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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

名車中の名車・・・かも



 こんなところに無造作に置いてあると、ただの小径車なんだが・・・、

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 ラベルにはしっかりと、アレックスモールトンと書かれてある、しかもイングランド。お城製じゃない?(お城製ではないようです)

 ある意味一財産だよね。

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 ワイヤーがダメになったのと・・・、

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 ここ暫く放っておいたんで、メンテもかねて・・・という事だった。この名車は、いつもピカピカにしておかないとね。

 店主は正直小径車には興味は無い・・・が、折りたたみの雄が、ハンドル回りを除いたブロンプトンだとすれば、デモンタの小径の名車といえば、一も二もなくこれ、モールトンしかないだろう、と思う。

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 まずはキレイに面倒見てやろうじゃないか?という事でワイヤー類は交換。ブレーキから、シフトから、スゲー動くようになったよ、当たり前だが・・・。

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 チェーン交換に、スプロケその他も洗浄、名車なんだからもっときれいにしてやんな!

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 ブレーキシューとその他の汚れで真っ黒だったリム、大森社長が見過ごすわけには行かない、頼まれなくても、やってしまう。

 あとはBBも交換したよ。

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 トップチューブの中心あたりに、幅を取ったトラス構造がある、これがヨジレを完全に阻止している。そして・・・、

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 そして角度をかえて下から見るに先の幅広の横棒はなんと三角構造、強度が上がるわけだ。まるでクレーンのよう。まさにトラス構造というもんだわな。

 そういう意味で、自転車屋と建築屋、設計屋がコラボしたら、さらなる面白い自転車もできるかも知れませんな。

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 そうした剛性設計があるせいか、この辺のフロントフォークには弱いサスがある。このサスは神経に障らない・・・、微妙な良さがある。

 そして

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 サドルの裏にもエストラマー・・・とか言ったか?高分子か?の素材が噛んであり、これも超剛性をいい程度に緩和してくれているようである。

 これをドロップにして、本気モードにでもしたら、そんじょそこらのレーサーとは互角に走る・・・そうだ。

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 それにこれらが、本当か嘘か?イギリスの古城のなかで作られているという物語まで付いている。

 なるほど自転車を設計して、世に出すという一つのあり方が、ここに示されているんだろう。なるほど・・・、自転車を作るというのはこういうことか・・・とね。

 なんか変に納得しながらの、モールトンであった。これに続く、より画期的な、小径車の雄は、どうも当店回りから出ることになりそうだ・・・、数年以内に、世界をあっと驚かせる、そういう一台ができる、多分だが、その確率は大分高い。

 それこそ百年、二百年をにらんでデカイ、計画のうちのなかでの話ね、その完結にもちろん店主は立ち会うことはできないが、デカイビジョンと骨太の方針は、既に練りつつある・・・、気長にお楽しみを!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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