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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

30万の落とし物・・・・



 bd1とかつては言いましたが、今はちょっと名前が違うようですね。フロントの特殊形状のフォークを「あんどんフォーク」なんてこと言ってました。

 そういえば・・・、こんな魔改造やったことがありましたね。この行燈がダメになったんで、通常のストレートフォークにして、ブレーキが届かない分、ディスクブレーキにして・・・。

 長いコラムにねじ山立てて、スレッド化して、その中にさらに長いクイルステムを入れて、ハンドルを上げて・・・と。まあ開発者だったら激怒もんだろうなあ・・・。そんなことを二台ほどやった。以来、依頼は無い。

 この度、久々にやってきた・・・。

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 革サドル、しかも立派なのね。

 DSC_1536_convert_20171128212900.jpg

 ほぼ完璧な状態なんですよ。で、話がすごい。

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 こんな状態のいい名車がなんと二台、捨ててあった!というんですねえ。こんな感じかな?

 いや、こんな感じに置いてあったら、これは駐輪しているだけのこと。粗大ゴミ扱いで、マジで捨ててあったそうですよ。

 それを、当店の古いお客さん・・・、この方も自転車の神様が付いているね・・・、それを見つけたんだそうだ。ただ、さすがにそれをただ持って帰るには気が引いたらしい。

 そのお宅のチャイムを押して、本当に捨てているのかを確認して、「ならもらっていいですか?」と許可まで得て、持ってきたと言うことなのだ。

 ほとんど完璧な状態だったんだが、一箇所気に入らないところを見つけた。

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 二台とも、ヘッド回りが悪い、ということ。行燈だけに、前ブレーキかけて車体をふると、ガタらしきものがある。それが行燈によるのか?やはりヘッド自身のものによるのか?

 こういう時は分解して、まずは洗浄して、新たないいグリスを入れて、一からヘッドパーツ類を重ねて静かに、徐々に力をかけていくことだね。

 ちなみにこのこのヘッドなんだが、通常とは上下がひっくり返っていたんじゃなかったかな?

 ダメなら交換覚悟だったんだが、二台とも、スルスルっと復活した。そのほか、メンテ状、ブレーキワイヤーを一箇所取り替えて、まあ後はいいんじゃない?

 しかし、現行のこの二台の値段を調べて驚いた、二台合わせて30万なんだそうだ・・・。30万の拾いもの、たぶんこの方だからこその拾いものなんだろうと思います。

 当店に何人かいる、自転車の神様の付いている方。不思議とその方々を中心に自転車が集まってきてしまう・・・、そういう星の下っていうのがあるんでありましょうな。

 集めるんじゃなく、集まってくる。追うんじゃ無くて、付いてくる。ちょっとした境地のような状況であります。

 でもそれには秘訣はあります、鉄則のようなものがあります。黙っていて、集まってくるもの、付いてくるものなどありません。集まってくるもの、付いていくるもの以上に、ばらまかないと。そして結果として、集まってきたもの、付いてくるものに対しては、倍返し。

 わかっていても、なかなかできない・・・、できたものからわかった気になる・・・という話なのかも知れませんがね。
 
 さて、この二台をどう使うことが倍返しになって、さらなる付きもの・・・憑きもの?がやってくるのか?楽しみだよね!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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