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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

音がする 音が鳴る



 もらった自転車なんだが音がするんだ。確かにする・・・。

 その異音をとって欲しいという依頼。来たよ・・・。しかもどこからか?というと。

 同級生の青山君からなのだ。彼は知る人ぞ知る、青山自動車工業という、非常にマニアックな施工依頼も断らない、非常の希有な自動車屋さんなんだよね。

 引っ越しの時も軽トラ貸してもらったりと大変世話になっている古い友人なのだ。

 二人とも杉二小出身。なんと親同士も同じ小学校の同級生同士という仲なのだ。青山君は、小さいときから絵が上手、歯と歯の間からスーヒー音出しながら、サッサッサと描く絵がもう学年を越えていたね。

 絵だけじゃない、冗談のセンスもあったなあ。お絵かき帳をもじった「とえたぴ帳」というのを作っては、連載で学校での出来事をパロって描いた漫画は大受けだったのを思い出す。

 なかでも、星ピュン(星雄一君)と音楽教師木山先生とのからみをいじった作品は最高だった・・・。

 そんな側面を持つ彼だったが、お父さんの家業を継いでエンジン・機械の方に行ったというので、最初は驚いたよ。てっきりイラストとか漫画家になるかと思っていたからね・・・。

 そんなこんなで、結構年いってからまた絡むようになって、彼は彼で、店主が自転車屋をやっていること自体が不思議でならなかったようだ。確かにねえ・・・、末はサオ師かエロ作家・・・のはずだったが。

 でも分野もレベルも、向こうは車でこっちは自転車で違うんだが、ちょっとした機械の話なんかで今結構盛り上がるし、彼から学ぶところは非常に多いんだが、まさかこんな話をできるようになるなんて、お互い驚いているとろこはあるなあ。

 先日も、例の油圧ブレーキの件では、随分時間を使わせてしまった。ペーパーロックの話なんてすべて彼からのパクリなのだ。

 彼がフェイスブックなどで上げている仕事ぶりは、既に板金では超人的だわ。車というより、カエルの遊具の修理かと主ったら、イタリアのなんとかっていうスクーターだったかの修理とか。アチコチ回って結局杉並の青山自動車に来るということらしい。

 そんな彼から音鳴りの依頼ときたら、コチラもなんとか沽券をかけてと気合いは入る。なんとかより良くして戻してやらないとな、と。

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 しかし何度も書いてきたが、音鳴りというのは難しい。まずどこから出ているか?というのを走りながら特定するのが難しいのだ。大体はわかるが、押さえるのが難しい。走りながらだしね。車体はつながっているしね。

 そういう時は、締めるところを締めて。交換できるもんは交換するに限る。チェーン交換。音鳴りは少し収まるが・・・なれば・・・。

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 ボスフリーか?この手の柔らかいボスフリーを変速しないで使い続けるとピッチの関係で歯飛びや音鳴りの原因になり得る。高くもないので、交換してみると。なんか静かになったような・・・・ね。

 今回はクランク回りのBBのグリスなんかも入れ替えてみた。そうしたら、静かになったような・・・・。。踏み方によっても、体重によっても音鳴りは変わる・・・、厳密にいえばなんだが、でも普通に乗る人にはほとんど関係ない、音鳴りはしないに超したことはない。
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 シフターもリアディレーラーも緩いといえば緩いんで、その間のワイヤー交換して、両サイドを締めてみる・・・。音鳴りはまあ多少は・・・。

 ちょっとした原因がアチコチに点在している場合には、一気に激的に解消するのではなく、徐々に徐々に静かになっていく様な場合もある。

 そうした場合困るのが、どこで落としどころとするか?ということ。通常なら、まあこんなもんか?で済むもんも、青山君のものとなると・・・。誤解を避けると、彼がクレーマーのようにうるさいやつでは全くないということ。むしろ受け入れタイプ。

 だからこそ、有無を言わさない解決を見たいところなんだが・・・。

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 仕上がって、何度も乗る。急ブレーキかけたり、荒めにシフトしたり、体重かけて踏んでみたりと色々やってみて、まあ、合格ラインかな?というところで、終了。

 彼が乗って帰って、「調子よかったよ!」というメールでホッとする。いわゆるクレーマーなどの対応なんかよりも、機械を知り尽くしているやつの無言や、OK!の方が数倍脅威であり、うれしいもんだ。

 本当良かった・・・、車でお困りの時には、杉並の青山自動車へ、自転車でちょっと困っている人は、西東京の狸サイクルへ、これを称して、杉二連携!といいましょうか?
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
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