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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

貴重になるなり 銀輪の



 かつて自転車といえば、銀輪・・・というのが定番中の定番だったんだが、いつの間にやら黒ばやり。何もかんも黒・・・。それでなければ、別な方面でカラフルになってきてはいる。カラフルなのはそれなりにいいとして、基本の銀、シルバーを忘れてはいけないよね。

 ここにある銀輪ホイールなんかは、もうかつてなら振り向きもされないくらいに、当たり前すぎるホイールだったんだが、今この手の新品探せ、となると結構大変なんじゃないかな?

 ことに、かつてなら当たり前の手組の風合いのあるオールシルバーなんて・・・もうすでに絶滅種?なんじゃない?

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 リムハイト22ミリのロープロファイルものなんて、何度も言うが、かつては当たり前・・・、そして今や貴重になりつつある。

 完組ホイール全盛だもんね・・・。

 そしてハブも・・・。

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 こんなきれいなシルバーハブなんて・・・そうないでしょ?シルバーであっても、梨地系だったり、パール系だからね。こうした金属感満々のハブなんていうのも貴重になりつつある。大森社長の魔の手は伸びています、当然・・・。

 鉄フレーム愛好者からすると・・・、こいつにあうホイールって・・・と悩みどころだったりしてね。完組でシルバーの鉄フレームに合いそうなホイールって・・・何だろう?完組詳しくないので、わかんない。

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 この辺の素朴系ハブもだんだんなくなりつつある。一様にスポーティーになっていくよね。その多くが黒・・・。

 ノバッテック回りだと思うが、TNIさんなんて黒しかないし、ミケはシルバーあるが、やはりスポーティーで角張っている・・・。クラシカルな車体に合うようなシルバーハブがなかなか無い。

 深刻なのは当のシマノなんかよりも、イタリアのカンパものだよね。

 カンパはもうとうにハブを作ること自体に、全くといっていいほど熱意はない。レjコードグレードに黒の前後ハブがあるようだが、値段ばかり高くて、モロスポーティーなもんで、なんか使う気が起きない。

 仮に鉄フレームに、カンパで組みたいと思っても、まあ大変なのがホイールのないこと。鉄フレームにピッタリの、かつカンパ版スプロケに対応したリアハブって・・・見たことある?

 なんかアクションスポーツが持っていたようだが、小ロットで作ったのか?一つ一つのパーツ値段がそこそこになってしまう。

 なので、なかなか・・・

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 こういうカンパものでの、クラシカル組が非常に難しくなっている・・・というのが現状なんだと思います。

 あって当たり前のはずのものが、静かに退場していったようで、気づいたら何もなくなっている、せいぜい中古市場を探すだけ・・・なんてことが、すでにロードクラシカルに起こっているのかな?という感じであります。

 スラムはシマノとスプロケを同じくした、なので、ホイールの互換性がある、その辺後出しじゃんけんのスラムは非常にうまい展開に持ち込んだ。

  ホイールはシマノ互換性。ある種ホイールはシマノに任せる。その他駆動系でスラム自身の見せ場を作るという戦略が功を奏したようだ。

 問題はカンパだ。当然自らをイタリアの老舗ということで、カンパはシマノとの互換性を全く模索してこなかった、むしろ裏を張っていたといっていいだろう。

 なので、カンパにはカンパ専用のホイール・・・厳密にはハブが必要になるという厳しい条件を自らに課したといってもいいんじゃないか?

 という事は、ホイールの資産の流用ができないということになり、ますますシマノからカンパ移りという道が閉ざされていったんじゃないか?と思う。結果シマノの一人勝ち・・・というか、カンパの一人負け・・・となったんじゃないか?と思っていますが。

 しかし、そこに一つ朗報が飛び込んできた。

 シマノホイールに、カンパ互換のスプロケが入るという、代物が開発された・・・。と言おうか、とっくに開発されていたのでありまして、かつての何度も当店はそれを使って、シマノホイールをカンパコンポにあてがっていたんだが・・・。

 その互換スプロケを作る会社が、なんとマレーシアから、ベトナムに移転した・・・という情報が入った。

 当店も生産現場から直で引こうと思って、お手紙書いたら・・・、当分移転のため、生産できません。数ヶ月後に連絡しますという返事が来ていたんだが・・・。

 なんとも、移転は終了し、生産開始という情報が来た。

 日本の代理店も、再度気合いを入れて、アピールしてもらいたいもんだ。

 その手のカンパ互換スプロケが来るとなると、鉄フレーム、手組ホイール、カンパ仕様という三拍子が復活できるようになる、という意味でも、すごい展開なんだが・・・。

 これがなかなかピンと来てはもらえないもんだ。まあ、時間をかけて、ゆっくり納得してもらえればいいかということで、地道にアピールしていこうと思いますわ。
 
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
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