くらいじゃない?

 いずれにせよ、これで乗りやすくなれば、より乗られるようになるでしょう。そうなると体も変わるし、食生活も変わる・・・そういう好循環に持って行ける、きっかけに自転車がなってくれればいいんだが。

 それにもまして、鉄フレームはいいね、走ってみてもいいよ。適度な硬さというの?

 この手の車種の再生には、いろんな形式を持っているはずであるし、、この手の仕事は優先順位が高い、ある意味当店の存在意義のかかっているような車体だからなあ・・・。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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携帯070-5083-6962
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