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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

カゴは意外と奥深い・・・



 これは、いわゆる子ども自転車用のカゴであります。根拠というものはないが、あま自転車のサイズに対応して小さく作ってある、ということくらいだろうな。

 このいわゆる子ども用のカゴなんだが、ちょっとクロスバイクとかでちょっと、置くもの欲しいなあ・・・と言うような方に勧めると、ヒットするサイズなんでもあります。

 だから、既存のカテゴリー、子供用、大人用・・・というような区分けを超えて、サイズと用途でカゴを見ようとすると、それはそれで結構選択肢のバリエーションとして見えてくるから面白いもんだ。

 元々箱のサイズは、小さめのサッカーボールかなんかをはめて運ぶにはちょうどいいのかもしれないが、ドッコイそれだけの用途とは限らない。デカイ買い物はしない自転車に、ハンドバッグが載ればいいの、なんていう用途にはもってこいなのだ。

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 このサイズも、一般的な大人用としては小さい部類に入るものだ。大体カゴ自体の背が低い、この辺も子供用にと作られているようだが、背の低いカゴはそれはそれで、見た目の問題としてもおしゃれともいえる。

 前傾を取るスタイルの自転車だと、どうしてもハンドル位置が低くなる。そこに既存の深いカゴを付けると・・・、実にアンバランスなのだ。そういう時はこういうのも悪くはない。

 ものによっては、カゴを低くするために余分と判断できるところは強度に影響ないところから切り取って外すなんてことも過去にはしてきた。

 かつてから比べると、実はカゴのバリエーションは増えているといえると思う。注意深く見ると、カゴには本当にいろんな種類があるもんだ。

 ポン付け以上の取り付けに燃える当店としては、そのカゴが付けにくいかどうかなど関係が無い、すべて形で選べるわけで、そうなると、実はこの店主、隠れカゴ収集マニアかな?と思えるくらい、変なカゴを見ると、つい手に取ってみたくなるという癖がある。

 一個ぐらいなら購入してみよう、その内売れるだろうから・・・イヒヒヒヒ・・・という具合にね。

 大抵のお客さんはカゴ付けてください、という場合前か後ろかの指示しか出さないね。あとはほとんどがこちらにお任せ。主婦であれば買い物の量などを聞いて、大体大きめのを付ければ喜ばれる。

 高齢者であれば、ちょいとコンパクト気味のやつ・・・という具合にね。後見た目を気にする人には、籐風のもありますよ、とか、低め高め、あとは色に気をつかってみたり・・・ね。

 今回は徹底して大きさにこだわった選択だったのだ。冒頭のやつでは一見はよかったが、やはり小さすぎる。必ず置くセカンドバッグを立てなければならないのがなんとも違和感あり、というね。それで次の写真のものをあてがったら、でかすぎる・・・。一般のカゴに比べれば小さめなんだが、この方にはデカイとのこと。

 さてこまった・・・。そうなると子供用のカゴと小さめのカゴのその間のサイズを探さないといけなくなる。面倒だが、こういうリサーチはやっておいてから後になって役立つというもんだ。

 大と小のカゴの縦横高さを測って、それを横に置きつつ、各業者のカタログとにらめっこを数時間。やった甲斐がありました。

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 ちょうどその中間に当たるやつが出てきましたよ。

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 三つ並べると本当に大中小でしょ?

 それでこの中をおすすめしてみたら、バッチリ!

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 元々ツーリング車をフラットハンドル化して乗っている、元サイクリスト。フロントバッグの大きさぐらいのが欲しかったと言うんですね。ちょうどピッタリですわ。

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 確かに、大きすぎず小さすぎずで違和感はない、モロ現役は下りたとはいえ、それでもツーリング車だから、やはり見た目というかバランスは取れている方が、いいに決まっている。そして懸案のセカンドバッグだか、しっかり横置きができた。

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 カゴ付け依頼の多くは、ざっとのサイズくらいで、後はお任せが多いもんだが、用途を絞って、バランスや見た目も重視するというカゴ付けの余地は今後も残していきたいものであります。

 ただでさえ、カゴ付けは奥の深いものがある、その種類をちゃんと把握して、専門品以外も使ってとなると、大変な質量を誇る世界になることは間違いないだろうな。

 自転車カゴの専門品だが、ちょいとご紹介しておこうか?

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 こいつは、サイズとしては、今回の中では最適だったんだが、なぜ却下されたか?というと、ものがプラスチックだったからだ。でも、こいつにピタリとくる車体や用途は必ずあるはず、と思う。

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 これは浅くて、大変広いカゴ。一般の買い物にもドンピシャだよね。低いのでものの飛び出しに対して工夫しておけば、使い勝手はいいはずだよ。

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 これはほぼ新聞カゴとしても使える、構造の本数も詰まっているのでとにかく頑丈、横幅に対して縦がないので、医者や学者やまじめな学生、または学生の大量の答案を入れる先生の鞄なんかを置くのに適していると思うんだがね。こいつに聴診器を入れた鞄を収めて、白衣のまま往診にいく医者の姿が見えますね。

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 こいつも横長なんだが、底がメッシュという変わり種。メッシュの目は細かいので小さいものを入れられるが強度はない、その分ぶつかった際には緩衝材になることも。

 そして今回の技ありが一つ。

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 こいつです・・・。

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 上からのぞき込むと、こうなっています。

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 底だと思ったところを持ち上げると、なんと下にも空間がある、しかもメッシュ!という事は、下は虫かご、上が普通のカゴという、夏休みの男の子用に作られたカゴである!という事が一目でわかる・・・(ウソ)。

 というように、当店は主にスポーツ自転車にマニアックな手入れをするように見られているが、もう一つの顔は、影のカゴ収集マニアであるということが、今日暴露されたわけだ、自爆だが・・・。

 新しい業者さんとの取引になると、そこが何を持っているのかをもちろんチェックしますが、そのチェック項目の中に静かに、そして人知れず、カゴの項目があったんです・・・。

 実は狸サイクルは、タヌキのカゴ屋だったわけなのだ!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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携帯070-5083-6962
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