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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

折りたたみは その8割が折りたたまないという原則



 やっぱり、購入時はしっかり折りたたんで使おう・・・と思ったり、さしてそこまで積極的に折りたたもうとは思わずとも、いずれ折りたためたらさぞや便利だろうということで、折りたたみ自転車を購入する方は多いと思います。

 しかし、その内、実際何割くらいの人がその折りたたみ機構を使っているのか?というと、しまい場所に本当に困っているとか、常にキャンピングカーに積んでいるとかいう場合を除いては、まあほとんど折りたたんでいない、または折りたたみ機構を使わない、ということなんじゃないかな?と思うんですね。

 意外と折りたたむのが大変・・・とか、折りたたんで持って歩こうと思っても思いの外重かった・・・とか、いちいち面倒・・・とか、理由は色々あるんでしょうね。

 自転車に乗ることにはまる人は、折りたたみ機構のために剛性が失われているなんてことに気づき始めると、折りたためない自転車の方を物色し始めたりね。

 そういう意味で、日常使いに折りたたみ機構を大変うまく取り入れているのって、やはりそのトップはブロンプトンなんじゃないか?って思います。

 あれはまさに傘のように、簡単に折れて、それがスタンド代わりになる。毎回止めるたびにスタンド代わりに折りたたむので、折りたたむこと自体に全く違和感がなくなる、しかも簡単だわね。見た目より重くない・・・。

 長いステムのハンドル回りをのぞくと、大変優れた折りたたみ自転車ということがいえるでしょうね。

 で、ブロンプトンの話ではなく、その8割に入る方、つまりとりあえず折りたたみを購入してみたわいいものの、一度も折りたたむこと無く、そのまま乗っている・・・という。

 ほぼ雨ざらしに近い使い方していて、修理してメンテして乗り続けるか?それとも、その代金分の新車購入するか?なんていうご相談ね。

 当店の自転車屋気質にも書いてあるように、よほどのことが無い限り、買った方がいいとはおすすめしない・・・。

 まあ、最後決めるのはお客さんだが、これに乗り続けたいというのであれば、その希望叶えます、といういつものスタンス。

 で、いくらくらいかかるか? 

 そんなのやってみなきゃわかんねーや!といいたいところだが、その前に、仮に金かけて直したとして、雨ざらしにしたら三ヶ月で元の木阿弥よ、ということは申し上げておく。

 せっかく金かけるなら、その後の管理も今までとは違った管理しないと無駄になりますよ、という一釘は刺しておく。

 そして、大体このくらいから、このくらい前後まで・・・と思ってください。バラしたら、よりとんでもないことが見つかって、それよりも大幅に足が出るようでしたら、ご連絡いたします・・・。こんな条件というか、その後あり得る状況に了解をいただければ、当店としては施工開始・・・なんであります。

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 ギア回りの調整、洗浄、錆落とし。手間かかるんだぜー・・・。

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 ブレーキ回りも点検調整。シューの向きが変だと、その変な形でシューが変形してしまう。それをヤスリで直したり、直せなかったら、新品に交換したりね。

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 言わずと知れた、ワイヤー交換。シフターやブレーキレバーという指令元の力を、ディレーラーやブレーキアーチという指令先に伝えるいわば神経のような役割をしているのがワイヤー類なんですが。

 このワイヤーの途中、この途中はできるだけ抵抗少なくするための工夫が必要になりますね。ギアが変わらない・・・なんていうと、すぐディレーラーの方を見る人いますが、ディレーラーなんて壊れにくいもんなんですね。むしろその途中のワイヤーのトラブルというところが圧倒的に多い、といっていいでしょう。

 なもんで、ワイヤー交換すると劇的に動くようになる、というのはもう定説ですわね。といって、ワイヤー張るだけなら、中学生でもできる。ワイヤーを張って、ひたすら調整だよね。なのでワイヤー交換には、実はかなりの調整能力が必要になりますのよ。ある意味そこが技の見せ所、といってもいいかもね。

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 チェーンも前ギアから後ろギアに力を伝える、これは神経というよりも、筋みたいなもんかな?ここに錆や伸びのような、障害があると、伝達がうまくいかない。

 いいチェーンに、いいオイルをしまして、回してみましょうよ。別もんに思えますよ。ギア二枚は軽く感じます・・・。最近、ムオン、ケイテンのこの二点オイルはかなり気に入っています!おすすめ!

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 すっかり機嫌よくなった自転車を渡して試乗してもらうと、人によっては乗った瞬間からワッすごい!と乗り手も機嫌がよくなりますね。

 多くは、事故などで劇的に乗れなくなるのでは無く、徐々に悪くなっていくので、乗り手の方もその悪さに徐々になれ対応していくようになってしまう、悪いなら悪いなりに乗ってしまうこともできるのが自転車というものだ。

 だから、それなりに乗ってはいるものの、いざ、それをほぼ完璧に近く調整・メンテしてやると、そのギャップもあってか、驚く人が大半です。

 機械系にはどちらかというと疎いお母さん方も、調整がうまくいくとのったそばから歓声が聞こえます。やっぱりわかるんじゃない・・・。そうだよね、四六時中乗ってんだから・・・。

 まあ、自転車屋自体がメンテを重要視しなくなってきているので、仕方ないのかもしれないが、もっとコツコツメンテした方がいいよ!ということは言っておく。まあ、自転車だけじゃあ、ないんだろうがな・・・。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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