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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

願いが叶うなら・・・



 重層的な意味でも、とんでもないものが飛び込んできた。

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 なんだこの幅は、100ミリはありそうだ。通常68ミリなんだが・・・。

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 土木で使う、一輪車、通称ネコというやつですね、あれを思い出すようなタイヤですが・・・実は太さがデカさが違います。

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 だんだんわかってきたかな?通常ではない太さのタイヤをはいています。しかも・・・、

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 手前一ねじり、向こう二ねじりで組んでいます。手が凝っていますね。

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 あまりのタイヤの太さに、フレームがタイヤの外を回って、ハブをとらえています。

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 改めて、タイヤがデカイ。雪の上や砂浜などでも潜らず走るファットバイクというものらしい。いかにもサリーって感じだね。

 こいつを組み付けて持って見せに来くれた人がいる。

 少年のように自転車に対する好奇心の強い青年だ。別の仕事をしていたが、それを辞めて自転車屋になりたい!という希望に燃えていたんだが。

 理不尽なこともあるもんだ。彼は自分の国に帰って数年の兵役に就かねばならなくなった、という。日本にまだ小さい二人の子を残しての強制帰国となるらしい。

 国にも色々と事情はあるんだろうが、二人の小さな子を残してまで、招集しなければならないのだろうか?しかも、再度日本への出国の保証もない・・・という。

 帰国の期限が迫っているという、もっと早く当店を知ればよかったとも言っていた。

 フラッと来ただけの人であろうと、ひとたび有縁となれば、この手の絶対的な理不尽を前に心が痛む、引き裂かれるようだ。

 彼は目をキラキラさせて、暫く当店の中を自由に徘徊していた。遠目に色々と刻み込んでいるんだろう・・・と思っていた。

 彼との会話の末尾には「無事帰ってきたら」・・・というマクラを付けて、「溶接覚えような」「ホイール組み仕込んでやる」「開業にはできるだけのことをしよう」と言っていた。「無事に帰ってきたら・・・」、なんて理不尽で残酷な条件文であろうか!

 一時間くらいか?静かに店内や作業場にたたずんでいた君。

 すると、彼は静かに口を開いた「僕・・・、もう少し日本にいられるような、工夫してきます・・・」と。

 この一時間に君の中に何が起きたのか?その決断に当店が深く絡んでいたであろうことをこの店主は重く受け止める、そして逃げることも、隠れることもしない。

 有縁となった君と君の家族のために、できる限りのことをしよう。ここは森山工業東京支部なのだ、天の師匠も深くうなずいているだろう。

 たぶん君は自転車を組むことの天才の一人だと思う、話の端々からそれはわかる。この世で、その路線で人の役に立てること、およそ天下一品となるであろう。それが実現するまで、できるだけのことはしよう・・・と思った。

 先の自転車は、実は帰国時に持って帰ろうと、すべてバラしたものだったらしい、ホイールから何からすべてバラしたものを一晩で、店主らに見せようとまた組み付けたということだ。

 それで十分じゃないか。

 人生何がどこでどう転機となるかわからない、もしそれが少しでもいい方向への転機であるとするならば、積極的に関わらないで、この店主の生きる意味など無い。

  お前が命がけなら、こちらの命をかけなければ、釣り合いが取れないからな。

 ミットは構えて待とう、いつでも全力投球してこい!受けて立つ。


 ※これは実話で、今後各方面の方々のお知恵とご縁と技術などをお借りすることもあるかと思いますが、その際には何卒よろしくお願いいたします!平に!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて十年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp
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