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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

TRPテクニカルサポート・・・店でござる!



 トロフィーみたいでしょ?これは何でしょ?

 DSC_1572_convert_20171205221056.jpg

 角度を変えると・・・、ハンドル半分に、ブレーキレバーが付いているのがわかる。

 DSC_1573_convert_20171205221103.jpg

 そんでもって、ケーブルが引いてあって、ディスクキャリパーににつながって、そのキャリパーがローターをつかんでいる。つまり、これサンプルなんですね。

 単なる見た目のサンプルか?というと・・・、

DSC_1577_convert_20171205222055.jpg

 ちゃんと引けるんであります。見た目もさることながら、引き具合が体験できるサンプルなんですね。ただ、ワイヤー自体が短いので、このRでは、ちょっと引きが重く感じられるかも知れないので、その辺調整してやろうか?なんて思っているんだが・・・。

 ところで、こいつは・・・

 DSC_1574_convert_20171205221111.jpg

 見たとおり、ワイヤーで引いているので、機械式・・・、メカニカルディスクなのか、と普通に思われるでありましょうな。

 ところが、ところが・・・なんでありますよ!こいつにズズズイッとよってみると・・・、

DSC_1576_convert_20171205221123.jpg

 TRPと書かれているプレートが見えますが・・・これって、もしかして、リザーバータンク・・・なんじゃない?と思われますでしょうね・・・、ハイ、そうなんです・・・。

 んん?これは先程見た限りワイヤーで引いている、メカニカルディスクですよね。という事は油圧とは関係の無い機構のはずなんだが・・・、何で油圧の象徴でもある、オイルのリザーバータンクがあるの?

 当然の疑問でありましょう。

 ちなみに、プレートに描かれているTRPですが、これはテクトロ内ブランドとでもいいましょうか、トヨタでいうとレクサスにあたるということだ。

 先々月、台湾までテクトロ工場の見学と商品説明などでお邪魔したんだが、どうやら、今月をもって、当店はこの高級ブランドテクニカルサポート店として、公表されたという事だ。緊張するが、がんばるよ!

 まずは、各商品というよりも、テクニカルサポートなもんで、スモールパーツを発注している最中なんだよね。ものはもちろんお売りはするが、他でも売っている・・・でしょう、たぶん。なので、他ではやらないことなんかを細かく丁寧にやっていけたら、地味でもいいかな?なんて思う訳なんだが。

 レース機材なんて、売り出しは派手であっても、使い続けることで劣化していくものの管理、メンテというのも非常に大事でね、そちらは地味だけど、その体制がしっかりできてないと・・・と思うんですね、特にブレーキだしな。

 なので、勉強!勉強!勉強の毎日・・・なんであります!でもねーか・・・

 で、先の話に戻ると、このサンプルに取り付けられている、ディスクなんだが、こいつはメカニカルなのか?それとも油圧なのか?という事なんだが、答えは、後者!

 途中までワイヤーで引くが、最後のキャリパー内で、直接ローターをキャッチする機構は油圧の形式を取っているという、ハイブリッド型のディスクブレーキなのであーる!!!だから効くんだよ!

 ただ、キメラでおもしろいが、何でそんな中途半端なものが用いられるの?というのは当然の疑問でありましょう。

 うん、そこがテクトロさんのおもしろいところなんであります、従って、当方としても大いに応援して、コップの中の嵐であろうと、一悶着吹かせてやろう!という気になる、もの作りなんでありますよ。

 今シマノであっても、スラムであっても、油圧のロードコンポ、ブレーキ+シフター形式のものは、非常に高額な設定をされているわけであります。

 それに対して、もしロードコンポを既にお持ちの際に、例えば105とかね・・・、そのコンポを中心に油圧ディスクで自転車組めないか?なんて思う時、このキャリパーを使えば、ワイヤー引きのSTIで引けて、ローター接触の一番重要なところが油圧=効きまくり!という夢のハイブリッド車が誕生する!という事なんですね。

 まだピンと来ない方いらっしゃるかしら?これも近日中に組みますが、例えば油圧系のロードコンポといえば、もうシマノとスラムしかない、とほとんどの方はもう諦めていると思います。

 まあ、カンパの根っからのファンで、ディスクブレーキに興味を持っている方・・・あまりいないかも知れませんがね・・・。

 でも、カンパベローチェで、ちょっとシックに組みながらも、機能的にも優秀な油圧ブレーキが使えればなあ・・・という方もきっといるんじゃないか?なんて思うんですが。

 そんな方にも朗報ですよ!まだいくつかハブの問題などハードルは無くも無いんですが、カンパベローチェでもって油圧ブレーキという組み合わせも、このTRPを使用することで、たぶん、非常に高い確率で、可能だ!と断言します。

 近いうちに柳さんのオリジナルフレームにて、その勇姿をご覧に入れます!

 なんてな・・・。半年前には想像も付かない展開だわよ。まさか当店が油圧ブレーキのサポートをするようになるなんて・・・。

 でもまあ、乗りかかった船にはトコトン乗ってやる。それもまた、当店の流儀をしっかり残してね。特に、予告しますが、当店はやはりロード・ピスト系から始まった店として、やはりドロップ推奨する店でもあります、従いましてTRP出会っても、やはりその辺のラインナップなんかを強く推していく・・・と予想されます。カタログ見ていて楽しいもんな、事実。

 マウンテン系は専門店でもあるんだろう?もちろん持ってこられたら、やりますがね。

 今回、TRPさんとの邂逅もいろんなご縁のお陰でありますが、その商品ラインナップでもって、まあ色んなアイデアが湧いて出るような、もの作りをされている、というのも大きいでしょうね。しかも、シマノを刺激する・・・なんて最高だよね。

 シマノはライオンで、テクトロさんは決してノミじゃないが、当店はノミ・ダニのようなもんなんで、ならそれなりにTRPという劇薬でもって、シマノさんからその生き血いただきつつ、こちらはコチラで向こうには無害で肥え太ろう・・・という算段であります。

 先日も予告しましたが、120エンドのディスク車なんかも登場します。135ミリは当たり前、どこでもやっていますな。油圧に転んでもただでは起きない、ちょびっとだが、当店の色は残す・・・まあ、そのくらいいいだろう。

 徐々にだが、TRP開始!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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