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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

磨きの大森研魔 キャノンデールを越えたか?



 まるで写真スタジオか?と思うくらい、四方八方からライトを当てて確認、点検しながら研魔をすすめていくというのが、大森社長のやり方ですね。

 まあ、丁寧なこと・・・。採算性なんて考えていない、目の前の金属、その性質と癖から最良の手段を考えて、客の要望に応えることしか考えない・・・、まあやっているところを見たら、絶対お値段以上!と確信するでしょうね。

 元フレーム忘れましたが、キャノンデールのフレームでした。それを剥離して、ヘアラインを入れていく。

 磨きの第一は、素材の状態にかかっているといってもいい。同じアルミといっても、千差万別のようです。塗り物として出されているフレームの素材はやはり、荒いように思われる、というのが大森社長。

 最初からローフィニッシュで出荷しようとしているパイプはそれ専用なんじゃない?と思われるくらい、素材の質感が違うのだそうだ。まあ、そんな細かいことは大森社長くらいにしかわからないだろうなあ・・・。

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 シートステー・・・、細かい横線が入っていますでしょ?これが大森へアライン。

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 クリアをかけています。

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 各所によって、ヘアラインの方向が変わるので、その境界なんかどうしているんだろう?近くで見ていてもわかりません、全く理解を超えた作業やっている、それが大森研魔なんですね。

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 思った以上に時間がかかって、何度もまた、ご依頼主に確認してもらいまして、一度のOKが、ひっくり返ったりしてから約二週間、ようやく完成というね、本当採算どがいしの施工なのでありました。

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 本当よくここまでやりました・・・と、思います。

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 納車の際に、思った以上だ!と評価もいただき、面目躍如であります。

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 このデカールは当店で再現したもの。データはお客さん持ち。キャノンデール愛の強い方・・・でしょう。これは通常の切り抜きの逆、ネガを作って、貼り付けるというちょっと手の込んだやり方をしています。慣れの問題もありましょうが、ネガ貼るのは難しいです。

 通常なら200ミリで収まるところ、約その倍の長さだったもので、カッティングマシンの設定もかなり極端なところまでやりました。というよりか機械をだましてやるといった方がいいかもな。むしろ潜在的なカッティングマシンの能力を知った次第、良かったです。

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 まあ、駆動はこんな調子。

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 また、この組付けの際にステムとハンドルを交換したとね。

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 なんかこういうキャノンデールがあるようです、実際に。でも、このキャノンデールは、一台しかない、大森研魔の魔の手と、作品に対する執念に近いものがつぎ込まれています。

 すでに妖気すらたっている、徐々にですが、この手の研磨の依頼が増えています!三年先待ち・・・なんてならないうちに、ご依頼、急いで急いで!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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携帯070-5083-6962
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