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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

文化の日!でした!

相変わらずの写真無し、ツーリング紀行です。

田中先生の絵を見に、池袋東武のデパートに寄りました。
一階からエスカレーターで・・・、店主の全く興味の動かない衣料品の数々・・・、みんな同じに見えます。3フロアぐらいまで、みんな同じ、これじゃあ、売れるわけ無いわ・・・と思いつつも、再度世間から隔絶されつつある自らを省みたのでした。

で、6階、降りると家具売り場。桐でできた椅子が・・・、高山の漆のタンスが・・・、職人技をみると目が輝く!これだよね!

その先に、調理道具売り場!ちょっと小躍り!
やはり刃物!日本橋木屋の柳刃に目が取られる。

鋳物の鍋もいいなあ・・・。

まだまだ、お買い物も捨てたものじゃないですわ、やっぱり。

どうも欲しいものがない、と自分が枯れつつある感覚が強まるこの頃ですが、イエイエまだまだ、購入するに値するものは、世の中にありますな!

で、美術展に到着。

絵の前のガラスが反射してうっとうしいですが、子供も来場するとかで、それは仕方ないことらしいです。

絵は、距離ですね。距離によって見え方が違う。しかも、一枚の絵が一つだけの適正距離を持つとはとは限らない。複数持つ場合もありますね。

購入を勧められましたが・・・。ステレオと同じです。
機種をいいものにしても、それを支える部屋がショボければ持ち腐れです。

それと同じ、当店のどこにおいても、これらの絵を活かせる場所はありません。

しかし、不思議です、絵の具には光源がないはずなのに、なんで陽光の光を放つのか?
スペインのリャドという作家の絵を彷彿させられた絵、動きが見える絵でした。

その後、ハナザンショのスッゴク効いた汁無し担々麺をいただきました。
山椒の使い方を習った思いです。

その後、春日通りをサイクリングしながら上野へ。

不忍池のまわりで、古物市やってましたね。

正面に見える国立博物館はいいです。
何がいいって、あの瓦です。

そうそう、銀座のど真ん中で、ひときわ店主の目を引くのが歌舞伎座です。

地震対策などしっかりすれば、瓦はいいですね。もっと日本のビルなどにも多用してもらいたいものです。軽い瓦での耐震設計された瓦と、昨今多用されすぎているガラスとどっちが日本の町の美観として相応しいか?結論出てますね。

大リンパ展をやっていました。人体解剖ではありませんよ。俵屋宗達さんたちのです。
常設も好きで、かつてはけっこう行きましたネー。

ところが!参加者全員、ワイヤー鍵を持っていないことに気づきました。
池袋の時には、地下駐輪場使ったので、際して意識していませんでしたが、今回は焦りました。

どこかで買う?という案も。

マア、秋は長い、また来ようということで、日暮里、ヤネセンをぐるりと回って、帰ってきたというわけでした。

途中に、国立西洋美術館のお庭に寄りました。ロダンの彫刻がただで見られます。
考える人、カレーの市民、地獄の門、アダム・エヴァ、弓を打つ人なんていうのが置かれていました。

彫刻も、いくつかの適正距離と角度を持っていますね。彫刻の展示で裏に回れないのはクズです。360プラスα(円でなく球)で見ないと・・・。

そこで、2つ発見!

ものはブロンズ、つまり金属なのに、作品の肩や腕は人の質感そのものでした。つまり、形が素材を凌駕しているんです、この場合・・・。今更のようですが、古代ギリシアの大理石による彫刻の衣なんかも、完全布の質感をしています。改めて、再確認。形が素材を凌駕する・・・。人体の形をしたパイプで組む自転車鉄であっても、人の腕や足のフォルムをした自転車。まるで御輿に乗っているような自転車もできるかも・・・です。

で、もう一つ。アダムの彫刻。コイツ、なんとヘソがついてました。人類初の人間なのに、ヘソが付いていたら、ヘソの緒、つまりアダムの前にそのお袋さんがいたことになるじゃないの!中世の神学論争では、アダムのヘソの有無が話題に乗ったとか。未決の問題だったために、中世の絵画などでは、その件のヘソのところに、イブの髪の毛をながして、隠していたりするものが多いとか、少ないとか・・・。

最後、高円寺の古本市にもよりましてね、半額セールということで、なんと・・・道元の上下二巻を五百円で購入。
弁道話と正法眼蔵が収録されています。これは一生かかっても読み切れる内容、生き切れる内容ではありません。それがたった五百円・・・、資本主義ってチャメッケありますね。これで一生本など買わなくても、思索できます。

皆さん本買いすぎです。読むべき本なんて、ほんの数冊のはずなのに・・・。

同じく、乗るべき自転車もほんの数台、それに出会えれば、僥倖なんでしょう。

そういう自転車と作らないとね。今日のサイクリングが、自転車作りにどういう影響を与えてくるか、来ないか、まるで発酵を待つ杜氏のように、気長に熟成を待つとするか。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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