因縁の車体 アランに化けられる レイダック登場

　よほどのへんてこな企画でも持ち上がらない限り、二度と登場しないであろう､アルミパイプの接着フレーム。

　

　これはブリジストンのレイダックで、当店因縁のフレームではあるんですが、これほどきれいなのもちょいと珍しいかもね。ジョイント部分をマスキングして、他をキャンディーブルーとかで塗装してやると、フランスの名車、アラン見紛うそのパイプの状態であります。

　こいつをどこから落としてきて、持ち込まれてきたんだが。

　

　シマノ600がコンポとして付いている。これはやり方によっては､嫌みのないビンテージにも変身するなあ・・・、従って盗難対策も必要になるかもね。

　

　最初チューブラータイヤが付いていたので、ホイールもチューブラー用かと思っていたので、まずはクリンチャーリムで組み替えるか？なんて思ったんだが、よく見たら、そもそもがクリンチャーでやんの。

　

　前後ともに､クリンチャーリムで組み替えて・・・なら、リアハブも８速以上にして・・・手元にするか？どうしようか？なんて考えていたんだが､当初の計画はおじゃん。基本メンテとなりました。

　

　チネリ系のハンドルが付いていたりして、結構前の持ち主はこだわっていたようですな。

　

　タイヤ交換は新品のものにして、いつもの調整だよね。

　

　チェーン洗浄やワイヤーの張り替えなど、いつも通り。

　

　スプロケ・・・これはまあ、７速ものシマノの字が邪魔だが。これは次の課題ということに。リアディレーラーだって、まだまだきれいだよね。あまり乗っていないのかもしれないね。

　

　シューの調子を見て、ブレーキ調整すると、まあ動く、止まるよね。いいもんというのはこういうもんだ。

　

　サドルも白いし､夏に向かうのでバーテープも白にしてみた。

　

　まずは乗れるように、ということで､今回はここまで。Ｗレバーをまずは使ってみるというのも悪くはない、そのご手元変速等に替えてもいいしね。

　アラン化計画も捨てがたい・・・。手元変速は､シマノ600から探してやれば､きっとマニアには垂涎の一台になるだろうなあ・・・。いやいや、乗るだけでない、いじり手のこちらもワクワクする伸びしろがあるなあ・・・。

　やっぱりレイダックは因縁の車体ではある・・・、次来たらどうしてやろうか？覚悟してろ！