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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

展示会あれこれ 大坂グリップ工業に異変あり!



 リム等でお世話になっている、岩井商会さんの展示会にいってきました。今回は単独ではなくて、ご近所の道楽サイクルさんとご一緒しました。

 元々の本業は建築・内装系な道楽サイクルさん、副業ということなので、徐々にエンジンをかけていく感じです。今回は、岩井さんが扱っている、開業には安価で優秀な工具、サイクルズの工具を中心に物色に行ったんです。

 なれないと、同じようにしか見えないものも多いんで、店主のできる限りの解説と、仕事上の使い勝手などを感触などをお伝えしたりしました。

 店主もそうだが、専門工具を購入するというのは、楽しい・・・。道楽サイクルの店主さんと従業員さん(すでに建築系の従業員さんが兼任!)なんか楽しそう。

 こういう新たな店舗などの展開、新たな方々の参入で、自転車を巡るあり方自体がより深く成熟していけるきっかけになれば、と思う。「最後は人だ」、二年前に亡くなった師匠の言葉がこだまする。

 今回色々ありましたが、突出していたのが、あの大坂グリップ工業さん・・・。通称OGKってやつ。エエ?あのOGKが?ってね。

 これがどうしたのか?というと。例えば・・・、

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 こんなのを作っている。何でしょ?そう・・・、後ろかごなんですね。冒頭の写真にあるように、色展開もしているんですが。

 これどう見ますか?

 店主は一言面白い!と思いつつ、仕掛けているなあ・・・と思いました、いや、感心いたしました。小さい店舗が仕掛けるなんていうのはある意味当たり前、逆に仕掛けないとやっていけない・・・と思いますが。大きなメーカーが仕掛けるというのは、これは大変なことだと思います。リスクでかいしね。

 OGKさんくらいの規模だと、なんであれ既存のものを作っていれば、まあ、安泰なわけで・・・。大体マスなんてもんはね、そんなもんなんスよ!ってなもんだ。大手が作っているダサイものっていうのは、マスがダサイということのあらわれだよね、たぶん。

 見るに値しないような下らない番組を作っては地上波で垂れ流している背景には、制作側のマスなんてそんなもんだろう?という意図の表れであり、それに気づかず無駄な時間をヘラヘラ過ごしているマスなんてもんも大体そんなもんだ。

 政治もそうだろう、マスなんて、大抵すぐ忘れるだろう、謙虚ぶりっ子すれば、支持率は持つはずだ・・・。で、実際そうなんだから、どうしようもない・・・。

 世のボリュームゾーンに合わせるなんていうのは大体そんなもんだろう。

 それはさておき、OGKさんはそうしたゾーンとは違ったものを画策している姿勢がうかがわれる、それも強烈に。

 例えばね、

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 こういうヘルメットも作り始めている。見えないが、実は両サイドの一部に本革なんか使われていてね。後頭部のフィッティングのための形式も、スポーツヘルメットのようなダイヤル系だったり、バックル形式だったり、ゴルフキャップのポッチ方式だったり何種類かあった。

 これは、スポーツ自転車のヘルメットで発達してきた、OGKカブトさんからすると、大変チャレンジングな展開だと思う。

 新たな水脈を模索しているということ。スポーツ自転車を選択して乗る人と、実用自転車を仕方なく乗っている人の間に、選択的かつカジュアルに自転車に親しんでいる膨大な人たちがいる。ヘルメットの着用は、スポーツ自転車系には定着している。実用自転車に関してはほぼなし。ではその間の方々には?というと、装着するにちょうどよいヘルメットが実際あるだろうか?ということ。

 そこの層に当てた仕掛けだと思われるんだが。

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 一定以下の値段に押さえる。趣味のためなら金かけても、日常使いにはそこまでしないだろうというところがポイント。と同時に、自転車ヘルメット!という威圧感をできるだけ下げる工夫が、色使いやデザインにも現れている。

 先の頭のフィッティングベルトの種類の中にも、そうした工夫が現れている。スポーツ自転車になれている人にはダイヤル式。確かにこれが一番効率よくフィッティングするしね。

 しかし、これは帽子ですよ!という感覚から入りたい人には、バックル式や、まさにゴルフキャップと同じ仕掛けにて、自転車ヘルメット!という高い敷居を下げているんじゃないか?という工夫に見えるんだが。

 スポーツ自転車と実用自転車の間にいるらしい、カジュアル層にいかにして、ヘルメットが定着するだろうか?というメーカーあげての強い意志というか、姿勢が見て取れ、ちょっと感動的でもある。

 前のカゴについてもだ。「かねがね思っていたんですが、OGKさんとP○ズミさんには、いいデザイナーさんが付けば、もっと伸びると思っていたんですが・・・」などと生意気なことを申し上げると、

 「社内にも結構そういう傾向が前々からあって、ようやく・・・」ということでありました。

 先の、プランターのようなカゴも、実は店主も色々巡らせていたこともあり、それを巨大メーカーがやらかしたか!と、よくぞここまで!とこれまた感動的。

 カゴ付けはクリエイティブ!といってはばからない店主、裏趣味は実は各種形状のカゴを在庫していることなので、この早速のプランターもどきの在庫を決める!

 大きな力はゆっくり動く、というように、あの巨大メーカーの大坂グリップ工業さんも、ゆっくりだが、確実に独自のハイセンスに向けて動きつつあろうようだ、これは確かに異変であるに違いない!

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 他に岩井さんといえば、リムの岩井さん!といえるところで、時代遅れの手組ホイールを地味だが確実に支えてくれているところには、感謝なのであります!

 あとは・・・、

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 これスギノさんのビッグギア・・・。これが確か66T。あのインデュラインでもアワーレコードの際には59*14Tだったと思うが、この66Tっていったい何なの?

 聞くところによると、昨今のトラックレースはデカイギアが流行っているらしい。団抜きとかだとこんなのが使われる・・・そうだ。トップスピードが出る前に、足がダメになる・・・ようなとしか思えないが・・・。

 バンクが変わったからか?フレームが変わったからか?トレーニングの強化法が変わったからか?いい薬が開発されたせいか?何が何だかわからないが、こんなギアも使われる・・・ということだった。

 そんなこんなで、あまり展示会には足を運ばない店主であるが、岩井さんとなると、なぜか行く傾向がある、これも謎の一つなんだが、自分でも説明は付かない。

 まあ、営業の影響もあるかな?なんだろうね?

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※19日月曜日は、ラテン娘の南米報告会です。続々予約をいただいております。予約なき者入れず、ということはありませんが、事前に人数把握をしたいので、メール・電話・フェイスブック等でご連絡ください!

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※18日日曜日は、昼前からフリマです!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
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