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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

少年ロードマン 中年ロードマンに変身!



 少年の頃、こいつにまたがって、栃木の田舎道をかっ飛ばしていたんだろうなあ・・・・という様子が、大人になった今でもその背後に浮かんでくるような、少年大人さんが持ってこられたんであります。

 こいつを安全に乗れるようにして欲しい・・・。予算を聞いて驚いた・・・、それほどなら、いかようにでもできる予算・・・。

 なら前後ホイール組み直して、革サドルに革のバーテープ・・・とよぎらないこともないのだが・・・、この少年に典型的な自転車をまた再度30年後に乗ろうという時、最初から、そんなに変えてしまっていいんだろうか?とも思う。

 いい年になって、同級生に再会する時、お前誰?・・・という事も無くはないが、できれば、オオそうか!はいはい、わかった、面影あるわ、あるある!という方がいいに決まっている。

 面白い現象だが、小学校中学校と同じだったやつと、中学校だけしか同じでないやつとの、面影残像率というのは、前者が断然高いといえます。中学生の方が大人の顔に近いはずなのに、より子供の頃から知っているやつの方が覚えている・・・、どうも人間は顔の表面を見ているのではない・・・その奥から見ている、変化の度合いも含めてい見ている様に思われてならない・・・。

 どうでもいいか。

 であるからして、使えるものはできるだけ使って、昔の面影については、できるだけ残しておいていく方向にすることにした。

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 こんなのも、エネシクロなんかのクランクに変えてやれば、それは一気に格が上がるかも知れないが・・・、ロードマンは少年の車体だしねえ・・・。

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 きれいに磨いて、そのまま流用することにした。ただし・・・

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 中心軸たるBBは交換した。地味だがこういうところは大事!

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 チェーン・ワイヤー類そしてスプロケなんかは・・・交換かな?

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 機能上の問題で、リアディレーラーも交換した。スプロケは、今回はこれでごめんなさい。もう少し見た目のいい奴も探せばあります!

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 前のやつだとプーリーの消耗が激しかったんでね。

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 この独特なレバーは残したかったんだが・・・。

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 調整上どうしても無理だったので、バンド式のダブルレバーに交換した。これでアウター受けも付くので、将来手元変則、STIに変更することもできる・・・。

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 これもセンタープルにするなど、見た目重視での変更はできるが、まあ、そんなことはいつでもできるので、まずはできるだけ原型に近い状態で、のること・・・でしょうな。

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 注油や調整をして、ブレーキシューなどを入れ替える。ちょっと生き返るね。

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 固さもあったし、見た目もこれだったので、ここは交換。

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 メッキのレビン、こいつがいてくれるから、こうした旧車の再生には非常に助かりますね、丹下精機ありがたし!

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 ハンドル回りは、長年の夢を果たすことになります。

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 復刻版の補助レバー付き、これは少年時代にありましたが、ヨシガイさんの復刻です。スリーポジションから、ブレーキが引ける、流し乗りの自転車にはまあ、最適だよね。

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 はい、第一回!再開のための準備状態まで完成!これくらい面影を残しているので、30年ぶりの再開でもお互い認識できるでしょうな。

 オオ年は取ったが、まだまだ行けそうじゃない!とお互い言いあうだろうな。30年ぶり、またよろしくな!コチラこそ!

 ある意味、実用自転車のツーリング車の間のような車体。流して乗るには最高かも知れない。ギアだって十分あるんで、長距離も、登だって行けるだろうな。何のかんのと、離せない、一番便利で愛着のある自転車といえるかも知れないね。
 
 暫く乗って、もう少しいじりたくなったら、自転車に相談しながら変えていけばいい。それこそ革サドルでも、革バーテープでもいいし・・・、ホイールを交換してもいいかもしれない・・・、でも愛着が上回って、次も「できるだけこの状態を維持してメンテしてやってください!」という展開になるかも知れませんね。

 今までの空白の30年を、今後の30年で埋めればいい、七十代になったら・・・、またその時の状態と相談して、変えていけばいい、まあ、店主はその頃いないだろうが・・・、そういう自転車とつきあいができる人って、たぶん自転車に選ばれた人なんだと思いますよ。

 人が自転車に乗るんじゃない、自転車と人間の関係がそこにはあるんだろう。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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