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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

事故からの生還・・・匠のソウルレッド?



 青の鉄レーサーが持ち込まれています。

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 パナソニックの鉄レーサー。ブリジストンにしろパナソニックにしろ、華はないながら実直な自転車を作っていると思います。面白くもおかしくも、色気もないが、ひたすら実直な自転車・・・といっていいかな?

 だから好きな人は地味に好き・・・という自転車です。

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 それにまた105が付いている。実直なフレームに実直なコンポが付いている、面白くもおかしくもないが、ひたすら乗るには十分すぎるスペックです・・・。これ褒めているんですけどね・・・。

 こいつがちょっとした事故に遭った。本当ちょっとしたね。フレームの構造そのものには影響与えなかったが・・・。

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 ペイントに少し傷が入り、板金的に直せないか?と、自動車屋に駆け込んだらしい。それが同級生の青山自動車工業所。そこから、自転車のことはそっちで!という紹介からこうなった。杉二小学校連携・・・だね。

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 そんなわけできたんだが、板金は難しい。元色再現というのは、まあこの車体は新しいからなんとかできないこともないが、古く塗装が焼けているものとなると、まあ、難しいね。

 どうせやるなら、全塗装した方がいい、というのも、調色で神経すり減らすよりも、ドーンとやり直す方が、ずっと精神衛生上いいからなのだ。どうしても!!!という以外には、そちらをおすすめしている。

 そんなわけで、全塗装になった。どうせやるなら正反対の好きな色ということで、マツダの匠、ソウルレッドにしてくれない・・・と来たんだが。まあ大変なわけだ。

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 やはり、赤系統が嫌いでないので、調色には気合いが入る・・・。

 ただ、ネットで色見ても、各種写真の光の違いで、あてにはならない。そこから総合的に判断するしかない。

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 こんな感じかな?と、できるだけ自然光に近いであろう写真の中から判断する。

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 ただ、車は面が広くて、へこみは影で色濃く見える、その濃淡をうまく利用しているように見える。同じ色に塗っても形状による光の影響をデザイナーは狙っているに違いない・・・と思う。

なればあの手を使うか・・・、アイシャドウ・・・ね。

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 この手前のフォークの対岸のフォーク、同じ色か?という問いに、確実に答えられることは不可能かと思う。だって、見た目の色は違っているもんね。でも同じ色が場所と光によって異なって見えるなんていう経験は、日常茶飯事。あくまでもここから見るとそう見える・・・という以上以下でもない。

 アイシャドウとはそういう人の色認識と光の関係を逆手に取ったやり方といっていいね。

 正解は、見た目の色は違うと同時に、実は地の色も違います。対岸にはシャドウを入れているんです。

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 そうそうパナソニックのロゴは入れてくれと言うご要望でしたね・・・。

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 これが完成ですが、この写真でどこにシャドウがかかっているのか?を明確に指摘することができないでしょ?実質の色のむらと、光の濃淡が重なっているので、それはわかりにくい。と同時に、アイシャドウした女性の顔がのっぺらではなく、彫りの深い顔に顔に見えるように、この自転車もより彫りが深く見えるというようになっています。

 気に入ってくれるといいなあ・・・。

 再塗装は、新車を購入したような気分転換を味わえる。しかも下は慣れ親しんだフレームとなると、新車よりもうれしい、という方がほとんどだ。そして、色の力は実に強い・・・というのが実感だ。

 好きな車体でも、嫌いな色だったら乗りたくはない、あのネオコットだって、ピンクにされたら一瞥もくれたくもない・・・、この店主はね。絶対に塗り替える・・・。

 という事で、新車は欲しいが、難しいという場合、再塗装はいけます!おすすめです!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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