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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

カゴ付け ポン付け ひねり付け



 子供の自転車にカゴ付けて。塾行ったりするのでちょっとした荷物と、虫かごのせたい。

 へえ、その年で塾かい、感心だな。そして虫かご・・・、文武両道だ。でカゴね・・・。
 
 例によっていくつかの自転車屋で断られたんだって。この車体、専用のカゴがないから、というの理由らしい。なるほど、つまりポン付けできるカゴがないから付けられないということだ。

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 なにやらデカイライトが付いている、そして泥よけも前にある。まずはこれらをどけるか移動しないとダメだ。移動したあとは・・・、どうするか?

 下と横から、二点から支えるというのが典型的なカゴの付け方であります。こいつは、下から支えるのは可能なんだが、横からとなると、ちょいと弱い。

 というのは、アヘッド式のコラムに横から支える金具を付けることになるが、これはキャップで上から挟むという止め方なんで、左右に振られる力には強いとはいえない。

 つまりハンドルを強く切ったりすると、ぐらつく恐れがあると言うことなんですね。特に重いものなんかの時。虫かごは軽いからいいが、塾の荷物というと教科書系でしょ?本は重いよね・・・。

 そこで・・・もうチョイ固定的な方法としては、フロントキャリアを取り付けてから・・・そこにカゴを付けるという手がある。

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 このフロントキャリア下二点は、Vブレーキの台座に固定する。そしてもう一点は、キャリパーブレーキも取り付けられる穴に、ボルトを通して、泥よけなどと一緒に固定するという方法をとります。まあ、この三点が効いているので、たぶん子供の荷物くらいには耐えるでしょう。

 かつて、今形式で主婦に前カゴ付けたら、10キロ近い米だのなんだのをのせて、ハードな使用したんでしょうね、キャリアの溶接の一部が取れたということが過去に一度ありました。恐るべし主婦の買い物・・・。

 まあ、今回はここまでの使用とは行かないでしょう。

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 ここに割と背の低いカゴを取り付けてた。見えにくいかもしれないが横止めは長めの金具で止めて強度を出す。

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 そして、手前に付いていたライトを、前付けにする。このライトはちょいと特殊な形状をしていて、なんか、手で外して、ランタンにもなるような変わりライトだった。上に、特殊金具で付いていたので、それを流用したんだが・・・。

 納車の際に、マンションに止めるとき、引っかけそうだということで、この金具を短く切ってよりカゴに近いところに取り付け直した。その際、カゴを外して、元の状態にしたいとき、この金具は元のようには使えませんよ、という確認を取りましたがね。

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 まあ、納車した完成車は、このライトより、寄り手前に付いていましたが・・・、取り合えいず、ハンドルやブレーキレバーにも干渉しないカゴが取り付け完了となりました。

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 よっしゃ!と。こんな仕事も午前遅くから初めて昼前後に終わるくらい、結構な手間仕事になります。でも、カゴ付けは思っている以上にクリエイティブなんです、確かに面倒なことも多いんですが、完成すると結構うれしい。

 当店にはカゴ取り付け金具、各種集めて引き出しに入れているんですが、それがコンテナ含めると二杯分くらいしっかりあるんです。新しいパッケージに入っているものから、アチコチから取り外したもの、加工途中でほっぽり出されたもの、何だ?これ?式のものまで、色々入っているんですね。

 そういうバリエーションパーツ類、素材類の海から、車体と用途に合った取り付け方が生まれてくる。もし、より重いものをはこぶカゴだとしたら、これにまた下支えが付くことになるでしょう。ハブと共締めして、下からガッチリ伸びる、太い下支えがカゴを支える。

 そのためには24インチ用に、金具を加工して、取り付け角度にあわせて曲げて・・・という展開になるんでしょうね。

 カゴ付けは思っている以上に大変だが、ある意味面白い。それがアチコチで断られたという尾ひれが付くと、一段と完成には感慨深いものがあるらしい。

 とにかく付いてよかったし、やってよかった・・・というちょいとした幸福感が伴うのが、またカゴ付け、なんであります。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
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